第9話 レベルアップ
森に来て4日目
今いる拠点から魔族領側へと進むと 魔物も強く巨大化する。
素手でも戦えるが一応片手剣はあるので使ってみようと思う。
最初の相手が来たようだ。
一つ目巨人サイクロプス。全長5メートルはあり、巨大な棍棒を持っている。
あんなのをもらったらぺちゃんこにされてしまう。片手剣は使えんな。一応を鑑定してみる。
『鑑定』
サイクロプス レベル27
目や内臓が薬用で高値、魔石も価値がある。
挨拶がわりにサンダーストームを食らわす。体中プスプス言っているがまだ生きている。
だが動きは止まったのでウィンドカッターを連射して首を狙う。
見事に息の根を止めることができたので、すぐさまストレイジにしまう。
レベルが上がったようだ。レベルが上がると体調が悪くなるのでわかる。
「あー、こりゃしばらく休憩だな」
次の獲物を探すと大きな蜘蛛が出てきた。
鑑定するとデビルスパイダーと出る。 全長は10メートルはあるな。
すかさずサンダーストームを食らわす。もう一発!どうやら倒せたようだ。
これもストレイジにしまう。またレベルアップ!
「うわあああ···辛い」
俺は木の陰に隠れるようにして休憩をする。
そうだ、リリンにご飯をあげないと。ストレイジから哺乳瓶を出してリリンに飲ませる。
魔力もあげるのを忘れない。魔力は別腹のようだ。
「すげーな俺、戦ってる最中に授乳とは。 おーよしよし、また腕輪に入ってな」
翼竜がかなり上空に現れた。
まだ500メートルはある。俺はレーザー光線のイメージで指先から光を放つ。
「レーザービーム!!」
何度も撃つうちに翼竜に届く。
光が翼竜を貫き、ついに翼竜を落とすことができた。光魔法の習得だ!
俺は大きな獲物を次々と倒していく。
疲れると自分のルームで休むようにしている。
三日間でレベルが大きく上がっていた。
ステータス
サワタリ·ナオト レベル37
体力 21300
魔力 224000
力 15900
俊敏20560
耐久力38800
魔法
火魔法レベル4 水魔法レベル3 土魔法レベル3 風邪魔法レベル4 雷魔法レベル7 光魔法レベル5 時空魔法レベル5 治癒魔法レベル5
スキル
精神力具現化レベル5 鑑定レベル4 錬金術レベル4 隠密レベル4 剣術レベル3 体術レベル3
「うん、だいぶ強くなったと思うけど まだまだリリスには及ばないな。もうちょっと頑張らないと。とてもあのレベルに対抗できない。さてと拠点に帰るか」
俺は大きな木がたくさんあるジャングルのようなところを進んで拠点に帰っていく。