2話
次に目覚めるとそこは少し暗い......玉座が置いてあるとこ?
周りを見てみると玲が居た、、、あれ玲だよな?なんか髪が銀色になって目が紫色なんだけど。向こうもこちらを見てきてギョッと驚いた顔をしたが直ぐに、にっ!と笑ってきた。
なぜ驚いた顔を?
「ようこそおいでくださった、異世界の勇者たちよ。我が国、シャ「ステータスオープン」へと」
話の間だけどステータス見よーっと
ピコンという音が脳内に聞こえて表示された。
やっぱ合ってた〜。
ちょっと上機嫌でステータスを見てみると
夕立 奏
種族 白亜神
職業 オールラウンダー
Lv.1
HP 7000・MP 5000
STR 5000
VIT 5000
DEX 5000
AGI 5000
INT 5000
LUK 5000
状態:
封印
スキル:
オールラウンダー Lv.10
加護:
創造神の守り
称号:
異世界より呼ばれし者
創造神に気に入られし者
補足事項
封印:ステータスにマイナス補正がかかっている状態
オールラウンダー:全てのパッシブスキル、アクティブスキル、オリジナルスキルを使用可能。
ただしアクティブスキル、オリジナルスキルは一度見たもの、教えられたもの、又は自分の想像力によって産み出さなければ使用できない。
パッシブスキルは全て使用可能となっている。
創造神の守り:創造神によって与えられた守り。この守りを与えられた者は創造神に近づくことが神族に許される。
言ってしまえば創造神のお気に入りに与えられるものである。
............................................................え?なにこれ。
さすがに言葉を失ってしまった。
『スキル《高速思考》《並列思考》を使用します』
まず白亜神ってなに?白亜って白い壁?白い壁の神なの?ってか人間じゃないってどゆこと!
『白亜神とは創造神に創造神と対等であることを認められ神に昇華された者のことを指します』
それって人間じゃないやん
『そうですが、一応神族ではなく人族からの昇華になりますので人族に分類はされます』
へー、そうなんかぁ
......って、何だこの声!
さ、さては俺の中に秘められてる力が解放されて!
『間違ってはいませんが間違っています、私はあなたが保有しているスキルですね。本来は自我がないのですが誰かさんが異常なのでそれに対応しようと進化した結果がコレです』
スキルですかぁ
ナビゲーション、またはアルターエゴといったところか。
『いい例えですね。』
名前はなんだ?
『名前などありませんよ?』
え、マジか。
んー、じゃあお前の名前はオルタな
『オルタナティブからですか、センスいいですね』
褒めるなんてよせやい!照れるだろ?
『そうですね』
どうでも良くなってるやん笑
『とりあえずよろしくお願いしますね?マスター』
おう、よろしくなオルタ
『そういえば私の方でステータスの操作が出来ますけどどうしますか?』
んー?よく分からんがまぁ任せるわ
『了解です、とりあえず高速思考は一時的に切っときますね』
「我がシャルディーニ王国は今危機に立たされておる、憎き魔族共が我ら、いや、人族そのものが襲われておる、そこで異世界より勇者たちを呼び助けてもらおうと思ったまでよ。」
なんだ?あのデブのおっさん、魔族たちと関係は良好だって聞いたが
『リュイ様が言っていたではないですか、魔族のことを毛嫌いしている国だって』
あー、そんなこと言ってたなぁ。
「そんなこと言われたってしらねぇよ!家に帰してくれ!」
「どういうこと!?戦うために私達は呼ばれたの!?」
「異世界召喚?俺は今異世界に来たというのか!!」
おっと、何かオタっぽいのが混ざっているな。
「簡単な話よ、魔族を倒し尽くすことが出来れば異世界への門は開かれる。つまり貴様らが魔族を倒せば倒すほど帰り道は近づくということ」
まぁ、そんな訳が無いので嘘八百である。
おっと、クラスのオタク連中共が怪しんでるな。
いい目をしている。
「なーんだ、つまりぶっ殺しまくれば帰れるってことだろ?ならそれでいいじゃねぇか」
「そうねー、まぁ私達って勇者なんでしょ?なら大丈夫じゃない?」
そう言うのはうちのクラスの嫌われていて目の上のたんこぶとして扱われる2人
針森 京と中里 詩由
学校では威張り倒した挙句暴力等は普通に行う問題児。
言ってしまえばヤバいやつらといったところ。
アイツらのステータス次第ではうちのクラスはだいぶヤバいかもな。
「というかてめぇ!そこの男だ!何髪と目の色変えてんだよ、イキってんじゃねぇ」
針森がそう指を指して俺に言ってきた。
ちなみに中里は同じことを玲にしている。
なんだこいつら......
『こいつらキショいですね、マスターの力なら捻りつぶせますがどうしますか?』
いや、殺らねぇよ?
「俺も好きでこうなったわけじゃねぇというか、今は落ち着いて話を聞くべきじゃないか?」
さすがに正論すぎたのかイラッとした顔になったが王の方へと向き直った。
「そして今から貴様らのステータスを調べる、コレによりチームを分けて後方支援にするか前線で戦ってもらうかを決める。もちろん前線の人間の方が立場は上の者となる」
「すまない、質問がある。そもそもこれは絶対に協力しなければならないのか?」
そう俺が聞くと
「当たり前であろう、呼び出すためにどれほどのコストがかかっていると思っておる。」
ふむ、人権はないと。こんなん嫌でも逃げ出さないと明日はねぇな
ちなみにこの一言でオタク達はこの国はダメだと理解したのだがそれは別の話
「では、ステータスを測る、こちらへ」
そう言って神官?っぽい人がどんどん全員のステータスを計っていく。
『あ、マスター。しっかりステータスを偽造しといたので安心してくださいね。』
お、そうか、なら良かった
「ふむ、君のステータスはこの世界の一般人と同じくらいだね、王よ!この者はいらないかと」
「ふむ、そうか。ではその者をこの国より叩き出せ!国民にバレぬように一文無しで捨ててこい!」
え?なんか俺今いらねぇって言われなかったか?
あ、ちょっ、あ!捕まえないで兵士さん!ぴぎゃぁぁぁ
紐でガッチガチに固められて引き摺られた所までは覚えているがその後は......寝ていたので覚えていない。
いや、ごめん眠くてさ。引き摺られてても痛くなかったし寝ちゃったというかなんというか......ね?
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