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異世界最強クリエーター  作者: チャッピーミイタン
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第172話 見舞いとアルバイト

朝になり俺は嫁たちを順番に見舞う。最初はネフィのところだ。


「ネフィおめでとう」


「ありがとうございます。元気な女の子ですよ」


「そうか。かわいいな」


「名前は考えたのか?」


「それはあなたが決めてください」


「うーん。そうか。···それじゃあリムなんてのはどうだ?」


「リムですか。いいですね。それにしましょう」


2時間ほどネフィの所にいて色々話した。そして俺は次のバイモンの所に行くことにした。


バイモンは人族領の妖精族の村にいる。転移門をくぐり少し歩くと村に着く。


「やあバイモン調子はどうだい?」


「私たち妖精族は人族よりは妊娠期間が短いです。あと半年ほどで産まれますよ」


「そうなのか。とにかく体を大事にな」


「ありがとうございます。私はどこか行ったりはしません。ここが故郷ですからここで子供を産みたいと思います」


「そうだね。それがいいな。何か必要なら言ってくれ。できるだけ用意するから」


「大丈夫ですよ。もう身の回りのものは全て揃っていますので心配しないでください」


「そうか」


次に会うフレイムとアイスは故郷に帰る用意をしていた。


「いよーし、荷物はこんなもんかな。元気な子を産んで来るぜ」


「そうか。お前より元気な子はいないと思うが頑張ってくれ」


「ああ任せろ!」


フレイムを転移魔法で里まで送る。竜は卵から産まれるようだが、かえるまでに1年はかかるようだ。時々様子を見に行こう。


続いてアイスのところに行く。


「どうだ調子は?」


「は、はい。体調は万全です。あとは頑張って産み育てます」


「そうか。頑張ってくれ」


「男でも女でも最強の水龍が生まれると思います」


こちらも卵がかえるまで1年はかかるようだ。時々様子を見に行くつもりだ。


最後はベルフェゴールのところに行く。


「我なら大丈夫だ。3ヶ月ほどでもどれるはずだ」


「そうなのか?途中で様子を見に行くから頑張ってくれ」


「うむ。まあ見ていてくれ」


彼女は自分の実家があるのでそちらの方に帰る。


嫁さんたちを見舞った後、午後からリリムに会う。


「やあリリム、視察ご苦労さま。様子はどうだい?」


「はい、各地とも統治が行き届いていますし戦争がなくなった分潤いが出てきています」


「それはいい事だな。良からぬ事をする奴はいなかったか?」


「あまり大事件はないですね。小悪党は何人かいましたが」


「そうか。平和で何よりだ」


「人員は足りているか?」


「はい、大丈夫です。エステルさんは優秀ですから」


「何?あれから人員は増やしてないのか。大変だろう」


「いえ、ちょうど良い仕事量です」


「うーん、もう一人つけてやろう。うちに元気の良い娘がいるんだ」


という訳でピピをつけてやる事にした。ピピは新しい仕事に意欲を見せていた。


夕方になりいにしえ族のみんなと町で会う。


「今日はヴァルキリーの訓練の後午後からは町でふらふらしていたのよ」


「そうか。見るものがあるのはいい事だよ」


「んー前の冒険は面白かったわ」


「そうね。いい勝負もできたしねガチャガチャ」


こいつらはやはり戦闘狂だな。いや俺もかな。


「これからはどうするのバサバサ」


「また、冒険、したい」


「そうだね俺も行きたいと思っているよ。明日の朝転移門の前に集合でいいかな」


「「「「「分かったわ」」」」」


夜になりお努めの減った俺はエレンミアのところに行く。彼女は今自分の領地を治めることに力を入れている。


今日も帰りが遅いようなのでシャーロットのところに行く。彼女は統治とまだ強くなりたいようで夜でも修行をしている日が多い。


どうやらいないようだ。しようがないので今日はもう用がないので町に繰り出す事にした。


男のなりでいくとややこしい事になると困るので女になり町を歩く。


鎧や剣をつけないミニスカート姿だ。髪は面倒なのでそのまま腰まできている。


「お姉さんきれいだねー。ちょっと仕事してみないかい?」


「いやいいです。これから飲みに行きたいので」


「飲んでてもいいからさ。ちょっと店先に座っていてくれればいいんだよ」


「それならいいよ」


これは娼館?店先で飲んでいてもいいならまあいいか。確か前にもこんな事があったな。


「この衣装をつけてね」


「何これ!超エロいひも下着!まあいいか。飲んでいればいいなら減るもんじゃなし」


おー男が来る来る。ウインドウの俺を見て店に飛び込んて来てる。


「おーい、お酒がないよーおつまみもね」


「待っててねナオちゃん!」


「ふーこの酒は飲みやすいな。つい飲みすぎてしまうな。あー暑いな」


いつの間にか胸が見えていた。あれどうりで人だかりができていると想った。


「あはははははは。一緒に飲むか?」


店に男たちがなだれこんで来る。何か話しているようだがみんないなくなってしまった。


「何かあったの?」


「みんなナオちゃん目当てで来てるんだよ。店に入って一戦したらナオちゃんと飲めるって事にしたのさ」


「はーなるほどね。上手いこと考えるね」


うーん。だんだん眠くなってきたな。今日は結構まめに働いたからな。ふああ、もう寝ようかな。

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