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番の瞳  作者: 言葉
第二章:レイアの過去
86/641

86.精霊の湖①

84話あたりがダブってたので修正しましたー!


ノアの転移で着いた湖は、魔の森とは思えない程キラキラと輝いていた。

魔素の充満している森の中で、ここだけが神聖な空気で守られているように感じる。


「わぁ・・・お母様、すごく綺麗な湖です!」


「ええ、ほんとね。久しぶりに見たわ」


二人の横でイヴも目を輝かせて湖を見ていた。


「さて、やり方を教えるにゃ。精霊は悪戯好きだけど、妖精ほど悪意はにゃい。レイアとシェリルは魔力の質がいいから喜んで協力してくれるはずにゃ。イヴは精霊の好む光の魔力が高いから、協力はしてくれるけど吸われすぎないように気をつける事にゃ」


「は、はい!・・・光の魔力ですか?」


「イヴは人族には珍しいくらいの清浄な気を持ってるんだにゃ。だから攻撃系の魔術や魔法は苦手なんじゃにゃいかにゃ?」


「そ、その通りです!魔術はまだしも、レイア様から教わった魔法は特に苦手で。治癒は得意なのですが・・・そういう事だったのですか」


「多分、イヴの遠い祖先に精霊が混じってるのかもしれにゃいにゃ。イヴの魔力はそれに近いにゃ。だからイヴは光の精霊以外と魔力を交換したほうがいいにゃ。火とか風とか・・・とりあえず、三人とも心の中で呼びかけてみるにゃ」


「ノア、なんて呼びかけたらいいの?」


シェリルが不安げにノアの前にしゃがんだ。


「助けて下さい、とかでいいにゃ」


「わかった!」


三人は湖に向かって呼び掛けを始めた。

するとレイアとシェリルの元にわらわらと光の玉のようなものが集まりだし、イヴの元にはいっそう光の強い玉がたくさん集まった。


「三人とも、目をあけるにゃ。ほら、イヴのとこには光の精霊がたくさんきたにゃ」


ノアが笑いながら光に包まれるイヴを指さした。

猫の手だから指はみえないけれど。


「ひゃぁ!眩しいです!」


「イヴはその中から、光の精霊以外にお願いしたいと呼び掛けるにゃ。レイアとシェリルは全属性持ちだからどの精霊でもいいにゃ。三人とも上位の精霊に頼めたら一番いいにゃ」


「シェリルはどの子が上位か分からないだろうから・・・姿を見せて貰えるよう頼んでみたらいいわ。上位の子ほど、大人の人に近い姿をしているから」


「わかりました、お母様!」


そしてレイアは風、火、水の上位精霊の三体、シェリルは光、風、水の上位精霊三体、イヴは火、土、水、風の上位精霊四体と契約を交わした。


「じゃ、さっき僕とやったように魔力の交換をするにゃ。精霊は全ての魔力がご飯みたいなもんだから取られすぎないように調整するにゃ。特にイヴ」


「は、はい!頑張ります!」


それからなんとか魔力を交換し、三人は改めてお互いの魔力を記憶した。


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