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5話


探し始めてから3分。

索敵といってもミニマップに表示されるまで歩き続けているだけなので暇だと気づいたカナデは色々と動いてみていた。


「んー、身体強化をすると動体視力が良くなりそうだなぁ」

「ん?そうなのか」


ぶんぶん手を振りながら話しているとその手が右上のミニマップの辺りに行った時。


ピコン


「すわっ!」

「えっ!?どうした!敵か!?」


いきなり脳内で音が鳴ってこの周辺のマップが大きく表示された。


「い、いや右上にあるミニマップを押したらいきなりこの辺のマップが大きく表示されたからビックリしたんだ」

「なんだよ、焦ったじゃねぇか。んで?ミニマップを押すと、ほう、こんな機能があるのか。」


すげぇなぁ、マジでゲームっぽくしたんだな、オルタ


『まぁ、マスター達のためですから。』


ありがとな。


『............』


ん?どうして無視?


『なるほど、ナチュラルに言うんですね。分かります』


???よくわからんな、まぁ、マップ見るか


「ってかこのデカマップの方が敵の位置表示されてね?」

「それな、とりあえず北の方のやつ見に行ってみるか」


デカマップからミニマップに戻し身体強化で走っていく。


見えてきたのはゴブリンが2匹


(あれは、ゴブリンだな。)

(そうだな、とりあえず1匹ずつやってみるか)


まずは鑑定だな......どうやるん?


んー、鑑定もイメージなのかねぇ

とりあえず目に意識してみてやつのステータスを読む!ってイメージ



ゴブリンA

種族 ゴブリン

Lv15


HP 20・MP 2


STR 25

VIT 10

DEX 3

AGI 5

INT 2

LUK 1


状態:

普通

スキル:

武術Lv.2



ゴブリンB

種族 ゴブリン

Lv14


HP 23・MP 2


STR 17

VIT 15

DEX 3

AGI 6

INT 1

LUK 1


状態:

普通

スキル:

棒術Lv.2


あ、できた。



(なんか、初心者が戦うにしては強くね?)

(まぁ、ボク的な考えだと別にはじまりの村的なとこじゃないからだろ)

『その通りですこの辺だとLv.15前後が多いですね、強くてもLv.20程度、マスター達なら余裕ですね。』


まぁ、俺らLv.1だけどな?


『まぁ、そもそもマスターはLv.上げしてもステータスは変わりませんから戦闘に慣れるのを目標ですね』


え、俺変わんないの?


『マスターはステータスを封印してるだけで本来は創造神と一緒ですよ?最大値じゃないですか』


な、なるほど。


(よし、カナデ、ボクはAをやる)

(オッケー、じゃあBをやるわ)


そう言ってレイは風の刃を、カナデは水の刃を作りゴブリンへと放つ。


寸分も狂わず各々の狙ったゴブリンの首をはねた。


うわぁ......見たくねぇの見ちまった感やべぇ。


「そんな、強くなかったな、案外これ、ならレベリングが、捗る、かも、な」


レイの喋り方がいつもと違うのが気になりレイの方を見てみると


「大丈夫か?お前顔真っ青だぞ」


レイは顔が真っ青になっていて震えていた。


「ははは、大丈夫大丈夫」

「全く大丈夫じゃねぇだろ、ほらこっち来い」


レイを呼んで抱きしめる。


「無理する必要は無いんだぞ?」

「いや、やらなきゃいけないんだ、どうせこの後冒険者になるなら死ぬほど殺るんだから」

「なら冒険者にならなきゃいいじゃねぇか」

「確かにそうだろうね、だけど魔物はどうせ殺らなきゃ被害を産むんでしょ?なら誰かが殺らなきゃいけない。お金が無い、そして強いボクたちがそれを率先してやる方がいいでしょ?」


まぁ、確かに俺らは世界的に見てもだいぶ強い方だろう。だからこそ怪我人を出さないように俺らが、というのも分かる。


「だから慣れるよ、殺ってればなんとかなる」

「......そうか、無理をするなよ?」


そう言って離れた。

うん、この顔つきは覚悟を決めた顔だな。多分大丈夫だろ。


『こういうことをサラッとしちゃうんですね。』


ん?どゆこと?


「そう言うカナデは平気そうだね」

「俺は多分スキルによるものだろう」

『恐らくその通りかと、混乱耐性や恐怖耐性など色々とパッシブスキルがありますから。』

「はぇー、なるほどね」

「なんか、それ俺ズリぃな」


流石に自分でもずるくね?と思っちまった。


『そうでもありません。今のステータスは向こうの世界に置ける二人の努力のようなものを反映したものでしかありません。つまり二人の今までの行動が反映されただけです。』


え、俺そんなことやったっけ?


『自分を磨くための筋トレや走り込み、勉強を行っていたり。虐められている子を守っていたり。お爺さんお婆さんへ、席を譲ったり荷物を持ってあげたり。色々してますよね?』


え、そんなことでステータス良くなったん?


『なにより、マスターの家系、向こうの世界を基準にしても人外ですよね。』


......それに関しては否定が出来ない。

ウチはとある剣術を継承してきている家系なのだが、その流派の技がやばい。

例えば思考を加速させてほぼ時が止まっている状態にしたり。

攻撃の線が見えたり。

1秒間に100回以上切ったり。

こっちの世界は知らないが向こうの世界基準で考えるとマジで人外。


うん......考えないようにしよ。


「よっし、レベリングの続きをやるか!」

「お、おう。いきなり元気になったな、レイ」

「と、思ったがこのゴブゴブどうすんよ?」

『普通は剥ぎ取りをしますね、魔物の素材は売れますし。あと一番大切なのは魔石ですね』

「へー、その辺はRPGなのか」

『まぁ、全身丸ごと持ってけるなら持ってった方がいいんですけどね』

「ってか、俺らバックないじゃん、詰んでね?」

「いや、ボクの予想だと......」


そう言ってレイがゴブリンに手を向けると1匹が突然消えた。


「え、何をしたんだ?」

「時空魔法的な?なんか収納出来んかなぁって思ってさ。」

『あ、お二人共あらかじめメニュー画面に空間魔法で収納した物が表示されるようにしておいたので見れますよ?』


おっと?さてはいつか気づくだろうとオルタが先回りしていたか?

じゃあ俺もっと。


目の前のゴブリンを見えない空間へと送るイメージで魔法を使う。


出来たな。


よっし、


「そんじゃバラバラに魔物狩りしますか」

「そうだな」


「じゃあ時間はー......って、時計ないんだった」


『時計ですか?フム』


オルタが少し考えてそうな感じを出した後視界に現在の時刻が追加された。


優秀かよ。


「お、流石オルタ!よっしじゃあカナデ、明日の6時に集合な?ほんじゃ!」


そう言って飛び出して行った。


あいつ、身体強化に慣れるの早すぎだろ。


さぁって、俺も行くかね。


そうカナデは森の奥へと走っていくのであった。


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