第85話 魔国大戦
「よく聞けヴァルキリーたちよ。もうじき戦争が始まる。ついにお前たちが出動する日がきたのだ。明日の朝までに荷物をまとめておいてくれ。迎えに来る」
「はいわかりました。魔王さま」
メデューサの城まで転移する。そろそろ魔王達も集まってきてる頃だろう。
「よう、ナオト久しぶりじゃねーか」
「久しぶりだね。ネフィちゃんは元気だよ」
「そうかそうか、あれは役に立ってるか」
「もちろんですよ」
「どんな状況なの?説明してちょうだいよ」
「簡単に言えばルシファーとベルゼブブが手を組んで今こっちに向かってるって事ですよ。敵の数は10000。魔人は少なくとも70体以上」
「すごい数ですね」
「数では対抗できないわ〜」
「それを埋めるために各隊の前に俺の作ったゴーレムを配置させてもらいたい。性能は見てもらえば分かる」
外に出て巨大ゴーレム対巨大ゴーレムで戦ってもらう。
「なるほど。これならよほどの相手じゃなきゃ太刀打ちできねえな」
「これをみんなの隊の前に300体ずつ配置すれば突破力は倍増するでしょう」
「そんなにあるのかえ」
「大丈夫です。数は足りてます。ただし魔力はくいますけどね」
「使えるなこれは」
「相手もまだ他になんかしてくるだろうとは思いますが」
「敵の主力を蹴散らせば後は何とかなるでしょう」
「魔神はどうするよ。70もいるんじゃ大変だぞ」
「はい。俺の親衛隊を使います。100人いますので2、3人で組めばある程度は戦えるでしょう」
「すごいな。いつのまにそんなの作ったんだ」
「いや領地に行った時に差し出されたんで鍛えておいたんですよ」
「ふ〜ん。なるほどね〜」
「偵察によれば、なんかでかい物がこっちに向かってるそうだが中身はなんだかわからないので出たとこ勝負になりますね」
「そんなのも来るのか。いよいよ向こうも本気だな」
そして何やかやとやってるうちに3日が過ぎてしまった。
「おいナオト。お前の親衛隊って全部女じゃねえか」
「そりゃそうですよ親衛隊ですから」
「1人1体ずつゴーレムをつけますから、そんな簡単にはやられないでしょう」
「なるほどな」
「敵の先陣が動きました。数はおよそ 2000です」
「ナオト、ナオトー増える魔物がいるのー」
「何ー!あの帝国が使ってたやつか」
「そうなのー」
「そっちは俺がなんとかするリリンは幻獣たちを使って後ろの連中を叩いてくれ。魔導砲も撃たせる」
「わかったのー」
増える魔物の対処は分かる。だが時間を割かれるのはちょっと痛いな。
リリンの幻獣達のブレス攻撃が始まった。リリスもリヴァイアサンを出したようだ。
でかい!50メートルはあるな。上空からブレスで容赦なく攻撃している。
魔王達に連絡する。
「あの一番前にいるちっちゃい連中は 魔法でも打撃でもどんどん分裂して増えていくやつだ。結局攻撃すればするほどこちらは疲弊してしまう。俺が魔法でなんとかするからしばらくは突撃しないで守りに徹してくれ」
「「「「分かった」」」」
俺はまず気温を低くして雪を降らせる。だんだんだんだん気温を低くしていく。あと5分ぐらいでなんとかなる。
「敵の大型モンスターが城壁を壊しに来てます」
「ネフイちゃんに巨大化して対抗してもらえ」
「分かりましたー」
敵も打つ手が早い。増える魔物は足止め程度にしか考えていないようだな。 だが厄介だ。
「大型の魔物から魔人がたくさん出てきます」
やるねぇ、なかなかだ。だが突破はさせん。
「エレンミア、シャーロット達に対応させろ!」
よし。増える魔物はこれで凍りついた。突撃しても大丈夫だぞ。
「よーし!各自突撃しろ!」
「「「おーー!!」」」
「ヴァルキリーはチームごとに組んで 魔人に対応しろ!」
「「「「はい!」」」」
俺は女に変身する。
「変身!燃える岩石よ有れー!!」
広報で待機してる舞台に燃える岩石をどんどん落としてやる。
落として落として落としまくる。
「よーし、こんなもんかな。変身!」
男に戻り各地の戦況を見に行く。ヴァルキリー達が戦っている。ちょっと元気付けてやるか。
「ヴァルキリーたちよ!生きて帰れば 報酬は思いのままだ。魔人を倒せば 好きな願いをひとつ叶えてやるぞ!機会をつかめよ!」
「「「「おー!!」」」」
強いものでも2人1組、弱いものなら3人1組、さらに1人に1体ずつ巨大ゴーレムをつけてある。そんなに簡単には死なんだろう。
おおネフィちゃんが戦っている。相手は巨大なドラゴンゾンビだ。
ネフィちゃんは城壁の手前で踏ん張っている。相手は全長50メートルぐらいだ。高さで25メートル。ネフィちゃんと同じぐらいはある。
ハンマーで叩いて叩いて叩きまくっている。かなり骨も折れてきている。もう一息という感じだ。
「頑張れ!ネフィちゃん!」
「はあ〜ん。魔王様!勝ったら後でご褒美くださいね。はん。」
「おう。分かってるって」
俺は各地を見て回る。




