第19話 サワタリ商会
次の日、俺は商業ギルドに行き商会を開く手続きをしに行った。登録と保証金で金貨10枚かかったがこれで店が出せる。
続いてアパート部分の窓を鉄とガラスで作る。
その後ベッドの土台を鉄で作るが数があるので大変だ。
トイレも作っていくがもちろん水洗だ。流されると下で浄化されるように魔法をかけてある。
水は、その後タンクに吸いあげられてそれぞれのトイレに分配される。我ながら凄い。
糞については乾燥して出てくるようになっている。集めて処理をすればいいだけなので簡単だ。
イメージははっきりしているし、材料もあるから普通ならできないことでもできてしまう。
風呂屋も営業する予定なので銭湯なみに広く作る。
トイレと同じつくりになっている。汚れた水は浄化され元のタンクに補充される。
魔道具が組み込んであり蛇口をひねるとお湯が出てくる仕組みになっている。もちろん水の出る蛇口も作ってある。
リリンには布団と枕と毛布を60人分買いに行ってもらっている。あと料理と酒の手配もさせている。
リリンも時空魔法が使えるので、ストレイジは持っている。まあたいていのものはみんな入ってしまうので大丈夫だ。転移も使えるので便利この上ない。
次に台所を作る。コンロは炎の出る魔道具に魔石をセットして炎が出る呪文を組み込んで作った。
今日はここまでだな。··· 後、細かいものはまた後日だ。
次の日
おっと、下着ができたのでレアー用品店に品物を卸しに行く。とりあえず男物も女物も各サイズ100ずつ作ったけど売れるといいな。
「やあゴードン店長、下着ができたので持ってきましたよ」
「ああナオトさん。ありがとうございます」
「値段とかは店長さんにお任せしますので売ってみてください」
「お任せください。きっと高く売れますよ」
その後ダーマス奴隷商会に行き奴隷の引渡しをしてもらう。
みんな粗末な服を着ていで靴は履いていない。
まず洋服屋に連れて行く。あまり良い品ではないが1人3着ずつ選ばせる。下着も同じように購入させる。
「あのご主人様本当に選んで良いのですか」
「こんなに服をもらえるの」
「こんないい服着たことない」
特に女性は喜んでいた。
その後は雑貨屋、靴屋をまわりサワタリ商会に向かった。
商会に帰ると寝具が届いていた。
「ナオトー買ってきたのー」
「リリンご苦労さん」
みんなに自分の部屋に運び込ませる。
「あの一人一部屋なんですか?」
「個室が与えられるんですか?」
「そうだよ」
そして全員を食堂に集めて話をする。
「俺はこのサワタリ商会の会長のナオトだ。そしてこの建物がみんなが過ごす拠点になる。ここで働いてもらう。いいかな?」
「あの旦那様、俺たちは何をすればいいんですか」
「それはお前たちに合わせて色々考えてある」
「サワタリ商会の船出だ。まずは食って飲め」
「奴隷にこんなうまいものを食わせるなんて、うちのご主人様はどんな人なんだ」
「美味しいです」
「私たちいいとこに来たんじゃない」
「こんなごちそうが食べられるなら頑張れる」
「みんな仕事は明日からだ。今日はゆっくりしてくれ」
2時間ほどの飲み食いが終わり一応お開きになる。
「後はそれぞれの部屋に戻って自由に過ごしてくれ」
「あの鍵をかけないんですか」
「鍵なら部屋にあるぞ。」
「これじゃあ自由に出入りできるじゃないですか」
「あーそうだな。ここを出て他でなんとかできると思う者はやってみればいい。特に止めはしないよ。ここで頑張ってみようと思うのものだけ残れば良い。お前たちはサワタリ商会の従業員だ。俺は特にみんなを縛ろうとは思わない。さあ寝ろ寝ろ」
「逃げるなんてとんでもない」
「こんな良いところ他にないわ」
「絶対ここにいます」




