第46話 結婚式
俺達は結婚式の準備をしていた。3人のウエディングドレスを作ったり、シャーロットの実家に挨拶に行ったりその他もろもろだ。
3人は自分を磨き上げるのにずいぶん時間をかけていた。今でもとても綺麗なのになあ。
1週間後シスターマリーの教会で結婚式を挙げた。
リリンもエレンミアもシャーロットも純白のウエディングドレスに身を包んでいる。とっても綺麗だ。
「汝、健やかなる時も、病める時も、喜びの時も、悲しみの時も、富める時も、貧しき時も、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り真心を尽くすことを誓いますか?」
「「「「誓います(のー)(っす)(わ)」」」」
「では指輪の交換を」
俺はリリンの左手の薬指に指輪をはめる。続いてエレンミア、シャーロットにも。3人から指輪をはめてもらう。
「誓いのキスを」
俺はリリンのベールをあげて唇にキスをする。本当に綺麗だ。続いてエレンミア、シャーロットにも。
「これで4人の結婚の儀は成立しました。4人とも末永くお幸せに」
これで終わりか。何か簡単だな。商館に移動して披露宴を行う。
商館まではリリンが召喚したペガサスで移動する。歩いてだけどね。
街の中をペガサスに乗って歩くなんて 目立ちまくりだ。まあ今日は結婚式だからいいか。
町のみんなから声がかかる
「とっても綺麗だよリリンちゃん」
「エレンミアちゃんかわいいよ」
「シャーロットさんとっても素敵」
「これは何の行列?可愛い女の子がいっぱいいるよ」
「サワタリ商会の旦那の結婚式さね」
「わー、すごいね」
宝石店の店員の15人と商館の従業員たちはみんな綺麗なので無理もない。
新婦の3人はお色直しをして入場する。リリンは赤のドレス。エレンミアはピンクのドレス。シャーロット青いドレス。
今日は商館も宝石店も休みにしてみんなを招待している。もちろん教会のみんなもだ。俺は一言挨拶をする。
「みんな今日は俺たち4人のために集まってくれてありがとう。心ゆくまで飲んで食ってゆっくりしていってくれ」
夜中まで宴会は続いた。みんな楽しそうだ。
次の日俺たちは新居に戻ってきた。
「いやー、なかなか忙しいもんだな」
「そうですわね」
「本当なのー」
「大変だったっす」
もう少ししたら、しばらく旅行に行くと言ってある。商品の補充は計画的に行ってある。
商館の方も宝石店の方も大丈夫だ。出陣は1週間後とした。
それまで夫婦の儀式を済ませねば。
「ナオトー血をちょっとちょうだい」
「え?血なんてどうするんだい」
「宝石にかけてほしいの」
「ちょっと待って!これはどっかで? どこかで見たことのあるシチュエーションなんだけど」
「······」
「ひょっとして?これは?魔族が子供作る時の···」
「リリンとナオトの子どもがほしいのー」
「あのーリリンさん?魔族って子供はこの方法でみんな作るの?」
「魔力が高い者同士だと、この方がより良い子供が生まれるのー」
「知らなかったー。今知った!!」
ちなみに人間式でも子供は作れるそうだ。俺達は人間式で愛し合った。子供は戦争前だし、もうちょっとおあずけだ。
そして、日を改めてエレンミア、シャーロットとも契りをかわした。
戦いを前にして2人にはゴーレム兵を全て預けることにした。
数にして200ずつ。地上用100と空を飛ぶもの100だ。これだけあればこの子達を守れるだろう。後は鎧を強化した。
ルイーネもついてくると言って聞かないので一緒に連れて行くことにした。
宝石店はアルファとベータに任せればなんとかなるそうだ。たいしたものだ。俺たちは5人でリリスの城に転移した。




