第19話 初のレベルアップ!
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おはようございます。異世界3日目です。
今朝は2人一緒に6時前に目覚めた。
チャロンはメイド業務を免除されている状態なので、早起きしなくてもよくなったらしい。
昨夜は諸事情により2人とも汗をたくさんかいたので、朝から一緒にお風呂に入ってさっぱりする。
うん、もちろんいろいろスッキリしていただきました。
朝になって僕の僕も元気に復活していたしね。
おかげで気持ちよく体が目覚めましたよ。
お互いに体を乾かして着替え終わってから、ステータスのチェックをしてみる。
昨夜は疲れて寝ちゃったから新たな生活魔法の特訓?の成果を確認してないしね。
いつもどおり「ステータス」と呟くと、
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・名前(年齢):七条 拓(21歳)
・種族:人属
・レベル:2(←1UP)
・スキル(メイン):お手伝い
・スキル(メイン)の効果:他人の仕事を見よう見まねで手伝うことができる。
スキルの無い人よりちょっと早く仕事のコツを掴める。
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(補足説明)
・「お手伝い」のスキルは自分が見て、触れて、感じて、聞いて、あるいは自分に対して行使された他者のスキルの初級版または簡易版をサブスキルとして取得することができる。
・取得したサブスキルは、訓練あるいは使い込むことによりオリジナルのレベルまで向上できる。
(向上のスピードは使用頻度及びスキルの種類による。レアスキルほど時間がかかる傾向がある。)
(サブスキル)
・【鑑定系】:「目利き」
・【生活魔法系】:「点火」「点灯」「洗浄」「放水」「乾燥」「汚れ除去」「吹き付け」
「吸引」「氷結」「氷粒」「土台」「石粒」「空気研磨」(←NEW)
・【弓術系】:「弓術(上級)」、「魔力誘導(中級)」
・【テイマー系】:生き物係(見習い)
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おお、無事に「空気研磨」も取得できていたようだ。
特訓?の成果があって何よりである。
というか、レベルが1つ上がっていたことにビックリする。
昨日の夕方のステータス確認から今朝までの変化はチャロンといろいろ気持ちいい事をしただけなのだが・・
人として「1つ上」にステップアップしたということなのであろうか?
元の世界でそんなコマーシャルがあったような気がするが・・。
このレベルシステムの採点基準ってよくわからんね・・。
◆◇
気を取り直してチャロンと一緒に食堂に行って朝食をいただく。
うん、今朝も美味しいです。
チャロンと一緒にしっかりと朝食をいただきいたあと、食後のコーヒーを楽しんでいたら、離れた席から視線を感じる。
ちらっと見ると、また高校生男子達が僕たちのほうを見てヒソヒソしている。
「あんな可愛い娘と・・。」、「僕もメイドさんを・・」、「リア充にはDeathを・・」等つぶやいているようだ・・。
高校生女子達もニヤニヤしている。
なぜか弓道部後輩の亜季ちゃんはジトっとした眼で見ているが・・。
もしかして怒られてる?
気にしても仕方がないのでチャロンと本日の訓練プランを話し合う。
チャロンが使える生活魔法は夜に部屋でも訓練できるので、他の城勤めのスタッフのスキルをいろいろ見て回ろうということになった。
城内にはいろんな裏方作業をする職場や、騎士団や魔法士団が使用する武器、防具、魔法具等を製造・修理する工房もあるらしい。
まずはお手伝いスキルを伸ばしたい僕にはありがたい話である。
食後のコーヒーも終わってチャロンと一緒に食堂を出たところで、弓術士ガールの亜季ちゃんと目があった。
どうやら待っていてくれたらしい。
「おはようございます。タク先輩。昨夜はいろいろお楽しみだったようですね(ジト)」
と朝から直球でつっこんでくる。
な、なぜ?知っている?
「同級生の男子チームがヒソヒソ噂してましたよ。先輩の部屋からずっと声と音が響いていたって。
男子チームは同じ階に住んでるんだから気をつけてくださいね。」
な、な、なんとそんな状況だったとは?
全く気づいてなかったというか、気にもしてなかったぞ!
「先輩は今日はどんな訓練をするんですか?」
「う、うん。今日はいろんな工房を回ってお手伝いさせてもらおうかと思ってるよ。
お手伝いくらいしか役に立てないからね。」
「そんなこと無いと思いますけど。先輩の腕ならきっと一流の弓兵になれますよ。
また弓術場にも遊びに来てくださいね。一緒に訓練しましょうね。」
と言うと、クルっと体の向きをかえて去って言った。
昨夜の営みが他の高校生男子に筒抜けだった事実を知らされた僕たちは恥ずかしさで顔が真っ赤である。
チャロンは
「タクさん、すみません・・。
実は生活魔法の中に風魔法を応用した『防音』の魔法があるのですが・・、
事前に使うのをすっかり忘れてました。
先輩からはお務めの前に必ず「防音」の魔法をかけるのよ、と教えてもらっていたのですが・・。」
と告白する。
なんと、風魔法で防音!
そこはテンプレの魔法があったのね?
「いやいや、気にしなくていいよ。今夜から気をつけよう。
音の件は気にしてなかった僕も悪かったね。」
「はい、「今夜」のお務めでは忘れません!」
何気に今夜のお務めも約束されてしまった・・。
まあ、断る理由はないからいいけどね。
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