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社会生活における規範というもの。

人が社会生活をする上で従うべき規準(ルール)のことを「社会規範」といいます。いわばスポーツのルールのようなものです。


「法」も社会規範の一つですが、社会規範には、この他にも道徳というものもあります。


刑法の話をしますが、


モーゼの「十戒」の中にある、


①「殺すなかれ」、

②「姦淫するなかれ」、

③「盗むなかれ」という戒め(道徳規範)は、


刑法199条(殺人罪)、235条(窃盗罪)、177条(強姦罪)として法に取り込まれています。


同じくモーゼの「十戒」の中にある、


①「父母を敬え」、

②「隣人に対して偽証するなかれ」、

③「隣人のものを欲しがるなかれ」といった人格高潔の人でなければ守れないような戒めは刑法には取り込まれていません。


その道徳に違反しても、自分自身で悔悟(悔い改める)・反省(自省)することになるとか、周りから軽蔑されたり、非難されたりするに過ぎません。


されどこの道徳の部分を軽視しがちになった。


現代社会では「法」と「道徳」は区別する方向性が目立ちます。


「法」の外面性、「道徳」の内面性ということもよくいわれます。


法は人の外部に現れた行為を規律するものであり、道徳は人の内心を規律するものであるということです。


その重要な大切な言葉を、イエスキリストが残しています。


89 イエスは言われた。”なぜあなたがたは杯の外側を洗うのか。あなたがたは、内側を造った者が、また外側を造った者であることが分からないのか”


※人は己の外面だけ飾り、内面にある道徳的な意味は度外視しがちです。


これが現代の、人種差別や、いじめ、挙句の果てには世を滅ぼす原因になりかねません。


キリストは、「内側を造った者が、また外側を造った者であることが分からないのか」と言っています。


このシステムを作った者こそ「神」であると言いたいのです。

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