指令
200年前、この世界に突然現れた脅威《厄災の獣》。発生原因不明、目的不明。人類はそれに対処する方法を持っておらず絶滅の危機に瀕した。
しかし時を同じくして人々の中に超常の力を持つものが現れる。《聖人》。誰がそう読んだかは定かではないが人類が《厄災の獣》に対抗する唯一の力として人類は彼らの特定、育成に力を入れ軍を組織する。
《聖暦200年》
ー軍長官室ー
「お前を研究所で発見してからはや8年が経つか。まったく、知ってはいるものの見た目が変わらないのは不思議なものだな。」
椅子に腰掛けたなんとも強面な男は呆れ混じりの言葉を目の前の少年に投げかける。
「お言葉ですが閣下、それが自分の“魔術”でありますれば。」
少年は慣れているのか平然と返す。
「分かっている。言ってみただけだ。それでだ、」
閣下と呼ばれた男は手を組み真剣な顔で少年に尋ねた。
「忙しい貴様を今日呼んだのは、重要な話があったからだ。貴様、以前聞いた時普通の生活がしてみたいと話していたな。」
少年は頷く。
「実はな、今年度“学園”のほうに第三皇女殿下がご入学されるそうだ。」
“学園”
それは聖人の素質を持つもの、または聖人として覚醒したものが通うことを義務付けられている養成施設である。
男はしばし天井を仰ぎ少年に向かいなおった。
「ルーク少佐に対し皇女殿下護衛のため、学園に入学することを命ずる!」
それは少年、ルーク・シルヴァにとってかけがえのない約束「普通に暮らす」ことを果たすために願ってもない命令だった。
初めて&思ったことを書いていってるので読みづらいところがあるかもしれません。
順次直していきます。
短めなのはここまでだと思います。




