第63話 実家で一泊
異世界の自分の家に転移で帰ってきた。
「やあ、みんな帰ってきたよ」
「おかえりなのー」
「どうでしたっすか」
「ご両親には会えましたの?」
「ああ、元気だったよ」
「マスター良かったですね」
「ナオトさんの故郷に私も行ってみたいなー」
「うん。いいんだけどもう少し待ってくれないか」
「なんでなのー」
「金がないしうちも狭いし何にもないから」
「そんなの気にしませんわ」
「そうか?じゃあ行ってみるか」
「「「「はーい」」」」
「行く前に覚えてほしい事がある。俺の故郷は武器を持っているのがわかると拘束される」
「きびちいんでちゅね」
「ほとんどが平和なとこだ。人族しかいない。背中の羽とかは隠しておいてね」
「わかりましたー」
こちらにも転移門を作ったので誰でも行けるようになった。
全員マジックバッグやマジックポーチを持たせてある。
お金に関しては朝、株を買い3時までには指値をして売れるようにしてある。
だんだん金額も増えていくから時間とともに金はたまるだろう。
今みんなが着ている服でもおかしくはないが、まずは服を買いに行ってみるか。
「最初に服を買いに行こう」
「わかったのー」
町の中心部のブティックにみんなを連れて行く。
みんなとても綺麗なので大変目立つ。髪の色だけでもいろんな色をしているので目立ちまくりだ。
「町がとても綺麗ですわ」
「建物はみんな高いっすね」
「みんな人族なのー」
「マスター、ここは空気が悪いですね」
「ナオトさん。あのすごい速さで走ってる物は何ですか?」
「あれは車って言うんだよ。乗り物だ」
「お馬より速いでちゅ」
2時間かけて1人3着ほど服を買った みんな大喜びだった。
その後は町の中をぶらぶらする。デパートも行ってみた。
「どうだい?みんなこっちの様子が少しはわかったかな」
「すごいですわ。発展の度合いが違いますわ」
「とっても平和なのー」
「このコンピューターっていうのすごいですねマスター。役に立つ情報がたくさんあります」
3時ぐらいになったので転移して実家の方に向かうことにした。
「いよいよナオトさんのお父さんお母さんに会えるっすね」
「私、楽しみですわ」
「おみやげ、おみやげなのー」
「ただいま。父さん母さん」
「おお、直人か。上がれ上がれ」
「今日は外国の友達をたくさん連れてきたよ」
「友達ってみんな女の子だったんだねえ」
「ああ」
「「「「こんにちはー」」」」
「みんなかわいいのお」
「これおみやげなのー」
嫁達3人が何かを用意していたのは知っていたがお土産だったのか。
向こうの世界のものだけど大丈夫かな。一つはお酒。うん、これは大丈夫だろう。
もう一つはお菓子。これも、大丈夫。
最後が植物の種。これは向こうの果物の木の種だな。うーん···まあ大丈夫だろう。
「夕ご飯にしようかねえ」
「お母様、お手伝いしますわ」
嫁たちは3人で母さんを手伝いに行った。
「それじゃ直人。風呂を沸かしてくれ」
「ああ」
「マスター手伝います」
家の風呂は薪で焚く五右衛門風呂のようなものだ。2人ぐらいなら入れるな。
客が6人もいるからな。俺のルームの風呂を出す。これでみんな一緒に入れるだろう。
総勢9人で食べる夕ご飯はとても美味しいものだった。
向こうの世界にはお米を使った料理はあまりない。みんな興味津々で食べていた。
「このお米っていうのも、なかなかうまいですわ」
「お腹にたまるのー」
「こっちの肉も美味しいっすね」
「みんなで食べる食事は美味しいですねー」
「マスター。この料理は頭にインプットしておきます」
「ふあ〜」
ネフィはもうおねむのようだ。
「直人や。皆さんには離れを使ってもらっておくれ」
「うん。わかってるよ」
「布団がこんなにないのお」
「それは持ってきたから大丈夫だよ」
「用意がいいのお」
お風呂も終わってあとは寝るだけとなった。みんなには離れの方に移ってもらった。
「今日は皆はこっちで寝てよ。俺は親父とお袋の方で寝るからさ」
「わかったっす」
「じゃあねおやすみ」
「「「「おやすみなさい」」」」
「もう何で別々なのー」
「しょうがないっすよ。こっちの世界じゃを友達ってことになってるんすから」
「仕方ないですわ」
「しかし奥様方こちらの国には珍しいものがたくさんありましたねー」
「そうですわね」
「明日が楽しみですね」
「もう!プンプン」
「すーすー」
「ネフィちゃんは完全に寝たようですわ」
「もう寝るっすよ」
奥様方!起きてください大変です。
「ん···もうどうしたんですの」
「ネフィ様が成長なさったようです」
「魔国の者ならそんなの珍しくもないわよー」
「そうなんですか?私、初めて見ましたので動揺しました」
「あーこれ随分と大きくなったすね」
「リリンより色っぽいのー」
「スタイルがいいですわね」
「あ、ほんとだわ。おっぱい大きーい」
「しかし、どうしましょう。人数はあってますけど、ちいちゃい子がいきなり大きくなったなんて言ったらお父様とお母様はびっくりなさいますわ」
「うーん、そうっすねー」
「明日の朝ナオトに相談するのー」
「そうですわね」
「寝るっす」
「はあ〜ん。ナオト様〜ネフィ悲しいです〜。せっかく買ってもらったお洋服が着れなくなってしまいました〜」
「ほんとにネフィなのか?」
そこには成人女性に成長したネフィがいた。髪の色がオレンジなのでかろうじてわかる。胸が大きい!この中で一番かな。それにしてもすご色気だな。さすがサキュバスだ。
「それにしてもなんで裸なんだ」
「サイズが合わないっすよ」
「そうなのか···仕方がない···俺が作ってやろう」
「あー、いいなーネフィ。ナオトの作る服は肌触りがいいのー」
「え〜、すみませんね〜。リリン様〜」
「とりあえず、こんなもんでいいだろう」
下着と靴、靴下、更に黒のワンピースを作ってやった。
「ありがとうございます〜」
「足らない分は今日買いに行こう。他のみんなも買いたいものがあるんだろう?買い物してから家に帰ろう」
「「「「「はい」」」」」
「じゃあ親父達、また来るよ」
「そうかい。気をつけてな。 あれ?あの小さい子はどうしたんじゃ」
「ああ、昨夜育ったんだよ」
「なんじゃそりゃ」
「はあ〜ん。お世話になりました〜」
「ほー、まあええわい」
俺たちは買い物をするために転移で町に移動した。




