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0017 幻想風味の世界より23話と24話のあらすじ

起稿20240620

起項20240817

改稿20240818

0017 幻想風味の世界より23話と24話のあらすじ


先に数日前より、本編を書き始めました。

その関係で、あらすじ投稿の間隔が緩くなるのではと感じています。

本編につきましては、まだ1話も書き上げていませんので、投稿がいつになるかは未定です。


基本はあらすじに沿う形ではありますが、会話や説明部分の盛り込み、登場人物のまとめ、世界観等設定の覚え書き、出来ればそれらのまとめたものというように、平行して行いたいこともありまして、もう少し見やすく編集し易くして、本編をスムーズに書き進められるようにしつつ、未来となるあらすじも進めていこうとは思っています。


性格なのか、癖なのか、判断に迷うところですが、考えの整頓が苦手でして、更新が遅くなることをお許しください。


23話目 伯父の店店内 主人公目線

水の精霊にあってから一日が経った。旅の出発準備自体はすでに済んでいるので、特別何かをしなくてはならないこともない。

伯父は普段の業務などもあるようで、護衛たちとともに、この辺を散歩でもしようかと話していたときに、伯父の店の従業員が主人公の部屋に訪れた。どうやら昨日伯父が予言した通り、領主夫妻が伯父のもとに来たらしく、伯父は今その対応に忙しいらしく、主人公を呼びに迎えに来たらしい。

要請に応じて伯父のもとに向かうと、話の通りこの領地の領主とその奥方、主人公からすると叔母が応接室にいた。

畏まり恭しく挨拶すると、非公式の訪問だからと席に招かれ、伯父たちと4人でお茶を飲むこととなった。

叔母は、主人公の現在の境遇や王からどのように接するように言い渡されているのかも知っていて、あえてこの領地では周知しなかった旨を教えてくれて、領主は苦い顔をしながら、今はその事に触れなくてもいいだろうとたしなめる。

でも大事なことと言い、これから先のことはどうするのかとか、王のことなんてどうとでもなるからと、この領地に住みなさいと言って領主を慌てさせたりしながら、事情を説明して伯母にも落ち着いてもらう。

簡略的に、この国に留まっていると特殊な方法で留まっている場所を特定されることを告げ、思うようにいかないことを明らかにし、東方の国を見て回り見聞を広めるつもりであることを明かした。

兄様のように商売を始めるのかという問いかけには、まだ何も決めていないことを告げ、現地に赴いてからできそうなことを探していくことを明かした。

領主は、対して力になれないことを謝られたが、謝罪を受け入れつつ、身軽となったことを利点としたいと答える。

一段落したところで、今度は龍との交渉の話に入る。

基本的には、すでに伯父とも話しているので、現状の領主側の動きを教えてくれる形になった。

まずは噂話から少しづつ龍の済んでいる場所が特定できそうなこと。極端に穫れ高が減っているところとも一致しており予測が立ってきたそうだ。

漁業関係者は龍が住んでいるのならば、指定された場所での漁をしない方向で納得してくれたそうだ。なんでも海の龍であれば船に乗るものからすれば、海の驚異の部分から守ってくれる存在という認識らしく、徹底抗戦なんて考えはしないらしい。

理性を持って応じてくれるならば、事を荒立てたくないようだという感想だったそうだ。

隣人として助け合えるならば申し分ないだろう。

そこで領主からの提案で、今回は良いとして、今後の交渉が必要になったときのための備えとして、念話技術を習得したいと申出を受け、この街に滞在中に領主夫妻と選抜された家臣の方、伯父と一部従業員に、魔法の抗議と念話習得の手伝いを依頼され引き受けることになった。



24話目 

それから昼間に代官邸に向かい、代官邸の中庭で総勢10人程度を想定していたが、代官邸からも一緒に行うという話が出て、なんだかんだで15人で魔法の訓練を行うこととなった。


魔法の基礎訓練として、精神統一の瞑想を行ったり、危険性が少なくて目で見えてわかりやすい水の玉を作る訓練をしてから、送信側と受信側に分かれて、無属性の念話の訓練に移る。

そんな事をだいたい数時間行う。


訓練日数が少ないこともあるけれども、基礎的な訓練なので主人公がいなくなっても継続していければ上達するだろう。また、応用をしていくことで、新たな発見も出るだろう。

この数日でこの地の領主でもある伯母の旦那さんとも以前よりも打ち解けて話せるようになり、魔法の研究は、他の領地でもいずれ行われることが推察されることを告げ、先んじて進めることは有益になると提案。主人公が治めていた元領地では、広く練習方法を広げて認知されているので、協力関係が築ければ、意見交換もし易いことも付け加えた。


たった数日だったが、参加したメンバーは何かしらの魔法を習得。目的だった念話使用者も4人習得。その内一人は伯母さんだった。ただ今回の交渉は水の精霊からも指名を受けていることもあり、今回は主人公が受け持つが、少なくとも今後は伯母さんが引き継いで交渉出来そうだ。

ちなみに伯父は近距離の転移が出来るようになっていた。

領主は無属性の防御壁。ガイドの言い方では結界を扱えるようになっていた。


さぁ明日は龍との交渉。今日は早めに休むように早めの解散となり、代官や領主夫妻達から夕食に誘われた。

伯父が遠慮をしようとしたが、伯母さんの圧しに負けたみたいだ。


夕食を共にした後、歓談の席が設けられ、明日に向けた打ち合わせがされた。

流石にここ数日で領主夫妻と伯父の関係も代官は知っていて、伯父も多少砕けた口調をするようになった。代官は立場上お堅い姿勢で外部と接していたらしく、ここ数日でだいぶ軟化している。

今回の件で色々と話が出来たらしく、さっきも親しげに話していた。

さて、明日の件については、噂から特定した龍の住処はほぼ確定だったらしい。

まぁ、龍からすれば隠す意味自体が無いわけで、複数の情報を精査して、ほぼ確定とみているそうだ。

その辺りは水深が深く、複数の漁師がそこを漁場にしていたらしい。一応あの辺りでの漁は控えてもらって、他の地域に融通してもらっているそうだ。

相手の出方にもよるが、交渉で要求されたもの。住処の安住に関しては問題無さそうだったが、こちらからの要求をどうするかの話し合いで、少し難航している。

幻獣である龍は、想像ではあれど、とても戦闘能力の高い生物であると思われる。

少なくともガイドの話では、魔法操作技術は、比較にならないほど高いという。水の精霊も同様に魔法操作技術は高いらしい。

そういう意味では、戦力として考えたくなる。

ただそうなると、同盟という形を取りたいところだが、そうなると一領主では手に余る。

宰相を通せば、この国に悪い方向には持っていかないだろうけど、王が主導するとなると、龍の力を乱用しそうで不安だ。とてもじゃないが隠し通せるような代物ではないだろう。

領主も同じ認識のようで、王に知られない方が良いだろうと同意してくれた。もしかしたら、他でもやらかしているのかもしれない。

まずは龍と水の精霊については友好を結ぶことを前提に話をすることになった。


今夜はゆっくり休んで明日の昼に備えようという話になり、解散することになった。




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