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この世界は

初投稿だやったぜo(* ̄▽ ̄*)ブ

数年前、地球上の各地でダンジョンが出現し、それと同時に「モンスター」と呼ばれる生物らが出現した。


モンスターは基本的にダンジョンの中に生息しておりダンジョン出現前の地球上では確認されなかった個体による独自の生態系がつくられている。


次に、モンスターは倒すと素材を落とし光の塵と化す。

その後ダンジョンで定期的に復活する。所謂「リポップ」だった。

何故ゲーム内のシステムに極めて近いものとなっているかは、未だに解明されていない。


また、モンスターはドロップをランダムで落とすことが分かっており、その中には天然ものに近いダイヤモンド、希少価値の高い金属なども含まれていて、世論のダンジョンに関する期待や関心は高まっていった。


そんな頃、国内最大級である愛知県名古屋市の名古屋ダンジョンにて大規模な「ダンジョン崩壊」が起こった。ダンジョン崩壊により大量のモンスターが地上に放たれ、自衛隊が動く事態となり、結果的になんとか収束はしたものの、多大な被害を及ぼすこととなる。


この事件を皮切りにダンジョンに対する見方は変わっていった。

このような事件を二度と引き起こさないように早急な対策が求められた。

が、それには大きな壁があった。

それは、戦力である。

越えられぬ壁に当たり、対策は諦められようとしていた。


そこにモンスターと対になる希望の存在が現れた。

それは「昇華者」である。


昇華者は「職業」を受け取った人間でその職業によるスキルを対抗手段として保有している。

そして、昇華者は「ステータスオープン!」と言うことで自分の能力を数値化した「ステータス」を見ることができ、その数値を参考にして各国では昇華者の効率的な能力向上が為されている。


昇華者は世界中で活躍し、ダンジョンの謎の解明に貢献した。

一方で、その圧倒的な力を私利私欲のために使う昇華者も増え、その対策として日本には昇華者をまとめる組織『日本昇華者協会』がつくられ昇華者の教育施設『国立昇華者学園』なども作られた。


こうして、突如出現したダンジョンに対する体裁が整えられた。


そして、昇華者は現状彼らにとって紛れもない救世主となる。


しかしながら、「ニンゲン」は知らない。


これは本来「英雄」と「魔王」の誕生に則ったものであることを。


「英雄」は主人公であり唯一の希望だ。

「英雄」はどんな逆境にも打ち勝ち、称えられ、最高の未来へ人々を導かなければならない。


「魔王」は「英雄」の一番の敵であり、目標だ。

「魔王」は人々の憎悪の対象であり、恐れられ、「英雄」に立ちはだかる大きな壁でなければならない。


そして、「英雄」と「魔王」は唯一無二でなければならない。



ーーだから、「バグ」は許されない。


世界観の説明です。

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