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異世界最強クリエーター  作者: チャッピーミイタン
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第167話 従者頑張る 

「総帥アンラマンユ様。大魔王ナオトなる者が我がダエーワに攻め込んて来ています」


「それは聞いておる。ザリチェは捕まりどうやらタルウィは倒されたようだな」


「はい。今のところ獣王ウルスラグナの手の者としか分かりません」


「多分他国の者だな。そのような強力な者は聞いたことがない。こちらもそろそろ本気にならんとな。わずか1日半で部隊が三つも壊滅させられるとは」


「はい容易ならぬ敵です」


「で、次は誰が行く?アカマナフ」


「サルワが適任かと」


「うむ、任せる」


山の麓


「どうやらあの山が根拠地のようね」


「プミーそうです大魔王様。ただあのわきの谷になっているところには何かすごく大きな生き物がいるみたいです」


「はーなるほどね。竜かなんかかな?」


「たぶんそうみたいですマスター」


「相手の切り札だろう。出てくるなら最後かな。次のやつが出てくる前に少しでも先に進んでおこう」


「わかりましたボス」


山の斜面を進んで行くと木の上に大きな猿の獣人がいた。


「キシキシ、お前が大魔王だな。女だったのか」


「今はね。お前が次の相手か」


「キシ、俺はサルワ。ダエーワのサルワだ」


奴の周りには猿の獣人の他に猿の魔物もたくさんいた。みんな3メートル以上はある。


ざっと見積もって400から500というところだな。森を全部焼き払ってしまうのもなー。他に何か手はないものか。


何も思い浮かばなかったので男に戻って巨大化して肉弾戦をすることにした。


「うふふふふふふふ、変身!エクスペンド!」


俺は10メートル位の大きさになり猿どもをぶっ飛ばしていく。


「行くぞー!」


ドガガガガガガガガガガガ!ボガン!ボガン!ボガン!ドカン!ドカン!ドカン!ドカン!


「ふん!どうした。こんなもんか」


「くっ なんだこの化け物はこんなのにかなうわけがないじゃないかキシキシ」


仲間たちも攻撃を始める。アルテミスの弓、アテナの鎧の攻撃が始まった。 他の者も剣や槍で相手を一撃必殺で葬っていく。


30分ぐらい戦ったら相手の数は半分ほどに減っていた。敵が撤退を開始する。俺たちは追撃戦に入り一匹でも多く奴らを削る。


山の上の城


「アンラマンユ様!相手は化け物です!キシキシ。俺達の倍以上に巨大化してみんな赤ん坊同然にひねり潰されました。500いた部下も200に減ってしまいましたキシキシ」


「何と!それほどか」


「キシキシはい、やつの仲間も相当な手練れです。一対一ではとても勝ち目がありません」

 

「うーん。それほどとは。どうするかアカマナフ」


「出るまでに時間がかかりますがドゥルジの魔獣軍団を出します」


「うむ。早速手配を頼む」


山の中腹


「プミー大魔王様服を着てください」


「ああそうか。巨大化したから服がみんな破れしまったんだ。ははは、今度は特殊加工の下着をつけてくるよ」


「このあとはどうしますかボス」


「もう夕方だしあとは明日でいいかな」


「待ってくださいボス。ここで攻撃の手を緩めると奴らに準備の時間を与えてしまいます」


「しかし、もう夜だしー俺はちょっと帰んなきゃいけないしな」


「マスター私たちがやります。ゴーレムを使わせてください」


「それはいいけどさ。明日まとめて攻撃すればいいんじゃない」


「いえ明日の攻撃の前に少しでもダメージを与えておくべきだと思います」


「あーつまり嫌がらせの攻撃をすると」


「私たちは寝なくても平気ですので」


「それじゃあ頼むよ」


自分の持っている魔導バズーカの玉をを3人に渡した。俺たちは一度ナチュラルリッチタウンに帰ることにした。


従者の3人は残って城に攻撃をかけるようだ。この3人なら大丈夫だろう。


彼らも自分のゴーレムは100体ずつ持っている。それに魔導バズーカの弾を持たせて城に投げつける作戦のようだ。


「それではルイーネ隊攻撃開始!」


ガンガンガンガン!ドカン!ボカン!


「猿は一体ずつ倒しなさい!魔導バズーカの玉は城にぶつけるのよ!」


「あれは魔獣?何で魔獣がいるの?魔獣には3体であたりなさい」


1時間経過


「ようしそろそろ引くわよ。アイ!魔獣がいるわよ。魔獣に15体やられたわ」


「わかった。魔獣を集中して倒そう。アイ隊攻撃開始!」


ドカン!ドカン!ドカン!バンバンバンバンバン!


「魔獣は召喚されたのか?どこかに呼び出したものがいるのだろうか。今のところ分からないな」


1時間経過


「頃合いをみて引くぞ。アベイル魔獣の召喚者は見えなかったよ」


「プミー分かりました。魔獣の秘密を探ります。アベイル隊攻撃開始!」


「おかしいわ魔獣は上位のものなら喋れるはずだけど。みんな目がうつろだわ。操られているみたい」


「ディセイブルマジック!」


「目に光が戻ったら何処かに行ってしまったわ。やはり操られていたようね」


1時間経過


「ルイーネ!魔獣は操られています。ディセイブルマジックで正気になれば帰って行くわ」


「さすがアベイルね。ありがとうルイーネ隊突撃!」


「猿や馬はもういないみたいね。魔獣は帰ってもらいましょう」


こうして私たち従者3人はゴーレム100体で波状攻撃をかけ続けました。


相手の猿や馬はどうやら全滅したようです。魔獣30体は追い返しました。しかしゴーレムを43体失いました。任務は果たせたと思います。

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