「女神大祭の巫女たち」 登場人物 (ネタバレ有)
以下にはネタバレがあります。登場人物が増えるたびに追加していきます。
=調査隊=
越智啓次郎
愛媛文芸大学講師で郷土史研究会顧問。専門は憲法なのに何故か超古代文明ファン。古史古伝とされる「南海道伊予國上代神記」に書かれた、天空から舞い降りた羽衣伝説を真に受けていた。42歳独身。
西条詩織
大学二年生の19歳。本当は四国霊場八十八箇所に興味があるが、歩いて巡ろうとして足が吊って挫折した過去があり。華奢な体型で背は高い。
三島大輔
大学四年の22歳。大病を患い留年したので、大学5年生になるのが確定している。一度死に掛けたので人生観が変わってしまった。病み上がりなので常に一行の後ろを付いている。無口。
吉田弥生
大学二年生の18歳。詩織とは仲良し。詩織と違い体力馬鹿で骨格も太くグラマー。
=祠の関係者=
松前妙子
1985年に開かれた最後の大祭で巫女を務めた。現在49歳のはずだが30歳前後にしか見えない美魔女。祠の秘密をほぼ全て知っているらしい。
小松昭三
昭和3年(1928年)生まれの87歳。最後の大祭を取り仕切った老人。大祭の目的を伝承している最後のひとり。年相応で身体が動かないので大輔を自分の助手がわりにつかう。
空媛尊
祠に祭られている女神。日本書紀にも古事記にも記載がないので、おそらく地元に伝わる古い神。遠い昔、空から落ちてきた天女とされている。最初は隕石とおもっていたが、実体があり・・・
松前裕子
妙子の妹。三十年前の祭りに参加した巫女
=そのほか=
喜多泰造
越智の友人で「南海道伊予國上代神記」の研究家。一般にはトンデモ理論の持ち主として異端視されている。
橋笠和子
六十年前に参加した巫女。昭三の姪。