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異世界最強クリエーター  作者: チャッピーミイタン
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第40話 謁見と王都見学

俺たちは転移で王都に来ていた。


さすがはこの国の都だな。チップスの町の何倍も広いし高い建物も多いな。


中心に行くほど高くなっている気がする。あれが王の城か。


まずは領主たちが泊まっている宿を探す。町の中心部に近いところにあった。


なかなか高級そうで名前は『幻の暁亭』


シャーロット実家が近くにあるようなので王との謁見が終わったら行ってみようかと思う。


「よく来た。待っておったぞ」


「お待たせしてすみません」


その後7人で打ち合わせをした。俺は貴族でも何でもないしな···礼儀は一通り教えてもらったが心配だ。


エレンミアとシャーロットはまあ大丈夫だろうがリリンが心配なので色々と釘を刺しておく。


ルイーネは何の心配もない。


次の朝、王城に伯爵の場所で向かう。


しかし馬車とはあまり乗り心地の良いものではないな···尻が痛くなる···短い距離でよかった。


「ちょっと緊張してきたっす」


「俺は別の意味で心配だよ」


「ふんふんふーん、ふんふーん、ららららら」


リリンは鼻歌を歌っていた。


門番に取り次ぎ城の中に馬車ごと入っていく。


「チップスの領主サンダース·ホールドアウト伯爵様の御一行です。王様への戦勝報告にみえました」


「うむ、ではいくか」


ハリー·オブ·スナック3世は軽やかに席を立つ。ハリーは今年38歳。180 センチ72キロとしっかりとした体つきだ。


俺たちは控え室から謁見の間へ移動した。王の前でひざまずく。


「領主サンダース·ホールドアウト伯爵。この度の働き見事であった。グレート·ホーキンスもご苦労だった」


「はい優秀な部下たちのおかげで勝ちを収めることができました」


「その立役者がその5人なのか」


「はい冒険者ナオト、冒険者リリン、冒険者エレンミア、冒険者シャーロット、冒険者ナオトの従者のルイーネです」


「おもてをあげよ」


「はい」


俺は作った礼服を着ている。リリンはひらひらの純白のドレス。エレンミアはピンクのドレスを着ている。シャーロットは青いドレスだ。ルイーネは黒のドレスを着ている。


「冒険者ナオト。今回の働きは見事なものだ。褒美を取らせる。何が良いか。爵位か領地か」


「はい、私は冒険者で商人です。爵位や領地は分不相応です。このチップスの領地に少しばかりの土地をいただければ幸いです」


「ふむ、そちは無欲だな。そちらの冒険者リリンは何が良い。申してみよ」


「リリンはねー、フェンちゃん達と遊ぶ場所が欲しいのー。町の中で会えないのー」


「遊ぶ場所か。うむ、わかった。冒険者エレンミアは何が良い」


「私は孤児院を建てたいのでやはり土地が欲しいっす」


エレンミアは孤児院を立てたいのか···意外な答えだ···初めて知ったよ。


「冒険者シャーロット。そちはどうじゃ」


「私は良い武器があったら欲しいです。今より少しでも強くなりたいので」


「なるほど。お前はどうじゃルイーネ」


「私はナオト様にお仕えできればそれだけで十分です」


「わかった。それでは今回の働きの褒美として西の国境の森を与えよう」


「はい、ありがたく頂戴いたします」


「ありがとうなの」


「ありがたき幸せっす」


「ありがたくいただきます」


「ああ、それから冒険者ナオトと冒険者リリンはB級冒険者。エレンミアはC級冒険者だそうだが今回の働きでその力も分かった。よって今後はS級冒険者に昇格する」


「「「はい」」」


「チップス領主サンダース·ホールドアウト伯爵は公爵に陞爵する。さらに今回解放したジュース領を授ける。存分に腕を振るうが良い。グレート·ホーキンスには男爵位を与える。チップスの領主とする」


「ありがとうございます。必ず復興し良き領地といたします」


「身に余る光栄です。領地経営に力を入れ、さらに町を反映させます」


そうか早くジュース国に入ったと思ったら、そういうことだったのか。やるもんだね。


サンダースの領地は前の10倍に、俺たちは山をもらったがチップスの領地の一部をもらったことになる。


チップス領が15000平方キロメートルぐらいで俺がもらった山の面積は300平方キロメートルになる。


サンダースとグレートは早速領地向けて出発していった。


大変だね。ご苦労なことだ。俺たちは王都を見物してから帰ることにした。


まずはシャーロットの実家に行ってみる。王都の中心から少し外れたところに、かなり立派なお屋敷があった。


「こちらはシャーロット·ウイリアムズさんのお宅ですか。私は冒険者のナオト。こちらは冒険者リリン。冒険者エレンミア。従者のルイーネです」


「お待ちしていました。どうぞこちらへ」


「私がシャーロットの父ジャン·ウィリアムズ伯爵だ。娘の弟子だそうだな挨拶に来るとは殊勝なことだ」


「弟子はシャーちゃんなのー。弱いのー。またみんなでお風呂するのー···もがもが···」


あちゃー··リリンの口を押さえたが遅かった。


「けっ、決闘だー」


伯爵と決闘するはめになった。ウイリアムズ家の庭は広い。伯爵は抜刀して飛びかかってくる。


俺はそれをかわして手首に手刀を当てる。はい終わり。


「何ということだ。剣も抜いていないのに···殺せ」


「殺しませんよ。特に理由もないし」


今までの経緯を伯爵に話した。


「しかしその強さなら分かる気もする。バカ娘め。見栄をはりおって···しかし一緒に風呂とは、娘を貰ってくれるんだろうな」


「はいその辺は後ではっきりさせますよ」


リリンがシャーロットを捕まえてきた。


「木の陰にいたのー。連れてきたのー」


「あらみなさん。お父様ごきげんよう」


「何を言ってるんだ。恥ずかしい」


なぜか妙に打ち解けて後でみんなで食事をし、シャーロットの案内で王都見物に行くことになった。


俺はご馳走になったので今度売り出す宝石をプレゼントすることにした。


「これは今度を開く宝石店で売り出すペアの指輪です。あらゆる魔法に耐性があります。今日のお礼です」


「これはすごいものだ。いいのかこんな高価なものを」


だが伯爵は嬉しそうだ。


「私が作ったものですから大丈夫ですよ」


1センチはあるダイヤの指輪が2つだ。おまけに魔法耐性がある。俺の魔力がかけてあるから強力だ。


後で聞いたが、それにしても1つ金貨300枚?そんなにするのかな。


「さあどこでも案内しますわよ。ほほほほほほほ」


「何が、ほほほだよ」


「そうなのー」


「シャーロットらしいっす」


俺たちは王城以外の有名な建物を回った。教会、劇場、庭園、コロシアム。


高級服店ではリリン、エレンミア、シャーロット、ルイーネに新しい服を買ってプレゼントした。


まあ好きなものを選んでもらった。ここだけで3時間はいたような気がする。


みんなで仲良くファッションショーをしていた。俺は自分の服を選んだ後は暇を持て余していた。だがみんなとても嬉しそうだった。


冒険者ギルドにも行った。前に行った所は東側だったらしい。西と南と北にもあったので全部で4か所だ。


これで滞りがちな素材の買い取りを4箇所でしてもらえる。さすが王都だけあって扱える数も多く50体は大丈夫だった。


これはいい。毎日来よう。


最後にみんなに俺の作ったアクセサリーをプレゼントすることにした。


魔力が込められる腕輪だ。前にペンダントをあげたが今度のは腕輪だ。


「これどれぐらい入るんですか」


「そうだな。俺の魔力の3/5だ」


「リリンになら2日でいっぱいになるエレンミアなら10日。シャーロットなら15日はかかるかな」


「すごい機能すっね」


「それは素晴らしいものですわ。私がもらっていいのですか」


「もちろん構わないさ」


「ありがとうなの」


リリンにつけてあげた。エレンミアにも。


「お願いするっす」


「どうだい」


「いいっすね」


シャーロットにもつけてあげた。彼女はうつむいてニヤニヤしていた。


ルイーネにもつけてあげる。


「マスターありがとうございます」


転移して商会に帰ってきた。

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