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異世界最強クリエーター  作者: チャッピーミイタン
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第125話 大魔王騒がれる

親衛隊と突撃隊の男たちとの稽古を終えた俺たちは一度魔国に戻りヴァルキリー達を連れてくることにした。


今回は最初なので上位の者50人を連れて行くことに決めている。


早速ラファエルのところに断りに行こう。


「この者たちが俺の親衛隊ヴァルキリーだ。50人連れてきたので入国の方を許可してほしい」


「それはいいのだが、なぜ全員女性なのだ」


「それは俺の親衛隊だからだ」


「意味が分からん」


「周りの者がな、俺の周りに女性ばかり置いていくのだ。だから取り立てるものも女性ばかりになってしまう」


「ああ、わかった。お前が女好きなのはよーくわかった」


ラファエルに許可をもらい西神国の首都ウエストホーリーランドより西の方に降り立った。


今日はここで訓練しようと思う。ただ訓練するのではつまらないのでここに畑を作ろうと思っている。


そのためにはまず囲いを作らねばならない。俺が土魔法で囲いを作る間に魔物が入ってこないようにヴァルキリーに守らせようと思っている。


「みんな俺が土魔法で城壁を作るので その間魔物が襲ってこないようにゴーレムを出してガードしてほしい」


「「「わかりました」」」


城壁は高さ10メートルぐらいにして かなり硬く作り進んでいく。


まあ魔力はたくさんあるので途中でへばるということはないと思うがちょっと時間がかかりそうだ。


1キロメートル進むのに10分かかってしまった。50分かけて5キロメートルほど城壁を作った。


その間に早速魔物が攻めてきた。一つ目巨人30体ほどの群れだ。


「ファイヤーストーム!」


「アイスジャベリン!」


「ファイアウォール!」


「ぐぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃー!」


4時間ほどで25平方キロメートルの土地を確保した。あとは穴を一つあけて端から魔物たちを全部追い出してやった。


「みんなご苦労さん。午前中はこれで終わりだから食事をとったら魔物を換金してくるといいよ」


「はい、わかりました。大魔王様」


妻たちは魔国に帰ったので今一緒にいるのは従者のみだ。食事ももう終わろうという時に親衛隊長と突撃隊長が現れた。


「大魔王様、今日は大魔王様の所の親衛隊が来ていると聞きました。是非我らと手合わせお願いしたいのですが」


「ああ、昼食から帰ってきてからなら大丈夫じゃないかな。闘技場で待っていてくれ」


「はい!ありがとうございます」


「よしこれで稽古は取り付けた。どんな奴が来るか楽しみだ」


「この間大魔王様と奥方たちの稽古を見ていたが壮絶な戦いでとても手が出るような状態じゃなかった」


「あんなのに勝てるなんて思ってた俺たちは考えが甘かったな」


「まったくだ。だが今日来るのは親衛隊だろう。どんな野郎が来るんだか知らねえがぶっ飛ばしてやるぜ」


闘技場


「今日は練習にお招きいただきありがとうございます。私たちが魔国の大魔王様の親衛隊ヴァルキリーです。私は隊長のソフィアです。よろしくお願いいたします」


「あ、ああ、よろしく頼む」


「なんで全部女なんだよ。しかも美人ばっかりだぞ」


「あんなので戦えるのか?」


「わからん」


「それで今日はどのように稽古をしますか」


「うん。ちょうどこちらも50人いるので一対一で時間を決めて戦っていけばいいのではないか。時間が来たら相手を変えればいい」


「わかりました」


1時間後立っていたのはヴァルキリー50人と親衛隊、突撃隊が30人ほどだった。


「なんてざまだ。お前らしっかり立たんか」


「す、す、すみません。あたたた」


「この後はどうしてますか。今のを繰り返しますか」


「うん。しかし隊員がこれじゃあな」


「うちの隊に回復魔法を使えるものもいますので回復させますよ」


「すまないな」


この稽古をあと2回繰り返してやはりずっと立っていられたのはヴァルキリー50人だった。突撃隊と親衛隊は15人ほどが立っていられたようだ。


「今日はいい稽古になりました。ありがとうございました」


「あーそれはこちらもだよ。ありがとう」


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 


それから1週間後神国のホットライン


「ちょっと魔物たちが国の方にたくさん流れてきてるんだけど。どう思うガブリエル?」


「こちらもそうよウリエル。みんな西から来るんだけれども」


「こっちもだ。西の方から魔物がたくさん流れてきている」


「まあ、ミカエルの方もなの?」


「一体どういうことなの?ラファエル」


「あー、今は土地を開墾しておりまして、その影響かも」


「何を言ってるのよ。土地を開いたぐらいで魔物たちが移動するわけないじゃない」


「いやーそれがちょっと広かったようで」


「そんなバカな。そんな広い土地を一気に開けるわけがないでしょ」


「まあ見に来てもらえればわかりますよ」


「分かったわ。行ってみましょう」


1日後


「何この広大な土地は?いったいどうやって?」


「あーこれは今うちの国に来ているお客人がやったものなのだ」


「な、なんだと?こんな広い土地をいくつもか?そんなことできるわけないだろ」


「いやそれができてしまうんだな」


「是非会わせてほしいものですわ」


「我々にも紹介しなさいよ」


「そうだね。こんなに結果が出るとは思わなかったんで。そうしよう」



「そういうわけで他の国の3人もあなたに会いたいということなのだ。どうだろうか」


「別に構わないけど」


結局東神国の代表ミカエル。南神国の代表ウリエル。北神国の代表ガブリエルと会うことになった。

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