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済 『何を食べるかより誰と食べるか』

作者: 嶋 一彦

『何を食べるかより誰と食べるかが大切』

妻が両親の世話中の為、近頃はひとり晩酌が定番となっている。そのためどうも食卓に彩がない。味とか品数とかではなく、なんとなく華がないのだ。


そこで、たまには独身時代に培った腕を奮おうと、まずは湯豆腐あたりから始める事に。出汁は、干し椎茸と昆布を水からもどし、そっと豆腐を沈め込み、ポン酒をたらりと落としたら、弱火でコトコト我慢の時間。土鍋の音が変わり、吹出口から蒸気が抜ければ『召し上がれ』のサインだ。

当時の職場の事務員さんから、教えてもらったレシピは健在である。ウマい!身体の内側から温まる。レンチンとは異なる温度感に感激だ。温かい料理がこれほどまでに人を喜ばすものかと、あらためて心から感激した。


時節柄、人恋しい季節となった今日この頃。今度は妻に水炊きでもご馳走しようかと企んでいる。


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