熱
「落ち着きましたか?」
「あ、はい。ありがとうございます。」
「あ、あと…す、少しアザを触らせてくれないか?」
「え、へんたぁい!」
「…」
(うわぁ…旦那様怒ってる……)
「カノさん、こいつに触られるのいい?」
「あ、えっと…別に、大丈夫ですけど…」
「じゃあ触るぞ。」
「う、はい…」
アイノに睨まれながら、カノの手にシェントの手が触れた瞬間──
「あっち!」
「「え?」」
(あつい…?)
「え、ちょっと私にも触らせてくださいな」
「え、あ、ぅ……はい。」
「行きますよ…ってあっつあっつ!」
額に手を伸ばす。
「えぇぇ?んもー体調悪いんだったら絶対に言ってね!」
「…?体調は、悪くは無いんですが…」
カノ自身では何も分からず、ただいつも通りだった。
「え…コレもしかして何らかの事情で体調の善し悪しわかんなくなった?」
シェントの気持ちをアイノが代弁していた。
どん、どん、どん!(←いろいろ置く音)
「はぁい!カノさんは部屋にいて!!それを破ったら、破ったら………朝7時まで起きるのを許しません!」
「えっ……それ、は……………………破りません。」
「ふぅぅ…良かったぁ」(小声)
「?」
「ああ~!なんでもないよー!ハイ!と言うことで書物とかまあいろいろ置いておくんで!あ、ちなみに書物は上の方が簡単です!まぁ何かやって欲しいことがあったら言ってください!5分おきで来るんで!それじゃ!5分後に!」
早口でアイノは言うと…
バタン!
すぐに立ち去った。
(あ…言っちゃった……)
「何をしましょう……」
(とりあえず……書物でも、読んでおきましょうかね……)
まずカノがとったのは一番上の本。
積んである中で一番薄い。
(これは……読んだことは、無いけれど…お母様達が、あの子に、読み聞かせをしていた本だ…)
一応カノは6歳まではその年相応の教育は受けさせていた。
(……ああ…)
気付けば、また、涙が出ていた。
(アイノ目線)
コンコンコン
「カノさん、調子はどうです…」
すー、すー、すー、
(…気持ちよさそうに寝ている……)
「よほど、お疲れなんでしょうk……っ、」
(泣いた跡がある……)
「……………グールガ家を、もっと詳しく調べてもらうよう、旦那に言っておかないと、」
そのときのアイノの目つきは、人でも殺せそうなほど、鋭かった。
sumimasen、マージでほんっとーに、
すみませんでしたぁぁぁぁ!!!!!
いやぁ、他のシリーズとか、単にダルかったり……まあいろいろ理由はあるんですけド、ね?
新シリーズ、『「魔術師になるぞ!」でもシスコン兄が稽古を止めてきます…が、友人とともに立ち向かいます!』と、『貴方が知らない世界を描く。』、見てねぇ~!




