大学無償化
大学の無償化について真里は思う。
「2025年度から3人以上の子どもを持つ世帯について、大学の授業料などを無償化する」
これはいいこと?悪いこと?
真里の家に関して言えば、子供は3人いて、ちょうど真ん中の子が大学に上がる年頃に施行されることになる。
正直助かる。
しかし少子化対策になっているかどうかと言えば、多分ならないだろう。
真里が思うに、これは国民側から見た少子化対策ではなく、国としての少子化対策である。
少子化が進むと何が困るって、納税者が減り、年金受給者等の税の支出の方が多くなることだ。
子供の数を増やす政策は、何故か(笑)何を打ち出してもうまく行かぬ。
ならば、少ない日本人をなるべく高額納税者に育て上げるのはどうだろう。
労働人口は、海外から入ってくる数を調整すれば何とかなるだろう。
必要なのは税収だ。
大学を無償化し、なるべく多くの子を大学に進ませ、稼がせ、納税させる。
日本のビジネスにおいて、リーダーシップをとり稼ぎまくり納税しまくるのは、流動しやすい外国人ではなく、日本に根を持つ日本人であって欲しいのだろう。
国民の目線と、政治家の目線、このズレは
相当大きい。
これを何とかしないと、少子化を本当の意味で改善は出来ないのではないだろうか。
政治家を選んでいるのは我々だ。
我々もまた、政治家のことをよく見ておらず、理解しないままでいるんだろうと思う。
せっかく国民主権なのだ、日頃からよく見てよく考え、相互理解を目指して主権を行使したいものだ。