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異世界最強クリエーター  作者: チャッピーミイタン
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第182話 仲間の出現と巨大化魔法

私はキュウキよん。トウテツもコントンもやられたわん。あいつは本当に強い。まともに戦ったらあたいも殺されるわん。


死ぬのは馬鹿らしいわん。しかし、あいつらの下につくのもイマイチ納得がいかないわん。どうするかな?逃げるか。うん、そうだなそれがいいわん。


一つ気がかりなのはアポフィスね。あいつの命令で4凶竜なんてやってたけど3人も殺られたんじゃ出てくるわね。


どうせ敗戦の責任をとってもう1回戦えとかなんとか言うんでしょ。やってられないわん。


ああ、でもあの酒は美味かったなー。できたらもう一度飲みたいわん。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆


私たちは凶竜の件が大体片付いたので とりあえずこの国の王様のところに様子を見に行ってみることにした。


円盤に乗り20分ほどでオシリスが住んでいるフェルサの町に着くことができた。


なかなか大きくて活気のある町だ。あれ活気はあるんだけれど若い女の人が全然いないな?どういう事だろう。


そうか!ここの王様は女癖が悪いんだったな。だからみんな気をつけて表には出ないのか。


「アベイル。王様にかかっている魔法は解いたのかい」


「プミー確実にときました」


「その時の様子はどうだったんだい」


「プミプミー!えー、その、あの、女の人たちがたくさん虐げられていました」


「あーそういうことね。それじゃその人たちがどうなったか見に行ってみよう」


みんなに透明化の魔法をかけて気配を消して王の城に入った。


女の人たちがたくさん着替えをして 荷物を持って城を出ようとしている。 その数はおよそ100名ほどになる。


「まったくふざけた王様ね!やりたい放題やっておいて今更帰れだなんて」


「このままずっと囚われよりマシでしょ」


「これぽっちのお金じゃ足りやしない」


「とにかく早く行きましょう」


ふむ。どうやら奴隷として囲っていた女を開放したってとこかな。


多少はまともになったというとこかな。更に進むと王と側近が話していた。


「わしは本当にあんなにたくさんの女を囲っていたのか?」


「何をおっしゃいます。どんどん引っ張って来るように言ったのは王様じゃないですか」


「そんな命令を出したかのー」


「王様は偉いんですから何しても大丈夫ですよ」


「いやわしはもうしたくないぞ」


「はい、まあ王様がおっしゃるなら終わりにします」


まあこれで普通になるだろう。しかし、これじゃあ私はただ働きだな。まあ冒険にはなったからいいかな。


「よしそれじゃあキュウキを説得に行こうか」


「はい分かりましたマスター」


いにしえ族はしようがないといった感じでついてくる。


私たちは西の山に円盤で向かう。するとそこにはキュウキと何人かの男女が話をしていた。


少し手前で降りて様子を伺う。何か険悪な雰囲気だな?


「おいキュウキ!お前ら4人もいたのになんてざまだよウォー」


「相手が強かったんだよん。あたいたちは全力であたったよんグルル」


「なんだと!ふざけるなよ。本体で当たったのに負けたっていうのかウォーン」


「あたいはまだだよん。でも他の3人は本体で当たっても負けたよんグルル」


「信じられねえ!コントンがいただろう。トウテツだっていたはずだ!それが人間に負けたとはウォー」


「相手も大きくなれるんだよん。魔法も使ってくる。とんでもない強さだよんグルル」


「うむー、よしそいつはこのウリディンムか倒す!ウォーン」


こいつは犬だよな?オオカミか?


「相手は相当やるようだなシャー」


こいつが蛇なのはわかる。


「なめると痛い目を見るかもしれんなギョイギョイ」


これは鳥!鷲かな?


「俺も手を貸すギョ」


こいつは魚だな。


「お前も戦うんだろうな!キュウキ!ヴォーン」


「も、もちろんだグルル」


あいつ仲間があんなにいたのか。これじゃあ説得しても無駄になるな。今は一旦引くか。


「大魔王見ただろう。あいつら増えてやがるぞ。5人もいたじゃないか」


「んーあれが全部巨大な化け物なんだよな」


「脅威」


「いくらなんでもちょっと相手にするには無理があるんじゃないバサバサ」


「私たちも大きくなれないかしらガチャガチャ」


「多分巨大化魔法は頑張れば習得できると思うわ。ただ鎧や武器の調節が難しいのよね」


「何大きくなれるのか?」


「多分なれると思うわ。一度魔国に帰りましょう。そこで修行して出直しましょう」


私たちは転移門をくぐり急いで魔国へ戻った。ナチュラルリッチタウンの外で修行することにした。


みんなに巨大化魔法の理屈を教えやって見せた。


「エクスペンド!」


「要領は分かったので後は自分たちで修行できる。ただな」


「どうかしたの?」


「んーもし成功して大きくなれたら 私たちの今の服はちぎれてなくなるんだよな」


「あー服のことね。それなら着替えを用意しておきました。下着だけだけどね」


みんなに着替えてもらい下着姿になってもらった。


「これでも十分恥ずかしいなバサバサ」


「はだ、見えすぎ」


かなりきわどいビキニだからな。まあ裸よりはマシという程度だな。


彼女たちには巨大化の修行をしてもらう。その間に私はみんなの武器を作ることにした。


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