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ドラニン  作者: 須方三城
1/6

1,戦慄の入学式


 誰しもが、自分は【普通】だと思っている。

 誰にでもあるのだ。【世間知らず】な時期が。


 かくいう俺、忍ヶ白(しのびがしら)家次期当主第一七代目【影楼かげろう】筆頭候補・忍ヶ白(しのびがしら)茶助さすけも、幼少の頃は自分とその周りの環境を世界の【普通】と信じて疑わなかった。


 しかし、実情は違った。

 俺は、俺を取り巻く常識は、【少々普通ではなかった】。


 薄々その事を自覚し始めたのは……小学生の頃に遡る。

 その辺りから、俺は自身の認識が世間からズレている事を実感した。いや、実感し始めた。


 最初の違和感は……確か、あれは初めて友人達を家に招いた時の事だ。

 友人達を連れて、俺はいつも通り我が家の門へと続く石段を登った。実にいつも通り、いつものペースで、滞りなく。

 途中、何度か友人達に止められた。「早い」とか、「休もう」とか。

 何の冗談だろうか、意味不明だな、小学生ってそういう意味不明なギャグとか面白く感じちゃう事あるよな……と俺は適当に相槌を打ってそのまんま登った。

 家に友達を招くのは初めてだったからすごくワクワクしていた。早く部屋で皆と遊びたいと言う気持ちが俺を急かし、あんな適当な対応をさせてしまったのだろう。


 結果、「付き合ってられない」と言う言葉を最後に、友人達は怒りながら帰ってしまった。

 まだ石段の半分も登っちゃいなかったのに。


 ちなみに、我が家の石段は総計六三四段だ。


 ……世間一般では、三桁クラスの石段を登る事は大の大人でも苦行の類…キツい事らしいと知ったのは、その少し後。


 その一件を皮切りとする様に、俺は自身と世間の間にある様々なズレを実感していった。


 世間一般では、刃物は普通携帯しない。携帯してまで使う機会があまり無い。

 世間一般では、人間は銃弾を見切れない。撃たれたら普通当たる。

 世間一般では、分身の術はフィクションの中の物。ノリや勢いではできたりしない。

 世間一般では、勉学にはノートや鉛筆を用いる。巻物や毛筆は非効率的だととっくに廃れた。

 世間一般では、変装には道具を用いる。皮膚表面の組織や骨格を意識的に変形させられる者は希。

 世間一般では、怪我をしたら医療機関等で治療を受ける。自力で施術したり、細胞活動を活性化させて無理やり傷口を癒着させたりしない。と言うかそもそも出来る者が少ない。


 他にも、背後を取られただけで死を覚悟する必要は無いとか、普段から足音を殺す事を意識する者はあんまりいないとか……


 俺の常識は、やたらに世間様から剥離していたのである。


 幼少期の俺はインドア派だったし、テレビもあまり見なかったせいか、世間に疎かったのだ。まさしく【世間知らず】だった。


 俺を育ててくれた爺ちゃんは、とても厳しい人だ。何でもかんでも聞けば教えてくれる人ではない。決して優しくない人ではないが、優しさと厳しさは別。と言うよりも、優しいからこそ厳しくするのが大人なのだろう。

 爺ちゃんは基本的に「死にたくなければ己で学べ」とばっさりな御仁だ。当然、そんな人が聞きもしない事を教えてくれるはずも無い。


 小学校では勉学よりも一般常識と言う奴を学んだと思う。

 おかげで中学校は【化物】呼ばわりされて孤立する様な事は無く、そこそこ上手くやる事ができた。……普通っぽく振舞って上手くやり過ごす事に重点を置きすぎて、友達はほとんど出来なかったが……


 しかし、そこそこ上手くやれたからと言って油断は禁物だ。

 ウチの家訓にもある、【自信は力となる、慢心は死因となる】。

 自信は持て、されど慢心する事なかれ。死を回避したいなら常に備えよ。


 俺と世間一般とで認識が一致している数少ない事。

 それは【友達がいないと寂しい】と言う事だ。


 そして、世間一般では【世間一般で言う普通】で無いと【友達がいなくなる】。


 俺はこれからも、【世間一般で言う普通】と言う状態について常にアンテナをビンビンにしておかなくてはならない。そして自然に【普通な振る舞い】をする事を心掛け、小・中学では叶わなかった【友達一〇〇人】を目指す。寂しいのはもう嫌だ。


 そんな俺も、今年の誕生日にてついに一六歳なる。つまり新高校生。


 そして俺は今まさしく、これから通う事になる晴屡矢はれるや高校の入学式に、新入生として参加している所だ。


 この高校は私服制であると聞き、入学式に臨む服装には少し悩んだ。

 何せ俺の私服は爺ちゃんが選んでくれた純和装しかない。


 いや、俺だって流石に和装を私服とする若人がこの近代社会に置いて【普通ではない】事はわかっている。

 小学生の頃に散々「武士かよお前」と言われ、一時期のアダ名が【戦国時代から来た化物】を略して【センバケ野郎】だったんだ。嫌と言う程にわかっているともさ。


 だが……過去にカジュアルな洋装を爺ちゃんにねだった時、爺ちゃんが「……そうか……そうだな……こんな老いぼれの選ぶ服は、ダサいよな……」と至極寂し気な顔をしたので「いいえ、やっぱりいいです」と自ら辞退してしまった。

 爺ちゃんは、俺に服を見繕う事に一種の楽しみを見出していたらしい。婆ちゃんから聞いた話では、呉服屋に行く度にまず俺に似合いそうな柄の布を探すほどだそうだ。

 老後のささやかな趣味が孫の服選び……まぁ、わからない話でもない。


 あれ以来、「やっぱり洋装が欲しいです」と言い出せる感じでもなく、今日と言う日を迎えてしまったのだ。


 中学時代の学ランを着ると言う手も考えたが、春休み中の成長がそれを良しとしなかった。生まれて初めて成長期を恨んだ。


 悩みに悩んだ末、俺が選んだのは忍ヶ白の家紋が入った紋付羽織袴。

 和装は和装でもこれは礼服だ。入学式と言う場に置いて、違和感はあるまい。今日一日はこれで凌げるはずだ。


 ……まぁ、入場の際に会場案内の上級生に保護者席へ案内されかけたのを鑑みるに、俺の目論見は半分失敗した模様だが。


 だが、それでも際立って奇異の視線を向けられてはいないので上出来。

 俺は概ね無事に、晴屡矢高校入学式の席に座った訳だ。


 油断しているとまどろんでしまいそうな春の陽気に包まれた体育館で、これから三年間共に同じ学び舎を利用する事になるであろう同級生達と肩を並べ、パイプ椅子に腰掛けている。

 まさしく、ありきたりな……即ち【普通】の新入生として正しい状態だろう。


 現在、舞台上に立っているのは爺ちゃんよりも不毛地帯化が深刻な中年男性。おそらくは校長だ。

 誰の挨拶が始まるのか聞き逃していたので、あの不毛中年が何者かはわからない。話の内容も無難極まりない挨拶と祝辞であり、その内容から不毛中年の立場を推し量るのは難しい。


 ……何故、あの中年の正体を聞き逃してしまったのか。

 その理由は……まぁ、何と言うか……俺がついさっき、在りし日の未熟な自分の事を思い出していた理由とほぼ同じだ。


 ずばり、俺の右隣でパイプ椅子に座っている奴が……あまりにも、【個性的】過ぎるのだ。

 その個性的過ぎる個性感の余り、俺は【普通とは何か】について考え始め、昔の自分の事を思い出していた。

 そしてその隣りの奴に気を取られる余り、司会進行様の声が脳にまで届かず、耳を突き抜けて行ってしまった訳である。結果、俺はあの不毛中年の正体がわからない。


 まぁ、良い。あの不毛中年の正体はこの際、どうでもいい。

 目上の御仁の詳細をどうでもいいと喝破してしまうのは無礼千万なのは承知の上でどうでもいい。

 俺の右隣で爆裂している個性は、最早そう言う領域の……【事件】だ。


 …………とりあえず、一旦、落ち着くべきか。

 気をそらす意味で、問題の右隣ではなく左隣に目をやる。


 俺の左隣に座っていたのは、どこにでも居そうな普通の女子……と総括するのがやや躊躇われる、美人の部類に属する女生徒。うほっ美麗。

 先に言った通りこの高校は私服制だが、彼女は制服っぽいデザインの服をチョイスしている。そのチョイスと眼鏡が相まって、実に真面目そうな雰囲気を感じる。そして美人。可愛い系ではなく麗しい系。

 おそらく来月頃にはクラスのマドンナ的ポジションを獲得しているだろうと予想される。


 ふむ、この真面目そうな感じ……いかにも委員長とかやりそうだ。委員長と呼ばせてもらおう。


 美人は見ていて落ち着く。目に優しい。

 少し委員長で網膜と精神状態を癒してから、問題の右隣に立ち向かおうと思う。

 これは決して現実逃避では無い。俺は今、英気を養っているのだ。


「……何か?」


 俺の視線に気付き、委員長が小声で問いかけてきた。


「いや、すまない。特別何かと言う訳じゃあない。美人だと思って見ていただけだ。不快だったか?」

「そう、そう言う事なら悪い気はしないわ。ありがとう」

「あと、委員長っぽいな」

「中学では生徒会長をやっていたわ」

「納得だ。似合う」

「そう。ありがとう」


 軽く言って、元生徒会長だったらしい委員長は舞台上の不毛中年に視線を戻した。


 委員長はやはり真面目だな。良い事だ。


 ……だが委員長よ……君は今、右側こちらを見て、何も思わなかったのか?


「………………」


 もう、充分だろう。落ち着いた。

 俺の精神は今、非常に落ち着いている。澄み渡っている。明鏡止水の心である。おかげでちょっと眠くなってきた。


 静かに、視線を委員長から外し、右隣へと持っていく。


 ……やはり、個性的過ぎる。


 穏やかな湖の水面の如く落ち着いていた俺の心に、また無数の波紋が広がる。

 まるで餌を投げ入れた鯉池の如く荒れる。委員長効果で訪れた眠気が一瞬で吹っ飛んでしまった。


 やはりおかしい。絶対的におかしいぞ……【こいつ】。


 しかし……俺以外の誰もまるで【こいつ】の事を意に介していない様子。

 どうなっているんだ、これは……おかしい、絶対におかしい。

 何と言うかこう……もう、この状況に対して腹の底から異議を申し立てたい。

 もう良いのか、俺、叫んでも良いのか。


 ……落ち着け。とりあえず、もう一度だけ委員長を見ろ。そして深呼吸だ。

 よし、明鏡止水再び。一旦視線を足元に落とす。明鏡止水を維持しつつ、思考を働かせる。


 これはあれだ。改めて一度、整理し直すべきだ。


 春の陽気に当てられて、俺の思考能力が根本的に低下している可能性がある。

 とりあえず袖口に仕込んでいたクナイを取り出し、ゴム製の安全キャップを外す。

 解放されたクナイの先端を、軽く指先に突き刺した。


「ッ……」


 ぬッ……思ったより、深くブッ刺してしまったが……まぁ丁度良い程度だろう。

 僅かな痛みが脳へと向かう。僅かとは言っても、脳みそを叩き起こすには充分な刺激のはずだ。


 よし、これで俺は今、まともな思考能力を取り戻したはずだ。

 錆にならない様にクナイの刃先を袖で拭い、キャップを嵌めて袖口に戻す。

 指の傷は傷周辺の細胞活動を活性化させて修復。この程度なら過剰表現抜きの一瞬で癒着完了である。


 さぁ、今、俺はまっとうかつ普通の思考をする事ができる状態だ。

 試しに左隣を見る。やはり委員長は美人であり、委員長っぽい。むしろさっきよりも美人で委員長っぽく感じる。俺の認識能力が正常値に戻った証拠だろう。

 この調子で俺の右隣に座っている人物……いや、奴の特徴を一つずつ分析していこう。


 まず、デカい。座っているのにかなりデカい。後ろの奴らは絶対舞台上が見えてない。

 推定される身長は二メートル五〇センチ弱、と言う所か。中学時代の物だろうか、学ランを着用しているが、パッツンパッツンだ。学ランの生地の上からでもその隆々とした筋肉の形が浮き出ている。


 ……まぁ、ここまではただ単に異常にデカい奴、と言う話で済むだろう。


 問題はここからだ。


 まず、【鱗】だ。

 服で隠れている部分は定かでは無いが、俺から視認できる部分は、隙間なくびっしりと硬そうな鱗で覆われている。

 見た感じ金属に似た質感の鱗だ。非常に防御力が高そう。俺でも一撃で砕くのは難しそうだ。

 そしてその鱗に覆われた頭部の形状は……馬の様に長い。だが馬面と言う印象は受けない。まぁ、強いて言えば爬虫類面である。口の隙間からは漂白剤のCMに使えそうなくらい真っ白な牙が確認できる。

 ちょっと仰け反ってパイプ椅子の後方を確認すれば、そこには虚空をゆらゆらと蠢く太ましい尻尾が一本。これまた鱗に覆われている。


 まぁ、何だ。整理した結果、俺はある結論に達した。


 ……こいつは、【ドラゴン】と言う奴では無いだろうか、と。


 四肢の配置等、肉体の基本形状は人間のそれに非常に近い。

 しかし、鱗を備えて生まれ落ちる哺乳類なんてアルマジロ系くらいだろう。類人猿にはいなかったはずだ。

 そして人間の歯はあんな杭みたいな形状はしていない。八重歯と言うのは、あっても前歯数本のはずだ。

 更に言わせてもらえば、我々ホモサピエンスは平地での生活を始めると共に尻尾と言うものも捨て去った類人猿である。


 総評、俺の隣りにいるのは、多分ドラゴンだ。

 少なくとも、人間ではないはずだ。


 いくら俺でもドラゴンについては色々知っている。【普通】とはなんたるかの知識を求め、図書館の蔵書を読みあさっていた頃にその概念に触れた。

 ドラゴンとは、山奥や洞窟の深奥など、人の手の及ばない所に生息していると言う希少生物だ。確かビッグフットとか、フライングフィッシュとかの類……そう、【UMA(ユーマ)】と呼ばれるものに属する生物。


 何でそんな【未確認生物】がこんな所に……!?


 ……以上が、俺が今、非常に混乱している理由である。


「……ん?」


 ふと、ドラゴンの学ランの左胸の所に、刺繍がある事に気付いた。

 俺が中学生の頃の学ランにもあった。名前の刺繍だ。


 刻まれていた文字は【超絶竜王】。


 間違いない、こいつはドラゴンだ。少なくともドラゴンに準じる何かだ。


『以上、校長先生からの挨拶でした』


 あの不毛中年が校長だった事を報せるアナウンスを聞き「あ、校長だったのか」と心の隅で思いながら、俺は確信した。こいつドラゴン。すげぇ。初めて見た。


 ………………待てよ……確信した所で、俺はどうすれば良い?


 周囲の様子を見回してみる。誰一人として、このドラゴンに構う様子は無い。

 このドラゴンに関して挙動不審になっているのは俺だけだ。


 この状況下で、こいつについて騒ぎ立てるのは……果たして、世間一般的にアリな事なのか?

 皆が普通に受け入れていると言う事は……もしかしてもしかするが……


 ドラゴンって……もしかして、普通の生き物なのか?


 そうだ、俺が読んだ蔵書に書かれている事はかなり古い時代の出来事っぽかった。騎士とか出てきたし……魔女とかも普通にいた。

 魔女は確か一七世紀頃の魔女狩以降、なりを潜めた存在。魔女狩りで絶滅したとも言われている。

 つまり、魔女が普通に生活していた事を示唆する記述からして、あの蔵書が記した時代は一七世紀以前の出来事である可能性が高い。

 三〇〇年以上も前の話……と言う事は、この三〇〇年でドラゴンへの価値感が変化している可能性は充分にある。


 俺が今まで関わる機会がなかっただけで……もしかしたら、ドラゴンと言うのはそう騒ぐ様な存在では無い……のか?


「あのう」

「っ!」


 不意に、【右隣】から地響きの様に腹の底に響く声が聞こえた。

 明らかに、俺に向けて放たれた声だった。


 意識を現実に戻してみた所、俺の視線と、例のドラゴンの視線は、しっかりと交差してしまっていた。


「僕に、何か……?」


 僕って面か、そして声か。

 いや、まぁ他者の一人称にケチを付ける事に何のメリットも無いし、どうでも良い事ではあるのだが。


「……いや……その……」


 何と言えば良いのだろう。

 正直に「ドラゴンだから見ていた」と言って良いモノか?

 もし俺の推測通りドラゴンが世間一般的な存在であるとしたら、それを物珍しいと凝視するのは妙な事だ。

 入学初日から「忍ヶ白茶助は妙な奴」なんて噂が広まってしまうのは非常に困る。


 ……そうだ。


「……な、名前だ。その名前、何と読むのだろうと思ったんだ」

「名前……ああ、確かに、初見じゃ読みにくいですよね」


 よし、取り繕えたッ……!


 そう、こいつの名前は今までに類を見ない雰囲気。確実に一般的では無い。

 その名前に興味を持つ事は決して妙な事では無いはずである。

 俺の予想通り、ドラゴンの方も不審には思っていない様子。


「苗字は超絶こえだち、名前は竜王タツオと読みます」


 こえだち、タツオ……うむ? 聞こえは割と普通の名前だな。


「あなたは?」

「あ、ああ。俺は忍ヶ白茶助。姓が忍ヶ白、名が茶助だ」

「しのびがしら……変わった苗字ですね」


 そうか? まぁ少なくとも字面ではお互い様だと思うがな。


「これから、よろしくお願いしますね、茶助くん」

「あ、おう。よろしく頼む」


 握手を求められたので、とりあえず無難に応答し、握り返す。

 ……掌はそこそこ柔らかいが、やはり鱗は硬いし冷たい。鉄っぽい。


 だが、まぁ何だ。このタツオとやら、外見や声質は中々に物々しいが、口調や性格はそう悪いモノでは無さそう。


 …………とりあえず、こいつへの対応は、ドラゴンについて調べてから決めよう。



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