第20話 商会始動
朝飯は昨日の残りとパンを買ってきたのでそれで済ませる。
そして仕事を振り分ける。
「みんな聞いてくれ。これから仕事の振り分けを行う。仕事は食堂兼居酒屋、そして風呂屋、雑貨屋、人材派遣この4種類だ」
「もちろん皆は従業員なので給料も払う。大人は月、銀貨30枚.子供10枚だそう」
「食事は毎日3食まかないが出るし風呂も毎日入っていい。ただし客が帰ってからだが」
「週一日は休みとする」
「仕事以外は特にこちらは干渉しない。好きに過ごしていいと思う。以上だ。何か質問あるか?」
「「「「·····ありません」」」」
「まあ迷惑をかけなければ大丈夫だ。それでは分担を言うからよく聞いてくれ」
「まず食堂兼居酒屋は元料理人のメイソンとアグネスに厨房任せる。下に女性を10人と子供達も10人つける。料理人候補と接客係になってもらう」
「おいおい俺の知ってる料理も紹介してくつもりだ」
「食堂は夜明け前から始まり日の入りからしばらくの間営業する」
「二班に分けて早番と遅番にし週一回は休みになる。まあこんな感じだ」
「料理の値段だが、食事は銅貨20枚から銀貨5枚程度までを考えている」
「まあ料理は色々できるようだから、その辺はメイソンとアグネスに任せる」
「風呂屋は商人の娘だったアンナとマッサージの得意なクロエに任せる」
「下に女性を5人つけ雑事に子供たちを4人つける」
「こちらは様子を見ながらでお昼からの営業となる」
「風呂代は銅貨30枚でいいだろう。日の入りらしばらくの間までで閉店とする」
「もちろん週1日は完全休業で給料もさっきと同じだ」
「雑貨屋は商人の娘だったエミリーをリーダーにして子供たちを5人つける」
「こちらは日の出から始まり日の入りからしばらくの間までになるな。ここも早番と遅番の2班に分けて活動してもらう」
「品物は日用品や冒険者が必要とするアイテムも扱って,まあ値段はいろいろになるだろう」
「仕入れは俺の方でするので心配はいらない」
「人材派遣はマネージャーにソフィア派遣組のリーダーとしてルーカス、ジャック、カーター、ダニエルその下に15人の男をつける」
「朝から依頼を受け大体は日の入りで終わる」
「依頼によっては日をまたぐこともあるだろう。1人1日動かすとして基本的には銀貨3枚から受け付ける。こんな感じかな」
「あのご主人様、私はまだ仕事を割り振られてないっす」
ダークエルフのエレンミアが訪ねてきた。
「エレンミアは商会の仕事より冒険者の仕事の方が合うと思ってな」
「確かにあたいは里では戦士だったすけど」
「商会が落ち着くまで俺たちと狩りの練習だ」
「はい、わかりましたっす」
「さあとりあえず始めてみようか」
俺は宣伝のために町にポスターを貼るか。各ギルドに広告を出そう。どうなるか楽しみだ。
「そうだみんな客商売なんだから、これから風呂に入ってくれ。石鹸は風呂場に置いてあるし、シャンプーもあるんで綺麗にしてきてくれ」
「あのご主人様シャンプーって何ですか」
「知らないのか?頭を洗う時に使うものだよ。後で教えてやるよ」
こうして1日目はかなり忙しかったが みんな頑張っていた。
1日目の結果は食堂兼居酒屋は朝から安い食事がたくさん売れた。夕方からは居酒屋の方が繁盛していた。売り上げは金貨2枚と銀貨40枚。
風呂屋はずっと繁盛していた。売り上げは金貨3枚と銀貨30枚。
雑貨屋は単価の高いポーションが売れ売り上げは金貨10枚と銀貨70枚。
人材派遣は何とたったの銀貨57枚だった。男達は肩を落としていた。




