第4章 魔国戦争編 第47話 魔人アモン
俺たち5人は戦争中の魔国に来ている 。早速リリスに会いに行った。
「なんじゃ、もう来たのか。大丈夫なのか」
「もちろんだ。必ず役に立ってみせる」
今の状況はやや劣性なようだ。敵は魔王ルシファー軍。
魔王ルシファーの本隊には魔王アザゼルの隊が。数は1万対1万ということだ。
魔将軍アガリアレプトには魔王エキドナが。数は5000対3000ということだ。
魔将軍ルキフゲンロフォカルには魔王メデューサが。こちらも数で劣っていて5000対3000ということだ。
そして魔将軍サタナキアには魔王リリスが。数はこちらも5000対3000だ。
それぞれを相手にやっとの状態で戦っていた。
俺たちは魔王リリスの下で戦うことになった。本隊の戦いはこちらの方がやや不利。大将の魔王に力の差があるようだ。
他の魔王の所は魔将軍が相手だけに有利に展開しているが相手の数が多く五分五分の戦いが続いているそうだ。
「あれは何だ?ずいぶんでかいな。頭はフクロウ、体は狼、尾は蛇,この前のやつより色々だな」
「あれは魔神アモン。魔将軍サタナキア配下の魔人じゃ。恐ろしく頑丈で口から炎を吐き尾から毒を飛ばす。かなり手ごわいぞ」
「なかなかのものだな」
「それじゃあ妾はもう行くぞ。キキの軍団を置いていく。ここは頼んだぞ」
「情報ありがとう」
「ナオトどの、よろしく頼む」
魔神アモンは全長10メートルはある。巨大な四つ足動物だ。かなり手こずりそうな相手だ。
配下にはこの前の空飛ぶ小鬼と人型のフクロウ頭を率いている。数は500程度だな。
こちらはキキの軍団が300体。地上と空中に半々だ。種族は色々なのが混ざっている。
エレンミアとシャーロットには魔導バズーカを持たせてある。それからゴーレムを200体ずつつけてある。
ルイーネはフルバージョンで待機中だ。
リリンは召喚で幻獣を40体出している。
数ではこちらが有利だな。
「リリン!エレンミア!シャーロット!ルイーネ!あのでかいフクロウは俺がやる。他のを頼むぞ」
「わかったのー」
「わかったす」
「わかりましたわ」
「はいマスター」
「キキも気をつけてな」
「うむ。わかっている。皆行くぞー!」
「「「「「うおーー!!!」」」」」
こうして戦いが始まった。俺はハイレーザーでアモンの前の敵を薙ぎ払っていく。
リリンは幻獣を使って右翼から。エレンミア、シャーロットもゴーレムたちを使って右翼から。
キキは左翼から攻めている。ルイーネは単独で遊撃として動き回っている。
「ホロホロー、さお前たちの恐ろしさを見せてやれホロホロ」
アモンはハイレーザーをまともに食らっても平気な顔だった。
新技のエクスプロージョントルネードを放つ···全然平気だ···炎には強いらしい。
相手も炎を吐いてきたが難なくかわす。尻尾の蛇が毒を吐くと地面が溶けていた。
「あれはもらうと面倒だな」
トルネードアイスブリザードを放つ。今度は動きが鈍くなったので効いているようだ。
もう一発かますと完全に動きが止まった。近づいて刀で首を落とそうとしたが固くて刃が通らなかった。
そのうちにアモンは復活してきた。
「くそう!なんてかてえんだ。刃が通らない。どうするか」
「ホロホロー俺の動きを止めるとはやるな。でもそれくらいじゃなホロホロー」
「くそー何だあのホロホロ野郎は!だんだん腹が立ってきた」
どこかに弱点はないのか?俺は飛び上がって飛びながら考える。
リリンの幻獣たちは強くアモンの兵を次々と倒していく。
エレンミアとシャーロットのゴーレム達も相手を倒して進んでいく。
遊撃のルイーネは巨大なトゲトゲを 打ち込みながらどんどん進んでいく。
しかし左翼は動きが鈍い。どうやら人型のフクロウ頭が毒を出していて近づけないようだ。
あれ?じゃあ何で右翼は快進撃してるの。ああブレスだし近づく前にやられるわな。ゴーレムに毒は効かないし。
「リリン!左のキキを援護しろ」
「はいなのー」
これで周りは何とかなる。後はこいつだ。
俺はバリアを張りながらアモンに近づいた。炎のがくるが何とか防いでいる。
飛び上がり魔導バズーカを構えてやつの口めがけて打ち込んでやった。
さすがに腹の中までは固くなかったようだ。アモンはのた打ち回っている。
素早く動き今度はエクスプロージョントルネードを口の中に放つ。
かなり効いたようでもうフラフラだ。「うがー··」
「とどめだくらえ!」
サンダーストームトルネードを目に当てて頭の中を焼く。さすがに死んだようだ。
周りは既に掃討戦に移っていた。
「敵の大将は討ち取った。残りは蹴散らせー!」
「リリン!エレンミア!シャーロット!被害は?」
「被害はなしなのー。お腹が減って帰ったのは7体いるの」
「私は12体やられたっす」
「私の方は17体倒されましたわ」
ふーむ···29体か···補充しないとな。




