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むにゃむにゃ、ぐーぐー寝ているしゃちん君。起こしにきたまる秘ちゃん。「よいちょ」しゃちんお布団に入るまる秘ちゃん。二人でぐーぐーです

ぴよぴよ、ぴよぴよ。


朝です。


しゃちまる村、通称まるマルソンポカポカの朝がやってきました。


「ぐーぐー」


しゃちんのおうち。しゃちん君はぐーぐーしていました。しゃちん君ははりぼてのしゃちん君でまる秘ちゃんのような特別な力はなく、頑張るし能がない生き物でした。深夜過ぎ早朝までよいちょよいちょしてたので朝はぐーぐーでした。


そんなしゃちん君の元に


「しゃちん!」

ガラリ。引き戸、ドアなのに引き戸

まる秘ちゃんがやってきました。


「朝だぽぽ」

モイモイとまる秘ちゃんがしゃちん君のおねむスポットまでやってみます。


「ぐごーぐごー」


「すごいいびきだぽぽ!」

あらぁという感じでまる秘ちゃんはまるっこい口を開きました

しゃちん君はぐーぐーねています


「あさだお〜おきておしゃち〜〜ん」

ユサユサユサユサ。

しゃちん君をユサユサ揺らすまる秘ちゃん。


「おきないぽぽ。むむ〜ん」

まる秘ちゃんはむーんと考えました。

ぐーぐーぐーぐー


「僕も眠くなってきたぽぽ」


どうちようかちらと考えた後、まる秘ちゃんも眠くなってきました。まる秘ちゃんは特別な才能がある上に頑張れもできちゃうすごいまる秘ちゃん。昨夜も夜遅くまで頑張っていました。そう、おねむなのです。


「……よいちょ」

まる秘ちゃんはしゃちん君のお布団によいちょと入りました。

すすっとしゃちん君にぴたっとくっつきました。


「…………ぐー…………ぐー」


お布団の寝息が二つになりました。


今日も二人は仲良しでした。

挿絵(By みてみん)

世界、人物、引用、元ネタ、テキスト等【引用、参考文献等】

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cien(全年齢)

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