ちゃんす
ぎこちなくペンチで爪を剥ごうとしているが全く上手く出来ない。
爪を剥ぐのは意外にテクニックが必要で適当に力を入れると爪が割れてしまい綺麗に取れないのである。
逆にそれで痛みが増すのだ。上手い人ほど以外に痛くない。
ニヤニヤしながらカウントダウンしてやるとさらに焦りペンチを落としていた。
「時間です。特に時間などは決めてませんでしたが手際が悪すぎる。コレはお仕置きです。」
おもむろに延長コードの先を切りプラスとマイナス部分を素早く出し。女に押し付けてやりました。
電流が走りビクンビクンさせながら声にならない音を出していました。
「ぶっ、びっころしてやう!!」
木偶がそれを見て叫んでいます。
あーなんて心に響く音色なんでしょう。目を閉じそれに浸っていると痙攣しだしました。
おっと!?当て続けてるのを忘れていました。
「30秒休憩したら爪の続きをお願いしますね。」
時計の針を30秒にセットしてアラームが鳴るようにして円を描くように全体を木偶の周りを歩いてみた。
爪の後はどうしましょうか?はんだごてで、そのまま串刺しもいいですが素人が刺すと加減がわからずショック死させてしまうのであんまり面白くない。うーん。久しぶりに水責めでもしてみましょうかね。あれだったら最悪すぐには死ねないですしね。
考え混んでいると時計の音が鳴り響いた。
「さ、続きをどうぞ。もうお判りだと思いますが、一応説明しますが芸術的な行いは評価され、手際が悪い場合はお仕置きがあります。」
あなた次第ですよ。頑張って下さい。
「さーゲームを始めましょう♪」
女は考え込み。
まずペンチで指先を潰しだした。
す、素晴らしい。人は追いつけられると思考するようになるにですね。
しかし、そんな小さなペンチでは貴方が思っているようにはなりません。ここは私がレクチャーしなくてわ。
「素晴らしい。しかし、その小さなペンチでは貴方がしようとする事は難しい。ちょっと待って下さいね。急いで道具を持ってきますので♪それまで休憩していて構いません。」
焦る気持ちを抑えられない私はいそいそとドアを開けたまま道具を取りに地下室に向かうのであった。