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ハーツ・オブ・チェーン  NO.3

僕の居場所

作者: Dream★Neon

僕に居場所がない。

僕の居場所がない。


僕は必要とされていない。


僕には何も価値がないから。

ここにいる価値が無くなったから。


だから、捨てられたんだ。


僕は行き場所がない。

僕に行き場所はない。


此処以外に行く場所なんて無い。

此処にいるしかない。

けれど 僕がいていい場所なんて無くて。


ただ探した。

僕を必要としている人を。

ただ泣いた。

僕は価値もない人間だと知って。


光を探し闇に泣いた。




 

途方に暮れた僕に

手を差しのべる人が現れた。



おいで。



…でも、僕には何の価値もないんだ。



そんなことは関係無いよ。

価値なんて必要ない。

必要ないんだよ。

ただ、君に側にいて欲しい。

それだけよ。



…側にいて…欲しい?

こんな僕なんかで…いいの?



なんか…じゃないよ。

君がいいんだ。

君の居場所になってあげたい。




僕は光の手を取った。


僕に居場所が出来た。







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― 新着の感想 ―
[一言] 悲しいまでに孤独を唄った詩だと思いました。 居場所。心の居場所。あるはずなのに見付からない。探しても、迷っても、どうしていても見付からない。 そんな中で必要としてくれる光は、救済に感じる…
[良い点] 何だか凄いかったです。 勢いが。 一気に読ませるのも才能です。 [気になる点] 『僕』はもう少し残酷に扱われてもいいかもね(*^-')b
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