第43話 家づくりと宝石店開店
広い土地はあるのでそこに家を建てていくのだが、エレンミアの孤児院は話を聞くと規模が大きくなりそうだ。
直径100メートルのドーナツ型の5階建てにするつもりだ。1階だけでも150部屋はできる予定。5階だと750部屋。
ドーナツの内側には1階に食堂と2階に風呂を作る。3階には集会所を作る。4階には医務室や大部屋を作っていくつもりだ。
中心部分には塔を建てて自分たちの住処とするつもりだ。足りなければ土地はいくらでもあるので付け足して作っていくことになるだろう。
ルイーネに手伝ってもらいたいが彼女は今宝石店の開店準備で忙しい。ここは俺一人でやるしかない。
幸い自分の土地には鉄の鉱脈はいいものがある。毎日少しずつ家を作っていこうと思う。
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マスターにお店を任されて、この2週間は準備に集中してきました。
人手が足らないので新たに5体の仲間を作って名前もつけてもらいました。ミュー、ロー、シグマ、カイ、オメガです。
これで仲間は15体になりました。本当にみんなある程度は物が考えられます。
オートマトンだから給料なんてものは要りません。マスターに仕えられれば私は幸せです。
でも彼女達は少し違うようです。マスターへの忠誠は変わりませんが好みが個体によって違うみたいです。
宝石が好きな者が多いようです マスターに話したら、それならということでみんなある程度つけさせてもらっています。
販売がうまくいったらみんなにいくつかずつもらえるような約束になっています。これにはみんな躍り上がって喜びました。
さあ今日はサワタリ宝石店の開店の日です。みんな張り切っても持ち場に着きました。
今彼女たちが着ているのは黒いメイド服っぽい制服です。私がデザインしたものでとても可愛く仕上がってます。 これはかなりの自信作なのです。
お店は1階が店舗になっています。2階がオフィスと倉庫。3階は私たちのそれぞれの部屋になっています。
私は休む必要はありませんが彼女達は何時間かは休みが必要なようです。
私の細胞を分けて作った彼女達ですが元の体の材質をほとんど細胞が被ってしまって、もう外見は人間と変わりません。
物を食べることもできます。排泄はする必要はありません。エネルギー消費されてなくなってしまいます。
個体によってちょっとは違いますがクリスタルのゴーレムよりも確実強いです。
体術もある程度教えました。剣も本当に少しですが教えました。
マスターはすごいです。普通の宝石だけではなく魔法を付与したものを作れるのです。
魔法を付与した道具は値段もかなり高くなっています。王都まで連れて行ってもらって調べてきましたから間違いありません。
高いものなら金貨300枚から500枚もするものもあります。マスターが作るものは優秀でそれでも安いくらいです。
冒険者の人もお客さんに想定していますので安い物も作ってあります。というか数はこちらの方が多いと思います。
さあどうなるでしょう。
「いらっしゃいませ。ようこそサワタリ宝石店へ」
若い女性の方が沢山入ってきました。 どうやらアクセサリーを見に来たようです
「まあこれはいいわね。このイヤリングが欲しいわ。いくらになります」
「はいそれは10万エビス、金貨1枚になります」
冒険者の人もやってきます。
「この治癒の指輪ってのが欲しいんだけどいくらだい?」
「それは3000万エビス、金貨300枚です」
「うわー、それじゃ手が出ないなあ」
おや今度はどこぞの貴族様のようです。奥様を連れてのご来店です。
「結婚記念日の指輪が欲しいんだが」
「これなどはいかがですか」
「ほう。なかなか良いものだな。これにしよう」
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お店は朝10時頃から夜の8時まで営業している。今日の売り上げが上がってきたが、すごい事になっていた。
1日の売り上げは何と6億5000万エビス。金貨6500枚だ。
何がどう売れたかと言うと魔道具関係が多い。
魔力の腕輪。これは魔力を貯めておける腕輪だ。前にリリン達にあげた奴の劣化版だ。魔力は5000ほど貯められる。
それでも普通の人には夢のアイテムらしい。ルイーネはこれに金貨400枚の値をつけた。
ちょっと高いかと思ったがこんなアイテムはどこにも売っていないそうだ。それが4つれた。
冒険者はなかなか買えないようで、どこぞの貴族が買っていったらしい。
回復の指輪。使うと傷が治るという優れものだ。これは1つ金貨300枚。これが5つ売れた。
魔法耐性の指輪シャーロットの両親にプレゼントしたものだ。こちらも1つ金貨300枚。これが4つ売れた。
魔法の指輪。火、風、水、土、光の魔法の効果が上がる指輪だ。こちらはひとつ金貨100枚。これが14個売れた。
後は小さい指輪などの装飾品が65売れた。こちらは金貨10枚の値段がついている。
他にも細々したものがよく売れている。笑いが止まりませんなー。
まあこんなに売れるのは最初だけだろう。そのうち売上も落ち着いてくると思う。
みんなに臨時ボーナスを出した。オートマトンたちには宝石を1つずつ、奴隷達には金貨2枚を出した。
奴隷達はほとんど自分を買い戻せるだけのお金が貯まったようだ。全員を解放することにした。
平民になったので新しくみんなには1か月金貨3枚を支払う契約をし直した。もちろん自立して外に行くことも OKなのだが誰もそうはしなかった。




