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異世界最強クリエーター  作者: チャッピーミイタン
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第164話 ザリチェ捕まる

「どうした?ガイコツ野郎」


「うるさい吸血鬼!砦がやられた!とてつもなく強いのが来たぞ」


「なんだと全滅したのか!」


「炎の大岩が無数に降ってきてあっという間にやられた!俺は後ろに報告に行く。気をつけろよ!」


「そんなものこのザリチェ様がぶっ飛ばしてやるさ」


俺たちは砦を突破して更に奥地に進んだ2キロメートルほど進むと同じような砦がまたあった。今度はさっきより人が多いようだ。


「大魔王!またさっきのをやれば簡単でいいと思うぞ」


「そうかな。それじゃあ変身!」


また女になり魔法を使おうとする。そこをルイーネに止められてしまった。


「大魔王様ちょっとお待ち下さい。せっかく女の子になったんですから男のままの服では格好がつきません。ちょっと着替えさせてください」


「すぐに終わるからいいんじゃないか別に」


「プミーそうはいきません。やはり大魔王様はいつも可愛く美しくないと」


「はー、わかりました」


ルイーネが衝立になってくれたのでそこで着替える。3分後にみんなの前に姿を現す。


「大魔王!着替えるとお前なかなかいい女だな」


「どうだヴァハグン。この6人の中で抱いてみたいのは誰だ」


「うーん。一人には絞りにくいな」


「アホなことをやってないでさっさと攻撃したら」


「そうだな」


「砦の皆さん!死ぬのが嫌だったら降参してください。さっきの砦の人も強がっていましたが全滅しましたよ」


「お前らがタルウィの砦を落とした連中か」


「はいその通りです。無駄な抵抗はやめて降伏してください」


「誰が降参なんかするか!」


「それじゃあ仕方ありませんね。こちらも攻撃を開始します。燃ゆる大岩よあれー!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴー!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドカン!ドカン!ドカン!


しかし、今度は全部は当たらなかった。ザリチェとか言うやつが魔法を放って大岩を撃ち落としたのだ。


かなり撃ち落とされてしまったが細くなっただけで砦に落ちた事には違いはない。


「なかなかやるな。それではエクスプロージョントルネード!」


これを魔法で相殺するなんてなかなかできるもんじゃない。あと何発か放って吹っ飛ばしてやろう。


「エクスプロージョントルネード!」


5発も撃つと砦は大破した。ザリチェが飛びかかってくる。生き残りの反乱軍が飛び出してくる。


「乱戦になる。みんな頼んだぞ!」


「おう任せな!」


みんな分散して相手をする。こちらは従者を入れて10人だ。相手はまだ70人はいる。


しかし、武を極めた者たちの敵ではなかった。5分とかからず敵は敗走を始めた。


ザリチェがまだ残って戦っていた。


「おいお前ら逃げるな!まだ負けちゃいねえ!」


「いやーもうほとんど負けですよ。降参しなさい」


「おのれーお前だけは倒してやる!」


「ハイレーザー!」


「ぐはっ···まだだ」


「ディセイブルマジック!」


「ファイヤーランス!なんだと?······魔法が発動しない!」


「ハイレーザー!」


「ぐああ!」


ザリチェは逃げ出そうとする。だがもう遅い。


「エクスプロージョントルネード!」


ドッカーン!


「ううっ」


さすが吸血鬼!なかなかにしぶとい。 だが無力化したのでこのまま獣王のところに運ぶことにしよう。


「ちょっとこいつを獣王のところへ届けてきます。皆さんはここで待ってて下さい」


「分かりましたガチャガチャ」


転移して王宮に飛ぶ。


「一人捕まえましたよ。後はそちらでお願いします」


「おお!こいつは残忍ザリチェではないですか」


「そうなんですか」


「確かに受け取りました。獣王様にも伝えておきます。ありがとうございます」


「それではまた」


転移して第二砦にもどる。みんなで何か騒いでいた。


「どうかしましたか?」


「んー捕虜が見つかったのよ。だけど さっきの戦いで何人かなくなってしまったようです」


「ルイーネ、何人死んだのだ?」


「15人は助けましたが8人は死んでいました」


死体を運ばせ体を治す。そして蘇生魔法をかける。


「リバイブ!」


「大魔王、すごい」


「蘇生魔法が使えるんですか!あなたは素晴らしい方だバサバサ」


「もうずっと女でいいんじゃないか?」


「いや蘇生魔法は男の時も使えるから」


今日の戦闘はここまでにして一旦ナチュラルリッチタウンに戻ることにした。アベイルの分身は残していくことにする。


帰るとミスラちゃんがむくれていた。


「ねえ大魔王様、同行を許可したんじゃないの?私も連れていってよ」


「いやミスラちゃん、今回はちょっと危険すぎるからお留守番だよ。今日も2回戦闘があったしね」


「そこを何とか」


「いや、だめ、危ない」


「びえーん」


「仕様がない子ね」


仕方がないので何か欲しいものをひとつ作ってあげることにした。

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