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オーバーモンスター・コワード  作者: 心許ない塩分
フレンドリィファイア
61/106

11 ワンサイドキラー

「あらシルド、こんな天気でお出掛け?」


 ロビーの外から見える変わらぬ雨模様、太鼓を思わせるリズミカルな音色を背後に私はシルドへと声を掛けた。最近見慣れて来た彼のマント姿に雨除けの用意が出来ている事は分かるがこんな天気の日にわざわざ出掛ける事もない……何より宿場ロビー内で腰掛ける私とリズの横を素通りし、何も目に入らなかったように進むシルドに声を掛けずにはいられなかった。

「ああ」

 まるで今気付いたようにゆっくりと振り返ったその顔は目深まで被ったフードに隠され見えはせず、開いた口から漏れる声は抑揚も乏しく感情を感じさせない低い声。……それでも何か急ぎの用でもあるのか少しだけいつもより早く感じる口調で言葉が続く。


「少し出ないといけない。別に雨だって問題ないだろう」

「うん? うん、まぁそれはそうなんだけど……よかったら一杯飲んでいかない? さっきリズが用意してくれたカッフィーなんだけどね、この子が用意すると本当においしいんだから」

「え……あ、うん」


 優雅……に見えるだろう手先でカップを掲げ、黒く揺れる湖面をシルドまで見せるようにトレイに戻す。陶器の皿と入れ物とが重なり合うカチャリという音が漏れ。立ち昇る湯気の向こう側からまるで抗議するようにリズの視線が殺到しているがとりあえずウインク一つで抑えておく。

「……」

 シルドは無言のまま顔だけはこちらへと向けてくれるが更なる反応は帰って来ない。……ここはもう一声とシルドを誘うように手を広げ。恐らく彼が今最も気にしているだろう、新しい仲間の名前まで出して笑みを浮かべる。


「一杯ぐらいはどうかしら? 実はさっきまでコワードちゃんも居てくれたんだけど途中で帰っちゃってね。……何か悩みでもあったのかしら疲れた様子だったからちょっと心配だけど……」

「知ってる」

「……あら?」

「だが悪いが急いでいる。予定を遅らせたからな、時間がないんだ。飲み物はお前達で勝手に飲んでろよ」

「あ、シルドー」

「……」


 足早に横を過ぎ去っていくマント姿……取り付く島がないと言うのはおよそこういう事を言うんだろうか。一方的に会話を切り上げたシルドは宿場ロビーの横を抜けてギルドの方へ、そのまましばらく待っていれば奥からは木擦れの音と扉の開閉音が僅かに響き、外の雨足の音が一瞬大きくなる。雨ざらしの音は二度目の扉の音と共に再び小さくなり全ての余韻が消えたと思ったら隣の席から漏れる明らかに安堵した吐息。向けた私の視線に気付いたのかリズは自身のカップを手の中で転がしながら小さく肩を落とし、黒い表面へと視線を落とすと素っ気なく呟く。


「私、アイツ嫌いだわ」

「……リーズー?」

「う、分かってる……けど」

「ふむ」


 毎日のように接客業に精を出すこの子がこんな風に誰かに対する愚痴を零すのは珍しい。一応はたしなめるべく声を掛けるが居心地を悪そうにしながらも訂正する様子はない……こういう所はコワードちゃんに似てるんだけどね、と内心だけで思うがあえて言うような事はせず次の言葉を待ち続けた。


「でも……」


 やがて漏れたのはボリュームは落としこちらを確認しながら言うような小さな声。向けられる顔だけで内側に溜め込んだ不満のようなものが見え隠れし、揺れる瞳は私と、そして自身のカップとを行き来する。


「何かあの人、感じが悪くない? こっちから声を掛けても反応ないし、いつも勝手だし。……これで私に何か非があるっていうなら納得するけど何も言われなきゃさすがに分からないよ? コワードくんだって絶対いい気持ちはしてないはず」

「……まぁね」


 慎ましく遠慮がちに見せながらもそれでも尋ねてくる質問は直球であり、少し唇を尖らせながら言う様子に私自身苦笑いを浮かべて見せるしかない。



 不満……そう言えば確かに不満なんだろう。言い方を変えれば疑心とさえも言っていい。

 呟いたリズの言葉通りにコワードちゃんが決して面白く思っていない事は分かってる。言い出そうする様子だけを見せても結局言い出せないことも。


「……」

 シルドから報告されたクエストの結果。『コワードが大活躍をした』と言う言葉はきっと『嘘』だろう。明らかにボーッとして時折凹んだ顔をするコワードちゃんを見ていれば嫌でも分かる……さっきのお茶会だってあの子を元気付けようと思ったのに疲れた顔をして途中退席してしまい……きっと精神的に参っている部分があるんだろう。でなければ折角取った『コミュニケーション』に逆にゲッソリしてしまうなんてどう考えてもおかしかった。



 ……しかし。



「まぁ、シルドも色々あるのよ。今はうまくいってなく思えてもきっと時間が解決してくれるはずよ。……確かにちょっと気難しい所があるんだけれどあれで根は素直で真面目な子なんだから」

「え……す、素直? あれで?」

「ええ! かわいいでしょう?」

「……ないと思うなぁ」


 自信たっぷりな私の言葉とは反対にリズは微妙を浮かべ半笑いするように口元を曲げる。間違った事は全く言ってないのにこの反応の違い……意思の疎通っていうのはやっぱり難しいもので、どれだけ私が真面目に言おうとも目の前のリズがしっかりと受け止めてくれるとは限らない。


「……そうね」

 それはきっとコワードちゃんも、シルドも同じはず。どちらもが相手を嫌ってないのは私には分かるのに、肝心のお互いの間ではそれが全く行き来出来ていない。

 本当なら私が間に入って、しっかりと説明をしてあげたい所ではあるけれど。


「……難しい、のよねぇ」

「え?」

「いやコワードちゃんとシルド。シルドもちょっと複雑でね、下手に話そうとして誤解でもされちゃったら余計に拗れるし……ふぅ」


 まだ暖かみを残すカップを再び手に取り口元へと運ぶと傾ける。鼻腔をくすぐる透き通るような香ばしい香りと口内一杯に独特の苦味と酸味が広がり頭をリフレッシュさせてくれる。伸ばす片腕で、机の上の皿から摘み取るのはお茶菓子にと用意した小さなクッキー。指先大の大きさの物を口へと放れば、苦味を中和する火の通った砂糖の優しい風味は思考の手助けをしてくれて、パキンと割れながらも上げる小気味良い音もまた趣があって良い。


「ふむん」

 仲介はしたい……したいけれど出来れば自分達の力だけで仲良くなってくれるのが一番理想的。

 『何も知らない状態』で仲良くなってしまえばコワードちゃんの方にも心の準備が出来、シルドもシルドでいつかはちゃんと分かってくれるはずだと信じている……どうも頭の中の考えだけだと信じてるとか見守りたいとかそういう精神論めいたものばかりで明確な閃きは何も……。


「ア……」

「うん?」

「あーーーーーー!」

「びくっ、い、え? 何?」


 突如上げた私の大きな声にリズは手に取ったばかりの焼き菓子を背中の後ろへとすぐに隠す。……いえ別に奪って食べようなんて思ってないんだからそんなに警戒をしなくていいと思うのだけど……そんなにがめつく見えるのかしら私って。


「えーっとね、驚かせてごめんなさい。そうじゃなくて思い出したのよアレ。丁度いいものがあったじゃないってね!」

「……えっと、父さん大丈夫? 疲れてる? お菓子取っちゃって本当にごめんね」

「いや違うからっ……もういいわ」


 尚も疑惑の視線を向けるリズはとりあえず置いておき、私は椅子から立ち上がると宿場カウンターへと足を進める。木製の磨き上げられた長机の向こう側には宿帳や書類一式をしまう為の本棚があり、そこに近付くと記憶を探るようにして手を伸ばす。……それ程前の事じゃなかった為近くにあると思って探していると棚の端へと寄せられていた紙束の中に目的の物はあり、手に取って中身を確認した後にリズへと振り返り笑みを浮かべる。……状況が把握仕切れていないのかリズは首を傾げるばかりだったけれど私は自分の思い付いた妙案に微かな希望の光が見えたような気がして笑みが深まる一方だった。


「この前丁度リズがいない時にね二人組の旅人が来たのよ。……まぁお客様って訳じゃ無くて私に手紙を届けるのが用件だったらしいけど。……コレ。一応受け取りはしたんだけどね知らない相手じゃないとはいえちょっと怪しいから保留にしてて」

「保留?」

「ええ……ふふっ、ねえリズ分かる? 手っ取り早く相手と仲良くなる方法。……昔からね、苦楽を共にした仲、同じ鍋を食す友、肩を貸し合った相棒って言ってそういう人達にはねアッツーイ友情っていうのがあるの。一緒になって困難を乗り越えることによって互いに信頼が芽生えるのよ!」

「そ、そう……何か父さんが言うと別の意味で寒気がする予感しかしてこないけど……」

「……どういう意味かしら」

「え。ふ、うふふ」


 ……再び半笑いの表情で場を誤魔化そうとするリズに何か言ってあげたかったけどとりあえず嘆息を吐いて我慢する。本当に自分自身に対する周りの評価を心配してくるけれど手の中の封筒を……正確にはその中に収まっていた『クエスト依頼書』を広げ、僅かに頷いた。願わくばコレがいい結果に転がり、二人の若い冒険者が互いを支え合えるようになる事を。



「ずばり、遠征よ!」



 ……ザザザザザと絶える事なく降る雨の音。その雑音に負けて消されてなどしまわないように私は大きく声を上げて胸を張って見せた。




―――――――――――――――。




「つい、持って帰ってしまった」

 自室へと戻りベッドの上へと腰を下ろすと何とも言えない自責の念が沸々と湧いてくる。手の中にあるのは部屋の入口ドアで拾った紙。部屋が暗い為見やすいようにと光を灯し、改めて何度も確認してみたがやはり書かれた題名に変わりはない。


『冒険者登録用紙』


「うぅ、なんでこんなもの……」

 指で弾きパンと音を上げる薄っぺらな紙。ついでに自分の頬も恐る恐る抓ってみると込めた力に相応しい微妙な肌に感じられた。……少なくとも夢じゃない……だけどそれにしたってタイムリー過ぎる物の登場に疑いの目は休める事が出来ない。

 ……これは昼に、というか思い出すのもおぞましいお茶会(自称)の前にギルドカウンターで見かけた冒険者登録の管理帳に入っているべきはずのものだった。その証拠に自分がここのギルドに登録した時に書いた物と変わらないように見え、違いがあるとすれば書かれた名前が違う事と後は押し印の部分が空白で……


「……ん?」


 そこでふと、ようやく帰って来てくれた冷静さにもう一度紙をよく見てみると少しだけおかしい部分が目に映る。正式な様式なんて記憶の底へと完全に埋まってしまい全部を思い出す事なんて出来はしないが明らかに変な場所……隅の方の目立たない場所に押された黒色の判に押し潰された文字をよく見れば『控え』という単語という判である事が分かる。

 

「控え……」

 小さく、しかし確かに湧き上がる安堵感と取り越し苦労だった思いに息を吐き出す。

「なんだ控えかよ、もう本物かと思ってびっくりした……紛らわしい!」


 恥ずかしさ紛れに上から手で叩けば、打って響くような紙の音……間違ってもそんなはずないだろうがこれが本物の正式な物でなくて良かった。もしそうなら昼に見ようと思った欲求を跳ね除けた事にすら意味がないし、盗難だ盗み見だとか騒がれればそれこそ洒落にもならない……あくまでも予備という意味の控えの用紙ならそんなに問題はないだろうし、恐らくは本式を書いている時に失敗か何かしてしまいソレを予備として残したんだろう。……あるいは書いた本人が証拠用として持っている事を希望した自分用か、まぁそのどちらにしても重要書類ではない事が分かり人騒がせな紙を宙へと投げ出し。




「――――って、よくない!」


 思い直し、部屋をヒラヒラ待っていた所を空中でキャッチし、掴み直す。……冷静に、冷静になるんだ。全然よい事はない。ぜんっぜん、よい事はない!


 そもそもなんでこんな物がドアの下に挟まっていたのか。誰かの悪戯、それとも無いと思うが風に吹かれてたまたま飛んで来たのか……色々考えて頭を捻り慣れない推理でもしてみようとすると割と簡単な事に犯人の顔が思い浮かび、両肩は力を失った様にガクリと下へと落ちる。


「ディガー、か」


 ……落ち着いて考えて、多分そうだろう。直近の思い出のせいで浮かび上がった顔に全身の寒気が収まらないがこんな事をわざわざしようとする人間がいるとすればあのハゲ以外に思い浮かばない。

 思い返して見れば今日一日だけでもついボーッとした所を見られ、あまつさえ心配もされてしまった……その場は空元気で誤魔化せたと思ったが案外何もかもお見通しだったのかも知れない。


「なんだよ……はぁ」

 至った結論が結論で、更に変に心配されてしまったと思うと苛立ちよりも居心地の悪さの方が数段勝る。自分がシルドとうまくいってない事を分かっているのならあるいはこの紙もこれを見て何かを考えろというヒントの現れなのか……。


「……むむ」

 歯痒い思いで視線を横へ向ければベッド脇に転がっているのは自作の『観察帳』……作ったはいいが結局ろくに活躍せず弱点を見付ける所か全くシルドに敵わないのが現状である為無用の長物と化していたが、ついに、これの出番が来たのかもしれない。


「クっ……ごくっ」


 現状を、何とか打破したいという欲求の他に確かな罪悪感のようなものがある。

 ……昼にこれの本物を見付けはしても手を出さなかったのはそれが原因だ。本当にシルドは気に食わないがだからといって本人の知らない所でコソコソ嗅ぎ回る事が悪い事をしているような気がしてあまりいい気分はしない。


 しかし、現実問題どうしていいか分からないのも確かでもしこれが本当にディガーが与えてくれた解決の糸口なら見ないというのも……少し……。


「……ちょっとだけ……確認するか」


 自分以外に誰もいない部屋の中で、誰にともない言い逃れを一言。

 表題や様式などは注視しても、内容まではしっかりと見ていなかった手元の紙。ぼんやりと揺れる光に照らし出される文面を今度はちゃんと目を通して行き、一文一文をしっかりと目で見ながら追っていく。

 折り畳まれしっかりと重ね合わせられていた為分かりにくかったが登録用紙はどうやら二枚綴りの物らしく……自分の時は確か最初の一枚しか書かなかったと思いながら二枚目を開き、その表題を見ると妙に納得してしまう。

 『功績歴』と書かれた短くも重い文の下。長々と書き連ねられているのはその冒険者が今までどんな場所でどんな活躍をして来たのかを示した証拠であり……若干苦い記憶ながら思い返してみても自分が携わってちゃんと成功したといえるクエストはランク管轄外の薬草取りだけであり、そんな自分からしてみれば全く縁がないと言える物だった。


「ふんふん」


『登録冒険者名【シルド】 元ガートルド正規冒険者ギルド所属 最終到達クエストランク:B』


「うへ」


 書き出しの文章の冒頭、いきなり最初の部分から目を引く文字が飛び込み、呻きとも吐息とも取れない音が勝手に口から漏れる。

 『クエストランク:B』。

 S~G……実質Sはほとんどいない為A~Gらしいが、この紙を信じるならシルドは上から数えた方が断然に早いBクラス、数多い冒険者の中でも上位層と言って間違いない。

 自分が最低のGランクだった事を思えばそれがどれだけ凄いのか。

 確か亀裂の底でであったシャラクゼルでDランク、アンナでFランク。単純計算では計り知れないがもしかしたらこの三人の力を合わせたものよりもシルドの方が強い可能性もある。……そう思うと今まで見た一方的蹂躙と言っていい戦闘風景もゾッとしない気持ちこそあれある程度の納得は出来た。


 それと、もう一つ気付いたのはシルドの名前。

 今まで身近過ぎて忘れていたが自分の『コワード』もそう名乗るように言われた偽名に過ぎず、シルドという名前も本名じゃないのかも知れない。

 思えば引越しの際にシルドの以前の宿を訪ねた時に名前を言っても従業員が分かってはくれなかったような……あれはそのせいだったのか。


「ううんまぁ……で? て感じだよな」


 読み出して分かった事はあるけれど、それが現状打破に繋がるかと考えると正直疑わしい。偽名だと分かってだからどうなのか、強さが分かってもそれが直接自分の手助けになってくれないなら何の意味も無い。


「ム、む」

 その後に続くのは正に功績の数々。

 どれだけ強いモンスターを倒したのか、どれだけの数を撃退したのかの記述が続き、途中から個人の名からチーム名義へと変わっているがそれも指針には全くならない上に書かれたモンスターの名前もさっぱり知らないものばかりでありよく分からない。思い浮かべる事も出来ない相手をどれだけ倒したと書かれても参考にもならずひたすら長い文章に段々と嫌気が差してくる。



「あー……はー」

 結局、ダラダラと読み進めてみても大した収穫もなく文章も最後の方まで来てしまう。ここまで来ると長かった功績も終わり後は事務的な内容や書類の手続きの注意書きなど更に読んでいて面白くもない部分へと到達し、目で追うのも億劫となってきた。


「はぁぁぁ」


 辛抱も無く飛び出す溜息に……もうすぐ紙も終わり。結局無駄な時間だったなと頭を落として読み進め、最後の一文近くなるともう完全にやる気は外へと出掛け、明日は晴れるかなと本当にどうでもいい事を考え出し。





『……クエスト中に仲間を殺害し、……』

「え」


 流し読み。その中で目に入った、あるはずのない文字に散漫していた気持ちが戻り目を擦る。

 起こした頭に過ぎてしまった文章を少し戻り、光の中で照らされる文を目を凝らし、一つ一つ、拾い上げるように。



 『チーム』『モンスター』『クエスト』『仲間』『殺害』『容認』『責任』『殺害』『ギルド』『追放』。



 シルド。



「-―ナ」


 まるで……言葉を忘れてしまったかのように漏れる音に声が続かない。

 胸底を呼吸を乱すように膨れ上がる嫌な予感に、熱くもないはずなのに背中を流れて落ちていく汗を感じて。



「味方、殺し」


 ようやく絞り出した自分の揺れる声は室内に漏れ、いつまでも続く雨の音によって潰されて消えて行った。



 3章メインクエスト『手長討伐依頼』を開始します。よろしいですか?

  ●はい

  ○いいえ



 今話のタイトルは以前頂いた感想からパクらせt(ry)参考にさせて頂きました。ありがとうございます。

 今回までが3章の導入部になり――長くなっちゃった――次回からはメインの舞台である渓谷村に場所を移します。……当分禿げたオジサンの出番も無くなるので今の内に撫でて上げると擦り寄ってきます。

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