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異世界最強クリエーター  作者: チャッピーミイタン
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第52話 やりたいこと

「なんだかんだ言っても2週間で帰ってこれたな」


「そうなのー。ママとお姉さんたちとたくさんお話ができて嬉しかったのー」


「戦いは何とかなったのでよかったっす」


「マスターのお役に立てて嬉しいです」


「それでこれからどうしますの?」


「とりあえず戦争は終わったんだし、それぞれ好きなことをしたらいいんじゃないか」


「それいいのー」


「そうっすね」


「いいですわね」


「賛成です。マスター」


「で何すんだ? 俺は商売したり剣作ったりしたいなー」


「リリンはねー···お友達呼んで···一緒に暮らしたいの」


「私は夢だった困ってる子供たちを助けたいっす」


「私は剣の修行ですわ」


「私はお店に戻ります。あとマスターのお手伝いがしたいです」


「シャーロット。何で戦いが終わったばかりなのに修行なんだよ」


「そ、それは私がこの中で一番弱いからですわ。更にあの魔国の様子を見たでしょ?あれじゃあ、いつまた戦争になってもおかしくないですわ。それに相手国が私たちをこのまま放っておくとも思えませんわ。更にあなたは魔王になったんでしょう? 狙われまくりですわ」


「あーそんなのもあったなー」


シャーロットはなかなか鋭い目を持っていると思う。先見の明というやつか。時々びっくりさせられる。


「よし、それではリリンは友達を呼ぶなら危なくない程度の者を選んでここで暮らしてもらおう」


「エレンミアの孤児たちの世話。シャーロットの修行。これを毎日交互にみんなで進めていこう。そうすれば、みんなのやりたいことが叶って魔族への備えにもなる。どうだ?」


「それいいのー」


「いいですわね」


「いいっすね。でもナオトのやりたいことはいいんですか?」


「俺のはみんなにはできないから空いてる時間にやるよ」


「それダメっすよ。家族なんだからみんなで進まないと」


「そうですよマスター」


「そうか?」


「ナオトのものはリリンの物なの。リリンの物はリリンの物なの」


「ちょっと意味が違うような気がするが分かったよ」


こうして俺たちは俺、リリン、エレンミア、シャーロットの願いの順に活動することになった。


ルイーネは俺の願いが彼女の願いのようなものなので俺と一緒に行動だ。


早速リリンが友達を呼び始めた。


まあ家は広いからいくらでも大丈夫なんだけど。


「おいリリン。家の中のあちこちに茶色の小さいやつが、うろうろしてるんだが。あれは何だ?」


「あれはブラウニーちゃん達だよ。家の中のお手伝いをしてくれるの。シルキーちゃんに頼まれたの」


「そのシルキーちゃんてのは何?」


「リリンたちの家の方に行ってもらったの」


俺たちの家には真っ白いドレスを着た美少女が家の中を掃除していた。


「今日からお世話になります。よろしゅうお願いします」


「ああ···よろしく頼むよ」


家付き妖精。日本で言うところの座敷童みたいなもんらしい。いやちょっと違うかな。


家の中の事を色々やってくれるからお手伝いさんみたいなもんかな。


家のことは任せておけばいいらしい。いい方にもっていってくれるということだ。


外に出ると森が前より広がっていたドリアードさんが住んでいるから予想はしていたが···。


「彼女が住んでから随分実のなる木が増えたな」


「そうっすね。これだけあったら何千人でも食べられそうですよ」


その森の中で小さな妖精たちが何十何百と飛び回っている。


「あんなのまでいるんだ」


「あれはピクシーなのー。ティターニアちゃんにも頼まれたのー」


「ティターニアちゃんって?」


「妖精の女王様なのー」


住むところがなくて困っている300ほどのピクシー妖精の面倒を頼まれたのだそうだ。


「まあ、悪さをしないならいいんじゃないの」


「リリン!あの子供くらいあるでかい直立の猫は何だ」


「あれはケットシーの一族なのー。住むところが欲しいっていう子たちなのー」


「あれも300ぐらいいるけど大丈夫なのか」


「大丈夫なのー。彼らは平和な種族なのー」


「あの8本足の馬たちはスレイプニルか。羽の生えた馬たちはペガサス。一本角の馬たちはユニコーン」


「そうなのー」


「湖にも何かいるな。あの七色のヤモリは」


「あれはイピリアっていうのー。いつもは水の底にいるけど、たまに雨を降らせるに出てくるのー」


「うん。どうやらあんまり危ないのはいないようだな」


「みんないい子なのー」


湖には他の種族もいた。


「あれは人魚じゃないのかい?」


「そうなのー」


「海でなくても住めるのかい」


「ウィンディーネちゃんの泉だからなんでもありなのー」


「これはただの泉じゃないな。どこか地下でつながってるみたいだけど。まあいいか。広いから自由に使ってくれ」


「あなたがここのご主人ね?よろしくお願いします」


「お願いします。魔王様」


「いい森だわ。とっても気に入っちゃった。魔王さま」


「良いところを紹介してくださってありがとうございますにゃー」


「魔王様。ありがとうにゃー」


ピクシーたちとケットシーたちが挨拶に来た。なぜか俺は魔王で決定なようだ。


「ここではナオトでいいよ。魔国じゃないんだから」


「分かりましたにゃーナオト様」


「頑張って働くにゃーナオト様」


「分かったわ。ナオト様」


「素敵な森をありがとう。ナオト様」


急ににぎやかになったなあ。まあ楽しくていいかな。


そうだ領地経営もしないといけないな。1度魔国に行かないとな。

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