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腐った果実  作者: 小大丸
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一週間

もっと家畜の執着心を見たくなり死んだような目をした家畜に囁いてみた。


お前が死ぬと家族が準場に同じ目に合うぞ。


怒り狂った家畜が暴れ出したが拘束されている為、ギシギシ音が鳴り、声にならない音を奏でていた。


なんだちゃんと反応できるんじゃないか。

とりあえず猿轡を外して会話をしてみることにした。


「家族に手を出したらぶっ殺す!!」

ほぅ。まだ強がりが言えるってことはいい事です。要点をまとめてサラッと伝えることにしました。

「あなたは私を満足するまで生き長らえなければ順番に家族が同じ目にあいます。これは確定事項です。」

「そ、そんなことできるわけないだろうが!?」

「では何故あなたはここにいるにですか?よく考えて発言しない場合は指の爪を一枚一枚剥ぎますよ。」無駄な会話は余り好きではない。早く続きを楽しませて欲しい。


「つっぅ」

「そこまで信じられいと、仰るのならいますぐ連れてきてあなたの目の届く場所で家族から順番に同じことをしてもいいですよ。良かったですね。家族が生きれば生きるほど長く生きられますよ♪」


「ゴニョゴニョ」

「ん?」

「い、いつまでだ」

「そうですね。サービスで昨日を含めて一週間でいいでしょう。」

「わ、分かった。家族には手を出すな。」

「投げやりですね。でも私も鬼ではないあなたがちゃんと生き抜ければお約束は守りたいと思います。」

「ちなみに即死なことはいたしませんのでご安心を。」

素晴らしい完全なる木偶が出来上がった。

さぁーはんだごてで何発耐えれるか早速試したくてウズウズいたします。


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