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異世界最強クリエーター  作者: チャッピーミイタン
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第28話  教会支援

夕方になってもリリンが帰ってこない。


町に行ってくると言っていたが転移もできるし大丈夫なはずだが。


もう子供じゃあるまいし···って中身が子供だった!···うーん···探しに行くか。


とりあえずサーチしてみる。町外れだなこりゃ。


走って行くとそこには教会があった。


なんとリリンがそこでスープを作っていた。


「ごめんください。こちらにピンクの髪の女の子でリリンと言う子が来てると思うのですが」


「はい。リリンさんには大変お世話になっています。あなたがナオトさんですね」


「はいそうですが」


彼女はシスターマリー。人族でこの教会の責任者だそうだ。


年の頃は30代後半ぐらいだ。他にもシスターが4人いるようで子供を35人も育てているという。


ここの教会は魔法の神イシスを信仰している。


経営が苦しく借金で立ち退き寸前の所をリリンに助けられたそうだ。


リリンがここに来たきっかけは若いシスターマーガレットが買い出しの時に市場で知り合ったのだそうだ。


「それでリリンさんが教会の借金を払ってくれたんです。金貨200枚も!」


「そうですか。ちょっとリリンと話してきます」


「リリン」


「あ!ナオト。ここの人たちに困っていてね、大変だったのー」


「リリンが自分で決めてお手伝いしたのか?」


「そうなのー」


「そうか。いことをしたね」


どうやら本当のようだ。リリンの頭を撫でると、とても嬉しそうにしている。本当に純粋だねー。


よし、俺も手伝うか。


バッファローの肉があったな。これを焼いてみんなに食べさせてやろう 。


食事をみんなでとって、みんなに見送られて俺たちは帰ってきた。


シスターマーガレットが途中までついてきてくれた。


彼女は猫の獣人でC級冒険者でもある。短い赤い髪で尻尾がある。稼いだお金は教会ヘずいぶん入れていたようだ。


「今日はありがとうにゃー。本当に助かったにゃー」


「また来るのー。あたしたち友達なのー」


初めての友達か。なんか俺まで嬉しくなってきたな。


「今日はリリンに新しい友達ができてよかったな」


「うん。仲良くするのー」


「それで、あー、エレンミアが一緒に暮らしたいって言ってるんだがどう思う?」


「エレンちゃんが?ナオトがいいならリリンはいいよ」


「そうか。3人で仲良くやっていきたいな」


「そうだねー」


やった!気にしないのか?


商会に帰ってきた。


今日からエレンミアが荷物を運んで3階で3人で住むことになった。


3人で住むと言っても部屋はたくさんある。1人1部屋ずつ使ってもまだ 部屋は余っているのだ。


リリンは甘えっ子なので俺が風呂に入ると必ず後からついてくる。困ったもんだ。


「もうリリンも大人なんだから1人で入れよ」


「いやん髪を洗ってなの」


「もうしょうがねえなあ」


ナオト作、特製のシャンプーでリリンの髪を洗う。リンスもする。


「よしリリン、こんなんでどうだ?綺麗になったぞ」


「ありがとうなの」


「ナオトさん。お背中流しますよ」


エレンミアが入ってくる。おいおいお前もかエレンミア。


2人とも立派なものをお持ちなので目のやり場に困る。


せっかくだから背中を洗ってもらう。

いやー、恥ずかしいなー、こりゃ。


湯船に入る。広いので3人で入っても余裕で入れる。


「やっぱ風呂はいいなあ。疲れが取れるよ」


「そうっすね。とても幸せっす」


「楽しいのー」


と言うかこんな可愛い子が二人も一緒に入ってると、やっぱ極楽だ。


明日も教会へ支援に行く。


教会の人達で金が稼げるようにしなくてはならないので、それをみんなで考える。


ひとつ作ってみますか。俺は作業部屋で作業を始める。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆


次の日


「おはようございますなのー」


「今日はナオトとエレンミアを連れてきたのーみんなで考えるのー」


俺はシスターマリーに様子を聞いてみた。


「いくつか質問してもいいですか」


「教会の経営はどうなさっているのですか」


「領主様からの分配金とあとは寄付になります」


「それから畑などで食べ物を自給自足しています。マーガレットのように冒険者として働いてくれている人もいます」


「なるほど。子供達の年齢と人数を教えてください」


「11歳12歳は10人、9歳10歳は9人、7歳8歳が8人、6歳から下が8人です」


「じゃあ半分くらいは働けそうですね」


問題は何をするかだが教会の人達だけで働いて稼げないと意味がないので商売がいいと思う。


「やはり商売をしてはどうですか」


「例えばこういうのはどうですか。いくつか作ってきましたので、やってみてください」


「これは何ですか」


「この辺りにはないですか?陣取りゲームですよ。オセロと言います」


「2人でやります。初めに白か黒かを決めて自分の色で相手を挟んだらひっくり返して自分の色にできます。最後に数が多い方が勝ちそうなります」


子供達もシスター達もすごく楽しそうだ


「面白いっす。これ売れるっすよ」


「どうですか?これを作って売ってみては」


「でもどうやって作ります?子供達に作れますかね」


これを見てください。俺は3つの魔道具を取り出す。


台の部分は緑の布を型に入れて切ります そして上からこの線を張った方を押し付けると布に黒い線が書けます。


丸いのはこちらの魔道具で作ります。


土を入れて挟むと丸く白くなって64個でできます。


そしてこの別の台の上に置いて少しすると黒くなります。これで完成です。


あとはこれを布の袋に入れれば出来上がりです。


「すごいです。これなら子供達でもできると思います。でもこの3台の魔道具はお高いんでしょう?」


「大丈夫、無料で無期限でお貸ししますから」


「ありがとうございます」


その後、責任者のシスターマリーと細かい約束について決める。


サワタリ商会の雑貨店で売ることを相談して家に帰ってきた。


「ナオトありがとう」


「いやー、ナオト様すごいっす」


これで教会の経営も少しは楽になるだろう。

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