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【8巻発売記念SS】悪役令嬢と悪役令嬢の対決記念日

ピッコマさんで8巻先行配信始まりました!

12/16……各電子書店様にて発売。


時系列はシーズン1の、リヒトとソーニャ騒動初期あたりです。



 白亜の城とも例えられる学び舎、この王立学園には”深紅のラナンキュラス”と称えられる令嬢がいる。

 

 ──エイダ・ベネディクト、冠する名のように深紅の髪を靡かせて人の波を二つに分ける。王家派の筆頭であり、同派閥の令嬢たちを従え先頭を優雅に進むその人だ。


 私はエイダ率いる令嬢たちの末席も末席の下級貴族家出身。

 将来はよくてベネディクト家の侍女として働きたいと考えている。

 親にもこの学園にいる間に、なんとかエイダ様に気に入ってもらえと厳命されている。蜜蜂とただ広いだけの農地がほどんとの我が家には、王都での働き口があるかないかが死活問題だ。


 我が家憧れのベネディクト公爵家は、現国王の祖父の弟王子と隣国の姫の血筋から来ている。

 王家に次いで貴い、というのは王家派の言だ。

 王家派の中心を固める家は過激派とも言われ、温度差についていけないと個人的には思っている。口にはしないけれど。


 エイダ様の進む対極方向から現れたのは白い髪の令嬢。

 新入生の”高貴なる白薔薇”と称えられる、ローズ・アディール侯爵令嬢だ。

 父親は現宰相職につき、兄は王太子の側近、そして本人の活躍も目覚ましいとか。


 まあ、その本人の功績とされる刺繍技術や周辺領との共同事業から始まる噂など、父親が娘可愛さに流した噂だろう、とエイダ様たちは見ていた。

 この優雅なティータイムを賑やかす噂話に、私も神妙な顔を作って頭を上下に動かした。エイダ様が紅茶だと言えば泥水でもすするようになっている私だ。同意しないわけがない。


 エイダ様はお優しい。悪趣味だからといただいた化粧品は有難く頂戴したし、奇抜な見た目でもういらないと下げ渡された青黒いお菓子は大変美味しかった。弟にもあげた。持ち帰って父にも見せてあげた。食べたそうにしていたが、それ以上にエイダ様との繋がりを見て安心したようだ。変な色の廃棄品だが。


 エイダ様のことを傲慢だとか生意気だと囁く声もあることにはあるが、王子様とお姫様の血筋であるエイダ様が偉ぶらないでだれが偉ぶるというのだろうか。エイダ様のことをなにもわかってはいない。やれやれ。


 私たちエイダ様一派の目にはエイダ様と肩を並べようとするローズ様の方が傲慢に見えていた。


 ローズ様も由緒正しい侯爵家の血筋で、第三王子であるリヒト殿下とご婚約を結ばれている。だが、まだ婚約者という肩書にしかすぎないのに、先輩であるエイダ様と学園内の派閥を二分するほど大きい顔をするのは傲慢だ。エイダ様を姉と慕うでも無く、対等だとばかりに大きい顔をするなんて。と、エイダ様のご親友(輪の中心に近い方々のことだ)が定時の知らせとばかりに囁き合えば、エイダ様は一際優しい顔でほほ笑むのだ。

 さすがエイダ様は上の者として”許してあげる”のだ。お優しいと、またご親友の令嬢たちは褒めそやす。


 エイダ様を中心とした輪の外側にへばりつく私には『その調子』の笑顔に見えたのだが、遠すぎて蜃気楼でも見たのかもしれない。きっとそうだと周囲とタイミングを合わせて頷いたのが10分ほど前。


 前置きはここまでにして、今日はついにその学園を掌握するエイダ様軍団と新興のローズ様軍団が正面から相対した記念日になったという話をしよう。


 先頭にいるのは両軍の旗頭である紅髪と白髪の令嬢。

 コツリコツリとお互い通路中心を闊歩する。両軍とも翼のように広がり、すれ違うことは困難である。


 道の端に避けていた生徒たちもこの両軍が相まみえる歴史的瞬間に息をのんだ。


 歌うように聞こえていた令嬢たちの囁き声もひとりふたりと止まっていく。


 コツリ、と歩が止まる頃には風の音が聞こえるほどの静寂が聞こえていた。


「ごきげんよう、ローズ様。お元気そうで安心したわ」


 口火を切ったのはエイダ様だった。

 正確に言えば、ローズ様が先に膝を折り視線で恭順の意を示したというのがエイダ様の右後ろにいた令嬢の見解である。もちろん最後尾にいた私にはよく見えなかったが、エイダ様がブオンと勢いをつけて折り目正しい縦ロールを肩から後ろにさばいたのは見えた。


「ごきげんよう、エイダ様。気にかけてくださるなんて、嬉しいですわ」

 

 まずは挨拶という名の鍔迫り合いが始まったようだ。

 相対するローズ様は穏やかに挨拶を返した。意外にも控えめな態度で、こちらの陣営がやや怯んだのがうかがえた。


 想像ではエイダ様を正面から見据えて己の矮小さに自信を砕かれ前後不覚になる……という予想をしていたわけだが、見立ては外れ威風堂々と立つローズ様の風格にエイダ様も気を引き締めなおしたようだ。


 そこでエイダ様は勝負に出た。


「ええ、本当に。もっと気を落とされているかと思っていたのよ」


 クスリと空気が揺れ、それが伝染するように広がっていく。


「だって、ねえ。愛する婚約者にあのような対応をされたら、私なんて人前に顔を出せないわ。本当にお可哀想なローズ様」


 エイダ様の弾むような声色が場を染めていく。


 紅色の太刀が切り込んだのは、今話題のローズ様のご婚約者であられるリヒト殿下と下級貴族令嬢のスキャンダルである。

 私が自分の目で見かけた限りではまだ何も始まってい無さそうに見えたが、エイダ様たちの間ではドロドロ沼に顎上まで浸かっていることになっているらしい。もう助からなさそうな進行度だ。


 ローズ様一派が大きい顔を出来るのは、王族の婚約者であるという肩書が大きい。その肩書をあまつさえたかだか平民のような下級貴族に危ぶまれそうだなどとはと、この話題だけでエイダ様たちは実りの多かった年の収穫祭のようにご機嫌だった。

 私も代々続く貴族ではあるが、実情は裕福な平民の方が楽なのでは?と疑う水準の暮らしなので、この収穫祭は居心地が悪かった。


 個人的には、かの下級令嬢には『正気になれ』と言いたい。

 王族の血筋である高貴なエイダ様と約二年ほど学園生活を過ごした私でも、未だ友人ポジション(エイダ様を囲む輪の二層目に当たる)にはなれていないのだから。男女だと違うのだろうか。はあ。


「なっ……」


 ローズ様の横にいた勝気そうな見た目の令嬢が気色ばむ。

 その様子に勢いづいたエイダ様軍は嘲るような笑い声をやや大きくしていった。


 ローズ様はというと、何を言われたのか理解していないのかコテリと首を傾げた。


「エイダ様はずいぶんとリヒト様のご様子にもお詳しくていらっしゃるのですね。楽しそうで何よりですわ」


 エイダ様の攻撃『みっともない醜態を晒している自覚はおあり?』に対し、ローズ様は『下品な話題に喜ぶ方が下品なのよ』という返しで来たようだ。


 空中で剣を合わせる二人のやりとりに、周囲にいる者たちの方がハラハラとしてしまい息が浅くなってしまう。


「まさか。もしかしてわたくしまであの貧相な泥棒猫と一緒だとおっしゃるの?ひどいわ」

「”あの”とはどなたのことだかよくわかりませんわ」

「強がるだなんてお可愛らしい。まあでもローズ様は今、嫉妬で正気ではないのだから仕方ないわね。皆さん、大目に見てあげましょう」


 のらりくらりとした様子のローズ様にだんだん苛立ってきたのか、エイダ様の攻撃がだんだんと熱を帯びてきた。周囲の令嬢たちももう煽るような笑顔は無くなり、やや不安げに息を詰めている。


「先ほどからあんまりなお言葉では!?」

「エレノア、大丈夫よ。ありがとう」


 先ほどから目を吊り上げていた令嬢はついに我慢が出来なくなったのか、ローズ様をかばうようにずいと前へ進み出た。それをローズ様は有無を言わさぬ視線で制した。


「────エイダ様」


 アメジストのような瞳がきらりと瞬き、スイッとこちらに流される。

 一人一人の顔を確かめるような視線に、何人かの令嬢が後ずさりをした。最後尾にいた私はそっと前の方の影になるように隠れた。敵として顔を覚えられたらたまったものじゃない。こんな末席まで眼中に入っていないとは思うけれど。


「……なんですの」

 ジロジロと視線を投げられたのが不愉快だとばかりに、エイダ様の声色は不機嫌そうなことがありありと伝えてくる。


 ローズ様はここからどのようにエイダ様と渡り合おうとするのだろうか。

 相討ちになろうとも、エイダ様をやりこめるような猛攻をここから見せてくるのか。

 はたまた、真正面から正義の名の下にエイダ様の非礼を責め勢力を削るのか。


 エイダ様の失言を大きく取り上げ、かの下級貴族令嬢を見習って婚約者に泣きつくか。


 コツリ、またコツリとローズ様がエイダ様との距離を詰めていく。

 さすがエイダ様は下がらない。


 そして、ついにローズ様が口を開いた。


「エイダ様の口紅、とても魅惑的ですわ」

「は?」


 ついでに私も小さく「は?」と言ってしまったが、後方すぎて聞こえていないだろう。聞こえていないことを祈る。


「水に濡れたように艶めく色合いがとても素敵ですわ。先ほどからまるで小鳥が水遊びをするように輝き、とても魅力的だと思っていたのです」

「え」


 先ほどからローズ様への嫌味と嘲りのためにしか動いていなかったと思いますが?小鳥が水遊び???


「それに、本日の髪飾りと口紅の色合いを合わせていますわね。先日、王宮でご挨拶した際の青みのつよい桃色も素敵でしたが、本日は深みのある紅が季節とも調和していて」

「いいい今はそんな話をしているところでは……!」


 ローズ様はエイダ様の唇ばっかり見てますね??あと、これが初対面じゃなかったんですね??

 エイダ様は調子を崩したようにオロオロとしながら扇で唇を隠してしまった。初めて見る慌てた様子に、エイダ様のご親友たちもポカンとした顔をしている。


「ええ。エイダ様の激励、いつも励みになっていますわ。本日は『己を律し、他人を思いやれ』という言葉、胸に響きました」

「そんな話じゃなかったわ!今日は、今日こそはあなたにお灸を据えてあげようと……!」


 エイダ様、もしかして普段からローズ様にこんなことおっしゃってたんですか……?

 小鳥が水遊びとか言われちゃってますよ、エイダ様。


「エイダ様は今日も優しいのね、とうっとりしていましたらそういえばと思い出したのです。エイダ様の生家、ベネディクト公爵領は染料技術が強みだと。その口紅も自領の染料を使ったものでは?口に入る染料の開発は普通の発明ではな」

「ええ、まあ、そうね」


 そういえば、エイダ様からたまに下げ渡される奇抜な色の化粧品や菓子類は何かの試作品だったのだろうか。ご親友様たちは嫌がるものだから『これは困っているあなたに』と結局私しか持って帰る者はいなかった。


「そこで、エイダ様の口紅を見ていて思ったのです。一人一人の好みの色で口紅を作るのはどうでしょう。つまり、オーダーメイドで」


 平坦だったローズ様の声が弾む。

 先ほどとは打って変わった空気に、何が始まったのだとローズ様の陣営とエイダ様の陣営が肩を並べ中心へと集まっていく。


 先ほどまで、誰も予想していなかった光景だ。


 私もずいっと近づき、ローズ様の横顔をより間近で盗み見た。

 エイダ様も女神のようにお綺麗だと思っていたが、近くで見る侯爵令嬢は細部がどこまでも名工が手掛けた人形のように整っていた。”高貴なる白薔薇”の名は伊達ではなく、まさしく王族に嫁ぐ令嬢だと言えるほど完璧に仕上げられていた。


 そこに異質なほど輝くアメジストのような瞳。

 先ほどまでの湖面のように静かな光ではもうない。エイダ様をしっかりと見つめ、熱を感じる輝きがそこにはあった。引き込まれるとはこういうことを言うのだろう。


「オーダーメイド?」


 エイダ様も先ほどまでの高飛車で他を寄せ付けないほどの棘を捨て、一人の少女のような横顔だ。


 ローズ様の、ある意味”猛攻”はまだ止まらない。


「同じ赤でも明度や彩度があり、一人一人好む赤は違います」

「ええ、そうね」


「それにエイダ様のおかげで色にもメッセージがあるのだと遅ればせながら、思い至りました」


 ローズ様の中ではエイダ様が先を行っているらしい。いつの間にか先を歩いていたことになっていたエイダ様は戸惑いがちに、ふふんと得意気になった。エイダ様かわいい。


「ええ、そうよ。色でなりたい自分を演出するのよ。例えば、自立した女性の赤、解放と自由の橙、甘えん坊な桃、そして支配者の黒」

「素敵ですわ。支配者は黒、わかります」


 一瞬、黒い唇をしたお父様を思い浮かべたが、お父様は支配者というより蜜蜂農家の黄色だろうか。

 思い切り笑ってしまいそうになり、顔を俯かせたが間に合ったと言ってほしい。


「わたくし、現存の口紅は肌に合わないようでエイダ様の唇が羨ましくて」


 先ほど見たローズ様の唇はエイダ様よりは控えめだが、自然な艶と健康的な色味でまとめられている。あれは自前の生まれながらの血色だったのか。さすがローズ様……と、関心するところだがエイダ様はムッと来たらしい。


「あら、ローズ様ともなれば口紅を塗る必要もないとおっしゃりたいのかしら?……他の口紅が合わないのなら、私の口紅も合わないわ」


 チクリと嫌味を混ぜるが、やや残念そうに付け加えた方が本心だろう。エイダ様は本心ではローズ様に口紅をあげるつもりになっていたのだろうか。エイダ様かわいい。


「ふふふ、ケリー様もご存じでしょうけれど」


 ビクリ、と肩が揺れてしまった。


「ビア領産の蜂蜜、わたくしのお気に入りなのです。紅茶に入れるのも美味ですが、唇に塗るととてもしっとりとして良いのよ」


 まぁ!蜂蜜を唇に!と、はしゃぐ周囲の声に紛れ、思わず貴族令嬢らしからぬ速さでガバリと顔を上げてローズ様を見てしまった。あの輝く瞳が私を見ている。ケリーと名を呼び、実家の蜂蜜をお気に入りだと。こんな末席の私を探すでも無く、真っ直ぐと見ている。


 次いでゆらりとエイダ様の視線も注がれる。

 どうやら今日は【エイダ様軍団とローズ様軍団対決記念日】ではなく、【お二人に存在が見つかる記念日】だったらしい。人って視線で焼けるのね。もう炭よ。


「高品質なビア領の蜜蝋とベネディクト領の新染料で口紅を作れば、安定した品質で使いやすい口紅が出来ると思うのです」


 きゃあ、とローズ様の提案に沸き立つローズ様陣営と、その反応につられたのかウキウキとしはじめるエイダ様の陣営。もうすでに両軍とも同じ未来を頭に描いていた。


「ぜひ詳しくお話したいのですが、これからお茶でもいかがでしょうかエイダ様、ケリー様」

「わ、わたくしは別に染料や共同事業なんて詳しくないもの……領のお話ならお父様を誘えばいいじゃない」

「わ、わたしもですかぁ!?」


 エイダ様とローズ様と同席だなんて紅茶を喉に詰まらせて死ぬかもしれない。びっくりした紅茶が喉で固まるのだ。固まりたいのは私の方なのに。


「いいえ!色に関しては絶対にエイダ様の方が詳しいわ。エイダ様は人をよく見ているもの。そして、表現の仕方を知っているわ」


 エイダ様に向けられていた視線が、同じように私にも注がれる。


「それに。わたくしは、エイダ様とケリー様と一緒にお話したいの。ケリー様も来てくださらないと困るわ」


 はわ、はわわと息を詰まらせていたらエイダ様が「……知っていることは少ないわ」と前向きな返事をしてしまった。エイダ様が行くなら私が断るわけにはいかない。いかないのだ。


 ふふふと穏やかに笑んだローズ様が身を振り返せば、取り囲んでいた輪がサラサラとほぐれていく。その方向は談話室だ。まさか上級貴族用の談話室だろうか。はわわわわ。


 エイダ様の斜め後ろ、過去最高に近距離をついていく。

 

「ケリー、緊張しているの?」


 エイダ様にも名前呼ばれた!!はわわわわ!!


「……誰もとって食べようなんてしないのだから、息を吐きなさい。顔色が変よ」

「申し訳ございません」


「今日はクッキーを持ってきていないのよ。残念ね」

「え、は、あ、全然、クッキーですか?」


「なによ。いつも美味しそうにしているから好きなのかと思っていたわ。勘違いだったようね」

「好きです好きです大好きですとくにあの黒っぽいクッキーが焦げているのかと思ったら全然そんなことなくてあれは染料だったんですね美味しかったですぅううう!!」


「ならいいのよ」


 どうやらあれは試作でも無く、廃棄品でも無く、私のためのクッキーだったようで。

 どうしよう。エイダ様がどんどん可愛く見えてきてしょうがない。


 ローズ様は私たちの会話を邪魔するでもなく、穏やかに見守っていた。


「ゆくゆくは好きな殿方のイメージの口紅もよいと思うのですが」

「……グレーの唇はどうかと思うわ」

「グレーって瞳の色ですか?そういえばザーロモン家の瞳はグレーが多」

「ケリー!!クッキーでも食べてなさいな!!」


 どうやら、今日は幸せな記念日になるようだ。


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