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哀しみの谷の底で

私はしがないサラリーマン。夢も無え。希望も無え。仕事なんかしたくねえ。このクソ面白くもねえ人生に、とっととおさらばしちまおう。死ぬのにおあつらえ向きの場所がある。鎌倉の、名前も知らぬ荒れ寺だ。しかし……。そこには女がいて、私を邪魔しやがったのさ。そいつの名前は鞠子。彼女は言ったよ。自殺をとめてやろうって。私の想いを、手紙に書いて持って来い、って。読んでくれる人がいるからと。誰がそんな、面倒なことをするものか。……でも、ちょっとくらいつきあってやってもいいかな。どうせ他にすることもないのだし。鞠子って子のことも、ちょっと気になるし。その時はまだ考えもしなかった。こんなことがありうるなんて。

※このお話に登場する寺院および団体は、架空のものです。

※この作品は「カクヨム」さんと自ブログにも掲載しております。
1 光あふれる街
2019/06/09 11:19
2 不思議な女
2019/06/09 21:00
3 手紙と返信
2019/06/10 20:00
5 和歌子さんと
2019/06/12 21:11
6 大切な人
2019/06/13 14:12
7 異変
2019/06/13 22:09
8 鞠子を求めて
2019/06/14 21:11
9 鞠子の正体
2019/06/15 14:13
10 海風の吹く寺跡
2019/06/15 22:11
11 光を追って
2019/06/16 10:09
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