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異世界最強クリエーター  作者: チャッピーミイタン
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第143話 決着、新しい体

一瞬力を溜めたような仕草をしたがその後全身から金色の光が俺の方へ突進してくる。


すごいスピードで避けられそうにない。どっさにバリアーを張ったがかなり削られてしまった。


俺は片膝をついたがまだ倒れてはいない。


「くっそーなんていう技だ!体力がほとんど削られちまった」


「どうだ今のは効いただろう」


俺はストックしてあっ魔力の指輪を使う。


「エクストラヒール!」


小転移でアレースの真上に出る。


「エクスプロージョントルネード!」


さすがにこれは避けれなかったようだ。地面に叩きつけてやった。


「ははは、やるな」


小転移でアレースの真上に出る。大槍が来るがかわして?


かわせなかった。腹を刺された。脇腹から大量の出血があるが我慢してアレースを殴りに行く。


いいのがこめかみに入いった。続けざまに殴りに行く。5、6発入れたが相手の蹴りでこちらも吹っ飛ばされてしまった。


俺は腹の治療をする。


「エクストラヒール!」


ちょっとふらふらする。血が流れすぎたかな。これはまずい。もうあんまり動けないな。


傷は治っているが血が足らないようだ。アレースはまだフラフラしている。


俺は短剣を10本ほど出して魔力で操ってアレースを狙う。


3本当たったが後は弾かれてしまった。背中と右足に2本短剣が刺さっている。


それと同時に走り出しアレースの槍をかわしてもう一度懐に飛び込んだ。今度は右肩を切られたが何とか懐に入ることはできた。


長い方の剣でアレースの腹をを突き刺す。だが彼女はまだ倒れない。


「これはどうやら私の負けだな」


「これで戦いが終わるのか。助かるよ。こっちはもうフラフラだ」


「お前のような者は見たことがないな。すごい力だ。私にここまで傷を与えた男は今までいなかった」


俺は剣を抜いてアレースの治療をする。


「いや治療は無用だ。満足だ!もう未練はない」


「ちょっとどういうことだもう少し説明してくれ」


「今がいつの時代か知らないが私は武を極めた者の一人だった。私と対等に使える戦える者はどこにもおらず、それでもいつかは良い勝負が出来ると思い眠りについたのだ。だが今の戦いでその願いは叶った」


「これからどうするつもりだ」


「どうやら天へ帰る時が来たらしい。この体はもう限界なのだ」


「それはちょっともったいないな。もう少し生きてみないか」


「···」


「代わりの体があればどうなんだ?生きられるのか?」


「そんなことはできるはずもない」


「そうでもないぞ。俺の知り合いにはいろんなのがいて体を分けてくれる者がいる」


「おーいアベイル。ちょっと来てくれみんなも急いでくれ」


「プミー私の体の分身を使ってください」


アベイルは分身を作り出す。そこに俺は魔力をつぎ込んだ。


「分身よ。アレースを包み込め!」


アベイルの分身はアレースを包み込んでしばらくゴニョゴニョモニョモニョと動いていたが次第に形が定まってきた。


顔はアレースそのものなんだが随分小さくなった。どう見ても12、3歳くらいだな。


豊満だった胸はほとんどなくなりまっ平らになっていた。髪も膝まであったのだが腰までに止まっている。


「これが新しい体か。なるほどすごいものだな」


「何も死んでしまうことはない。それでもう少し生きてみたらどうだ」


「これでは力が出んな。無理すればできるが長くは持たんし、この形が一番 都合がいいらしい」


「ずいぶん可愛くなったな」


「うーむ。昔を思い出すな。前の服はもう着れんな。何かないかな。さすがに裸は恥ずかしいな」


「おお、すまんな」


俺は前に作ったリリンの服をあげた。ワンピースだから大丈夫なようだ。


「前の服はここに入れておくといい」


「おお、便利だな」


「せっかく生まれ変わったんだから俺の国に来てみないか」


「それはいいのだが、私にはタイプの違う仲間がいたのだ。そいつらに会いたいものだな」


「会ったらすぐ戦いになるんだろ?」


「多分な」


「今日はもう力が残ってない。日をおいてくれないかな」


「そうだな」


俺たちは転移門を通りナチュラルリッチタウンに帰るのだった。

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