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見感語  作者: 紀希
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猫の目



私は、彼等。彼女等の瞳を通して。


様々な景色を見る事が出来る。



行ったことのない場所。


見たことのない景色。


そして、、知らない臭い。



それら全てを。


彼や彼女が目を通して、私に教えてくれる。



ニャァアアア。



「うっせえ!!


この、糞野郎!!!」



人間は自分勝手だ。


勝手に買って。勝手に捨てる。



すると、虐待されるか。


殺されるか。



殆どが。その2択だ。



稀に。良い人間に拾われる事もある。。



そしたら、大体は幸せになれる。



猫を守る方法は、身体に異物を入れる事。



長い時間を掛けて来た結果が。


沢山の命を犠牲にして来た結果が。


それだった。



一体。彼等。彼女等が。


私達に。何をしたんだろうか、、



ニャァア。



綺麗な瞳。


愛おしい声。


気分屋で甘え上手で。


優しくて、温かい。



そんな彼等。彼女等の。


傷みや叫び。


不安や、恐怖。


それら全てまでもを。



私へと、通す。



猫と一緒に居る事。


猫が私達に望んでいる事。



それをもう一度。


ちゃんと、考えてあげなくちゃいけない。



小さな身体から、やがて大きな身体に。


小さな命から、やがて大きな命に。。



順番を経て、自分達の番は必ずやって来る。



闇はゆっくりと近付き。


気付いた時にはその中に居る。



ニャァア。



彼等が。彼女等が。


その場所から何を伝えようとしているのか。



もう一度。


じっくりと考えてみると良い。



ニャァ??


「よしよし。


お前は、何でそんなに可愛いんだ??


大好きだぞ??


愛してるよ。」 


ゴロゴロ、、



私に出来る事は、こうやって文字を列べるだけ。


自分が今を生きるのに精一杯で。



他人の面倒を見る余裕もない。



彼等。彼女等を救う事が出来ない。


何で私に。私何かに、、



見る度。感じる度。


私は涙を流す。



不甲斐ない自分が。心底嫌になる。



だけど、彼等も。彼女等も。


こうして、伝えようとしてくる。。



だから、私はそれに少しでも応える様にしなくてはならない。



何も出来ない私が。


これを見てくれた誰かの心に。


燭を与え。



それが、連なって。


軈ては大きな陽になる事を、、



私は心より願って居る。



全ての猫が。


幸せになれます様に、、



そんな絵空事を、本気で思っている馬鹿な私に。


今日も猫達は、何かを伝え様とする。。



愛してます。


その綺麗な瞳も。



大好きだよ。






















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