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腐った果実  作者: 小大丸
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神と悪魔

ビデオを観ながらノートに記載していると、

「か、神様ぁ、たずけでぐださぁい」と泣きながら信仰にすがってるシーンを観ながら手が止まり気づいたら考え込んでいた。


キリストは十字架に吊るされ、死ぬしか出来なかったのに他人を助ける余裕などある筈がない。

そんな事もわからないのか?


私は神に感謝こそするが助けなど求めた事はない。

助かる道など自分で切り開くしかないのは真理だと思っている。

信仰にすがるしかない人間には進む努力、生きる事を考える事を放棄している。

思わず「偽善者が!?」と声に出してしまった。

七日間たったら手厚く葬ってやろうと思ったが変更だ。

神に祈るのなら私は悪魔になってみよう。


「ふはははははぁ!!」

神と悪魔がいるのなら堕天使も必要だろう。


これからは私が拷問するのではなく、天使を堕天させてやろ!!


面白い。面白い。その後、「どうなるか楽しみだぁ〜」自分以外の脚本!?まさに処女作。



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