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～出会い～

4月20日　～出会い～

俺は、高校３年生の17歳。幼いときから「天才」だ。

「天才」とは、生まれつきに備わった才能らしい,だから俺は失敗したことがない。

そんな時の今日4月20日、クラスの中でも周りが友達をつくり始めた。俺は友達をつくろうと思わなくても「天才」だから人などたくさん寄ってくるし頼めば友達になってくれる。オーラが周りと違うからだろう。この学校は、学年ごとに3クラスある学校だ。ちなみに俺は「3年2組」だ。2年間で同じクラスになったやつのほとんどの連絡先を知っている、しかし2年間で一緒のクラスになったことのないやつが一人いた。そいつは、成績優秀、スポーツ万能、可愛い、という学年でもトップクラスの女だった。なんと今回のクラス替えで一緒のクラスになることができた。早速そいつに挨拶に行った。

「俺は近藤太陽《こんどうたいよう》、よろしく」

手を出し、挨拶をした。すると

「私は速水曜《はやみよう》、よろしく」

男嫌いなのか、挨拶はしてくれたものの、手を出し握手は交わしてもらえなかった。そのまま授業開始のチャイムが鳴り彼女は椅子に座った。俺は心の中で叫んだ。

「なんだこの女はぁぁぁぁぁ！」

ここでいつか来るであろうと思っていたことがおきたのだ。それは、「俺にまったく興味のないやつが現れること」自分でも高３のタイミングで来るとは思わなかった。これからどうなるんだろう・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 To be continued

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