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異世界最強クリエーター  作者: チャッピーミイタン
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第129話 大魔王失敗する

約3週間が経ち大地は緑で覆われ砂漠は消えた。水が各地に行き渡りこれで砂漠化することもないだろう。 


おもてなしもたくさん受けたし、そろそろ次の土地に行こうと思ったのだが 南の方から怪しい物体が動いてくるのが見える。


なぜかキーキー言ってるような気もする。とにかく気になるので見に行くことにした。


あれは一体なんだ?20メートルぐらいの高さがある植物?全身緑色である。だがその形は人型にも見える。  

上の方からキーキーキーキー言っているのが聞こえる。植物なのにキーキーキーキーとはこれいかに?  


ひょっとしてこれは俺が大地を豊かにした時に作られたものか?何で植物なのに動けるんだ?全くわからん?


とにかくあんまりいいものではないことだけはわかる。早めに潰してしまおう。


「アイ操縦変わってくれ」


「分かりましたボス!」


俺はフライで飛んて巨大奇形植物に近づく。高さは20メートルくらい、人間のような2本足、2本の腕、体中からつるのようなものがたくさん出ている。


頭をの方ではキーキーキーキー言っている。まさか植物と動物が一緒になってしまったということはないよな。いやそうかなこれ?


たくさんのツタの先に花が咲きその先に茶色い実のようなものがなっている。


なんだこりゃ?やがて実が地面に落ち中から緑色の猿が出てきた。


ひょっとしてこれ植物と猿が一緒になったものか?えらいもんを作ってしまった。なぜこんなものができたんだ。


今はこいつを倒すことだけ考えよう 植物だから燃やしてみたらどうかな。


「ファイヤーストーム!」


さすがに植物はよく燃える。キーキー言いながら動かなくなっていった。


しかしツタから生まれてた猿たちはあっちこっちへと走って逃げていった。


それを俺はハイレーザーで駆除する。ほぼ全部倒したはずだ。


ツタザルはあんまり強くはないが繁殖力が強い。気をつけねば。


「マスターあれはこの間の作業のときに生まれた者ですね」


「うん。どうやら間違いないようだ。 次からは気をつけよう」


「い、いえ!あれ兵器になりますね」


「あ、うん。そうだな」


あの植物ともっと大きな魔物を用意して俺が土を肥やせば恐ろしい合成魔物ができるわけだ。


偶然だけどなんて恐ろしいものを作ってしまったんだ。


「というわけで合成魔物を作ってしまいました。もし現れるようなら駆除しますので連絡をください」


「分かりました。でも、土地が肥えて作物がよく出来るだろうしよかったです」


合成魔物は砂漠地帯では発見されていない。多少緑がある所で見つかっている。


緑と動物が一緒のときに魔力が当たると出来るようだ。


「うん。何!そうですか。分かりました」


「何かありましたか?」


「はい。中部地区で巨大緑ワームが出たそうです」


「分かりました。すぐ駆除してきます」


巨大緑ワームは全長20メートル。どうやら地中で増えるようだ。


俺は地中に向けてサンダーストームを放つ。放ち続ける。


中からたくさんの巨大緑ワームが出てきた。俺はファイヤーストームでそれを燃やし尽くす。


「こんなもんかな」


「ご、ご主人様あとはいないみたいです」


「我が思うに、この辺りをもう少し見回った方が良いのでは」


「確かにそうだな。他のが出てきたら困るしな」


俺たちは手分けして辺りを探してみる。しかしそれらしいものは見えなかった。これは今後も監視をする必要があるな。


監視用に戦闘用ゴーレムを100体配備した。何か見つかれば戦うし信号で教えてもくれる。そうしたらまた退治に来ればいいだろう。


今回は失敗したな。新しい発見でもあるのだが。


だがこの南神国はかなり豊かになった。転移門も設置したしもういいかな。


俺は毎日リリンとは連絡を取るようにしている。


「リリン失敗したよ」


「ナオトが珍しいのー」


「まあ、ゴーレムを100体配備したから大丈夫だとは思うが」


「あとは北神国だけだから、もうじき帰るよ」


「頑張ってなのー。たいしたものではないけど帰ったら見せたいものがあるのー」


「そうか楽しみにしているよ。またね」


「うん」


俺たちは円盤で北神国に向かった。

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