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~青き空の中の紅き炎~  作者: 鈴原ミオ
第1章・セイウの街
3/13

1-3

強い光が舞った後壁が壊れ崩れていく

「へへっ……流石にこれだけ強いのを当てりゃァタダではすまねぇだろうからな…」

そんなことを言いながら男達数人が中に入ってくる

彼らの周りには彼らが壊した壁が、机がそれらの残骸が広がっている

「しかし、いい具合に壊れましたね!」

「ああ流石だなあの組織は……あの人たちは流石だよ。俺らの要望に答えてくれたからな」

そう言いながら中に入ってくる男1と男2

「早く煙落ちねぇかな……」

彼らはそう言ってあたりを見渡す


そしてそんな彼らが煙が落ちてみえたの現れた光……

いや壁だ透明で黄色い壁

そこから後ろは全く壊れてなく綺麗でまるで何も無かったかのようになっている

「なんだよこれ……こんなの聞いてねぇぞ……」

その壁の一番前には少女、ミオが立っていた

「良かったぁぁ……間に合った……」

私は前に出した手を下げふうっとため息をつく

「誰だ?テメェ……」

前にいるおっさん二人は私を睨みつけながらそういった

「私?ミオだよ?」

後ろでレナがミオさん!って言っていたが真っ直ぐ前を見て話すと支持者らしき男が何かを後ろの男に伝える

「確認しろ」

後ろにいた男いや多分子分が何かをパラパラと見ている

「書いてないですね……」

「ちっイレギュラーかよ……」

そう言って持っていた紙の束を懐にしまいまた何かを耳打ちする

わたしはそれらを無視して彼らを睨みつける

「ねぇ?今のって魔法道具…それとも魔法……?

まあどっちにしても見逃せないかな……」

私は持っていたいや隠していた黒い棒…わたしの相棒を取り出す。

「お前なに者だ?」

何者ってミオはミオなんだけど…

うーん言っても意味無いかなぁ。そもそもこの人達、私を見て紅の人だって気づいてない時点で裏の人間じゃない。

これは言う必要もないな

「私?だからミオだってば。あえていうなら旅をしてるただの旅人かな……」

男達は真っ直ぐに私を見てくる

「ミオさん!何してるんですか?!早く逃げましょう!!」

レナが後ろから不安そうにそう言ってきたが私はくるっと振り返り少し笑いまた前を向く

「大丈夫だよ!見ててねレナ」

私はそう言って持っていた黒い相棒を前に出して

大鎌(サイザ)

そう唱えると黒い棒が大鎌へと姿を変える

私がニッと笑うと、男はこちらを睨みながら手に持っていた短剣をこちらに向ける

火球(フレア)

こっちに目掛けて飛んでくる火の球

私はクスッと笑いながら大鎌を前に出すと大鎌のサイズがかわり手持ちサイズになる

「よっと!」

軽く大鎌(サイザ)を振りかぶり

(ウィンド)

私がそう唱え大鎌を振ると火の玉が消え彼らに強風がかかる

「なっ……」

「なーんだもっと強い魔法使えるもんだと思ったけどそうでもないんだね」

そう言って短剣を持っている男達を睨み付ける

「さてと……ここを壊した弁償いや償い?をしてもらおっかな!」

そう言って私は鎌を構えニヤリと笑う

「それにね、火球(フレア)はねこういうのを言うんだよ?




火球(フレア)




大鎌(サイザ)をドンッと床に叩きつけると周りに浮かんできたのは人の顔ほどの大きさの火の球

それを見た目の前の男はにやっと笑いナイフを自分顔の前に持ってくる

「火の(フレア・フォイル)

目の前の男のナイフが燃える

火球(フレア)……炎の属性…私と同じか……わたしはまたにっと笑い

「大量の火球(ボーサイド)!火力勝負だね!おーじさん!」

大量の火球が宙に浮かび私の周りを囲み相手に向かって向かう

相手のナイフの火力ではミオの技には到底勝てない

最初こそ相殺していたがミオはどんどん火力を強めていく。そして男達は疲弊していき1つまた1つと男達に当たっていく。そして最後の相手に火球が当たり静寂の中に男の倒れる音が響いたのだ

「ミオさん!!」

後ろから来たのはレナとハル

「あっレナ…にハルさん!!」

あの後中に入ってきた男達は倒して警察に引き渡した。この街の警察官は優秀だなぁすぐに来たもの

私は周りを見渡すそして手に持っているものを見た。こんなものどこから持ってきたんだろうか。これは特別な魔法武器…彼自身からは魔力をあまり感じなかっただけどこれには魔力増強以上の力を感じた。どういうことだろ

持っていたものをポケットの中にしまう。はああ…こりゃ思ってるより厄介なものかもだ……

「お店壊れちゃったね……」

「お店はまた直せますし!それに誰も怪我してませんから!

ありがとうございましたお店やお客様を守ってくださって」

ハルとレナは二人同時にお辞儀をする

「ありがとう」

私はそう言って彼女達に礼をする

「ミオさんがいて本当に良かったです!あっミオさん後は警察の方に任せてミオさんは部屋に帰っていただいても大丈夫と警察の方が」

レナとハルはそう言った

「うんじゃあ戻るよ。ありがとう!」

2人に手を振って部屋に戻るために歩き始める

周りを見渡すとたくさんの人が店の周りにいるし警察が部屋を調べてるようだ。

「あの…すみません聞きたいことが」

突然後ろから声がして振り返ると警察の服を来た男の人で痩せていて茶色の髪に黒の瞳で眉が下がったなんとも頼りない感じのお兄さん

「えっと……」

「あっいえ貴方がここを守った魔法使いさんだとここの主人さん達から聞いたので…」

「あっはい…確かに私ですけど…聞きたいこととは……」

彼はペンと紙をもって私には話しかけてくる

「とりあえずお名前教えて貰ってもいいですか……?あっ僕はシンビ・ジウム…セイウの街の警察支部の担当のものです」

「あっよろしくお願いします」

私はそういってお辞儀をするとジウム警察官もお辞儀をしてくれた

「名前は…ミオ…イレスです」

「ミオ・イレスさんですか…んっ?ミオ・イレス……もしかして貴方!(くれない)の…」

「えっ?なんで知って……」

そう言ったらジウム警察官が急に目をキラキラさせながらこういった

「僕!!(くれない)に憧れてて!!こんな所で(くれない)の方に会えるなんて!しかもあのイレスさん!!」

キラキラした目で手を出されたので握ると腕ごとブンブンとふられた振られた

「えっあっうん」

急にテンションが上がったジウム警察官にビックした

「あっすみませんつい……イレスさんエリグサ地方の(くれない)でかなり強くて赤の魔法を使ってて身長が低いから小さき赤魔道士って言われてるんですよ!」

またキラキラした目で見てくるジウム警察官

思っているより勢いがすごいのでちょっとびっくりしたし身長低いの気にしてるんだよ……

「おいこら、そんなにいきなり話しかけたらイレスさん驚くだろ…」

ジウム警察官の頭がぽんっと叩かれ後ろから現れたのは白髪に緑色の目をした男の人

「あっ!パフィ先輩!」

「今はオペディルム。初めましてミオ・イレスさん

こいつが急に話しかけて済まないな…俺はパフィ・オペディルム。一応コイツの上司だ。何があったかを教えてくれねぇかな?」

白髪の青年は軽く笑いながらそう言ってきた

見た感じが硬そうな青年だったが話してみるとよく笑う人だと思った

「あっはい…」

私は彼らに何があったのかを初めから全部伝えた。何をしていたのかどんな事をしたのかを全て

「そうか……情報をありがとうな

もう部屋に帰っていい。流石にいくら(くれない)の方だと言っても一般人を巻き込む理由には行かないからな。それに観光だろ?邪魔しちゃ悪いからな…行くぞシンビ。もしかしたらまた何か聞くかもしれないがその時は頼む」

そう言って歩いていくオペディルムさん

「あっ!ちょっと待ってくださいよー!先輩ー!!……あっミオ・イレスさん!ご協力ありがとうございました!!時間のある時お話聞かせてくださいね!!」

そう言ってまた目をキラキラさせながらこっちをみるジウムさん

「あははは……」

すごく元気な人だなぁ…

部屋に戻るために私はまた歩き始めた





「あーー思ってたより結構めんどくさいかもだよ……」

魔法武器を売ったり出来るのは(くれない)と警察なんだよね…

けど警察は魔法を使えない人が多いから基本銃だし滅多使わないって聞くし……

だとすればあの組織だけなんだよねそれが出来るのは……


「名もなき組織……」


こんな端のほうの街でか…まあ端だからだと思うけど…

捕まった彼らは名もなき組織のことを言うのだろうか

でももし言ったら彼らは間違いなく

「排除される……」

だから私も隠したんだけどさ

気になるのは敵さんの持ってた武器

でもよくこれであんなに破壊できたなぁ

見た目は普通の魔法道具でも中身は破壊用の武器

普通に生活に必要なやつではあんな強力なもん放てないしていうか放つ必要も無い……私が今まで見たのでもこんなもの見たことがない

手に持っている魔法武器をクルクル回す


私はため息をつく

…………なんか思ってるより面倒臭いことになりそうだなぁ



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