序章 天神流
あんまり内容は変わらないですよ^^
忍術━日本の古武術(忍術の中に武術が含まれ、古武術の中に流派によっては忍術が含まれている)で、その歴史は古く、その術は修験道の山伏によって、より高度なものに高められていった。彼らの呼び名は一般的には忍者、忍び、忍術使いとよばれているが、昔は乱破、透破、密偵、間諜間者、諜者、三つ物、隠密などと呼ばれていた。
また、聖徳太子は情報活動する者達を志能便と名づけた。
忍びが主に活躍したのは、鎌倉〜江戸時代だ。
また、あの魔王と呼ばれた天下人、織田信長が、一五八一年(天正9年)大軍を率いて伊賀に攻め込んだ。
「第二次天正伊賀の乱」である。
多くの伊賀者は惨殺された……
その生き残りで、後に天神斎と名乗る忍びが忍術を戦闘向けに編み出したのが天神流忍術である。
そのため逃げたり、身を隠したりする術は無い。
天神斎が何故天神流を編み出しかは不明である。
もしかしたら織田信長を殺すために編み出したのかもしれない。
だが、織田信長は、翌年の天正10年に、明智光秀の謀反により、本能寺で自害した。
そして、時代は流れ……
この平成の世にも天神流の技を使う男がいた。彼は強くなるために修羅と名乗り喧嘩に明け暮れていた。
そしてさらに月日が流れた……