表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
花の歌、剣の帰還  作者: 天谷あきの
第七章 シルヴィア=ラインスターク
87/251

シルヴィア=ラインスターク(10)

「カーディスは大丈夫かしら。エルギン王子が動いたのですって。カーディスはね、」


 服を着終えて鴉を元どおり抱き上げ、ごくごく小さな声で囁いた。


「シルヴィアにもはっきりとは言えなかったことなの。カーディスは王に背くつもりなのよ、だからわたくしにも、王が代わるまでは求婚できないって、どうか許してくれって、言っていたの。それにね――僕の人生は自分のためにではなく、償いのためにあるのだって、あなたをこの人生に巻き込んでいいかどうか、本当に迷っているって――わたくしは巻き込まれたいの。あの人を愛しているわ。覚悟はとっくに出来ている。お父様に背くことになっても。いよいよその時が来るのかしら。わたくしは、そう、だから絶対安全な場所にいなければならないのよ。カーディスがいよいよ起つのに、エルギン王子の元へ参じようとするのに、わたくしが枷になるわけにはいかないの。ええ、カーディスは、わたくしが王に囚われても、決意を曲げたりはしないわ。曲げられるようななまなかな決意じゃないもの。けれど苦しむでしょう。それはわかっている。これ以上苦しませるわけにはいかないじゃない、女が廃るというものだわ。さあ支度は出来た。窓から出られるかどうか、見てみましょう」


 衣装戸棚を出て窓へ歩み寄った。一階の屋根がすぐ真下に見えている。右手に井戸が見える。正面には芝の植えられた庭園だ。でも手入れがいいとは言えなかった。少し前まではきちんと手を入れられていたに違いないが、落ち葉がそこここにつもっており、植え込みの輪郭も少し歪み始めている。


 ――ウルクディアは離反した。


 アイオリーナは窓の外を見ながら考えた。


 ――だからこの、アルベルトの屋敷も、本当は閉じられているはずだわ……


 けれど無人ではないようだった。人の話し声が階下で聞こえる。

 屋根の勾配はかなり急で、アイオリーナは窓から出るのは諦めた。転げ落ちたらケガをして動けなくなる上、アルベルトに捕まってもっと厳重に閉じこめられてしまうだろう。それではアルベルトがさっき出て行ったあの扉を試してみようかと、思った矢先のことだった。


 その扉が、開いた。

 アイオリーナは硬直した。


 けれど入ってきた人物の方が、もっと驚いたようだった。ふっくらとした見覚えのある顔がまじまじとアイオリーナを見ていた。黒髪だ。今までに何度も顔を合わせた。友人、と呼べる立場にいる存在だった。


「……ヒリエッタ」

「……アイオリーナ様」


 ヒリエッタはまじまじとアイオリーナを見、そして、中に入って後ろ手に扉を閉めた。目はまだアイオリーナを見ていた。何か待ち受けるように――

 と、鴉が舞った。かあっ、と鋭い威嚇の声を上げて、ヒリエッタに襲いかかった。ばさばさと翼の羽音が鳴り渡り、ヒリエッタは横に逃げた。そして卓にたどり着き、茶器の下から盆を引き抜いた。茶器が派手な音を立てて倒れた。ヒリエッタは構わず、盆を鴉に振り下ろした。かあっ、と悲鳴を上げて鴉が床に叩きつけられる。


「やめて!」

「どうしてあなたがここにいますの――!」


 呪詛のようなヒリエッタの声がする。鴉はひるまずに再び身を起こし、ヒリエッタに挑んだ。黒い羽が舞い散った。振り回された盆を避けて舞い上がり、両足でヒリエッタの黒髪に掴みかかろうとする。若草色の鎖は先ほどの衝撃で落ちていた。ヒリエッタの脚がそれを踏みにじり、盆で鴉の攻撃をはじき、再び振り下ろそうとする寸前で、


「おやめなさい!」


 アイオリーナは割って入った。ヒリエッタを守ろうとしたわけではない。ヒリエッタの攻撃から、鴉を守ろうとしたのだと、割って入ってから気がついた。


「いったい何事なの!? 説明して頂戴、ヒリエッタ=ディスタ! どうしてあなたがここにいるの、それはわたくしが聞きたいことよ!」

「アイオリーナ様」


 ヒリエッタはアイオリーナに様をつける。自分より身分の高い人間にはみんなそうだ。

 シルヴィアにはつけなかったと、アイオリーナは苦々しい気持ちで考えた。この人や周囲の令嬢たちが、シルヴィアにどんな仕打ちをしていたかを、アイオリーナは不覚にも、シルヴィアが失踪するまで知らなかった。シルヴィアがいなくなって、行き先を探ろうと大勢の令嬢たちに根掘り葉掘り訊ねたおかげでそれを知った。シルヴィアは一言も言わなかったのだ。アイオリーナは悔しくてならなかった。アイオリーナが知ったなら、令嬢たちに思い知らせてやることなど簡単だった。でもそれをすれば、周囲の全てを敵に回すことになる。ラインスターク家の名も評判が落ちたかもしれない。だがアイオリーナはそれを厭わなかっただろう、すべての令嬢を敵に回しても、シルヴィアを守る方を選んだ。今からでも思い知らせてやりたいと苦々しい気持ちが渦巻いた。だからシルヴィアは、一言も言わなかったのだ。あの気高い妹は。アイオリーナを巻き込まないために。


 だからかもしれない、と、ヒリエッタを睨みながら思った。そのわだかまりがあるから、ヒリエッタの方が悪者に思えたのかもしれない。先に手を出したのは鴉の方だったのに。


 鴉はまだ嘴を開け、翼を広げてヒリエッタの隙を探っている。アイオリーナは鴉にそっと手を伸ばした。


「おやめなさい。この人はわたくしの友人なの。ねえヒリエッタ、あなたはどうしてここにいるの。あなたも連れてこられたの?」


 ヒリエッタはアイオリーナを見、鴉を見、自分の足下の鎖を見――

 ため息をついて、乱れた髪に手をやった。


「そうですわ。アイオリーナ様、なんですの、そのお姿は」

「逃げるためよ。ドレスでは差し障りがあるもの。あなたもお着替えなさい」

「逃げる?」

「もちろんよ。こんなところにいるわけにはいかないもの。お父様の」カーディスの。それは言わずに微笑んだ。「足枷になるわけにはいかないわ」

「まあ……」


 ヒリエッタはつくづくとアイオリーナを見た。


「お強いのね、アイオリーナ様。わかりました。わたくしも着替えますわ」


 頷いて、鎖を拾い上げた。それを見もせずに自分のドレスの隠しに仕舞ってしまった。鴉に返せとも言いづらく、衣装戸棚の方へ向かうヒリエッタの後をついていく。


「そちらにまだたくさんあってよ。いろいろな大きさのものがあったわ。ねえヒリエッタ、あなたはどこに捕まっていたの? ここにどれくらいの人数がいるかとか、わかるかしら」


 鴉は渋々と言いたげにアイオリーナの後をついてきた。振り返って左手を差し伸べると、少し迷った末に、飛び乗ってきた。肩に移って、うずくまる。黒々とした瞳はたぶん、今もヒリエッタを睨んでいるのだろう。


 どうしてヒリエッタをこうも敵視するのだろうと、疑問に思った。

 そしてヒリエッタが叫んだ言葉。


 ――どうしてあなたがここにいますの。


 あれはアイオリーナのことを言ったのだろうか。それとも、鴉のことを。

 でも多分アイオリーナのことだ。だってヒリエッタは徹底している。召使いのことは『お前』と呼ぶのだ。いわんや鴉をや、というものではないか。


 ヒリエッタが答えて、アイオリーナは我に返った。


「大勢いましたわ。わたくしは枷をはめられてはいませんでしたの。怖くて恐ろしくて、逃げるなんて思いもよらなかった」

「大勢って、どれくらい? あ、脚衣はその辺りよ」

「どうも。人数は……よく見ませんでしたわ。でも話し声がしていました。大勢の」


 どうだろうか、とアイオリーナは、脚衣を見つけて着替え始めるヒリエッタを見ながら考えた。ヒリエッタはひとりでやってきた。たぶん、アイオリーナがここに来たから、同じ部屋に行けと言われて来たのだろう。けれど普通、誰かに連れられてくるのではないだろうか。


 ここはウルクディアだ、と言っていた。ラインディアからは馬車で四日近くかかる。父はもうアイオリーナの失踪に気づいているはずだ――テッドが一緒にいた――が、まさかウルクディアにいるとは思っていないはずだ。アルベルトは油断している。見張りもそう大勢いるとは思えない。たぶんヒリエッタの連行に割く人数もいないのではないだろうか。


 けれど時期が時期だとも、楽観視しようとする自分をたしなめた。カーディスが挙兵する瀬戸際だ。万一にもアイオリーナに逃げられては困るだろう。それにウルクディアは離反したのだ、アルベルトにとってはここは敵のまっただ中のはずだ。もしアイオリーナが窓辺で大声を出したら、近隣の住民がアルベルトの存在に気づくかもしれない。街の兵が様子を見に来るかもしれない。その兵を撃退するくらいの人数は、揃えているかもしれない。


 王はアンヌ王妃を警戒している。その息子がどんなに仮面をかぶっても、挙兵の間際には保険をかけたいのだろう。そしてそう、第一将軍への牽制にもなる、万一にもエルギン王子に与したりしないようにと。二重の保険、それが自分だ。なんと重要な人物だろうか。この人物を奪い返されないためになら、王は大勢の人数を割くだろう。

 着替え終えたヒリエッタを、アイオリーナはつくづくと見た。


「ヒリエッタ」

「なんですの」

「あの男が、ここを、ウルクディアだと言ったわ。それは本当……かしら」

「本当ですわ。信じ難いことでしょうけれど」


 ヒリエッタは頷いた。


「そう……本当に信じ難いわ。ああ。そうだわ。素敵な鈴をありがとう、ヒリエッタ。あの男が一緒に持ってきてしまったの、今あちらの卓の上にあってよ」


 言うとヒリエッタは、アイオリーナをじっと見た。

 そしてにっこりした。


「ええ、先ほど見ましたわ。どういたしまして。お気に召しまして?」

「……ええ」

「綺麗ですわよね。黒くて冷たくて、本当の闇というのはきっと、ああいう色ですわ」


 ヒリエッタはうっとりとそう言う。アイオリーナは曖昧に頷きながら、


 ――シルヴィアに判断を仰ぎたい。


 そう思った。


 ――ヒリエッタの趣味は、わたくしとは合わないようだ。


 シルヴィアはどちらに与するだろう。もしかして、アイオリーナには分からない美しさが、あの鈴にはあったのだろうか。そうかもしれない。散々趣味が悪いと言われて来たのだから。


 それにしても、と、アイオリーナは心を切り替えた。ヒリエッタが加わっても、全く心強い気がしなかった。この人を連れて逃げられるだろうか。自分ひとりでも難しそうなのに。正直言って、足手まといが増えたとしか思えなかった。見捨てて逃げるのが本当は一番いい、でも、それが自分に出来るとも思えなかった。ヒリエッタは友人だ――シルヴィアならば見捨てたりはしないだろう。アイオリーナは衣装戸棚から先に立って出ながら言った。


「窓は無理そうなのよ。ああ、敷布を裂いて綱を作ればどうかしら」

「庭にも何人かいましてよ」

「じゃあ日が暮れるまで待った方がいいかしら。廊下を見てみるわ。ああもう、おとぎ話だと気配を探るとかあっさりやっているのだけれど、わたくしには出来そうもないわねえ」


 言いながら廊下に出た。床にはふかふかの絨毯が敷かれていて音がしない。階段の上から覗き込む――確かに、階下で幾人かが話し声をたてていた。厨房の方でだろうか、器の触れあう音もしている。先ほどの乱闘の物音は、外へは漏れなかったのだろうか。

 部屋に戻るとアイオリーナは言った。


「こちらからも無理そうだわ」

「……そうですの」

「逃げるのが最善だったのだけれど……では次善の手を打つわ。ヒリエッタ、筆記具を探して頂戴」

「筆記具を……」

「探して頂戴ったら。ああいいわ、ここに文机がある。ここに住んでいた令嬢はいったいどういう方かしら? 大きさも趣味もとりどりのたくさんの衣装に宝石、豪奢な寝台に凝った作りの文机か。王妃の部屋かと思うけれど、でもいろいろな大きさの衣装があるのはどういうわけかしらね。良かった、便せんもある」

「手紙を……書きますの」

「ええ、ウルクディアの街の代表へ向けてね。わたくしの筆跡を知ってくれている人がいるといいのだけれどね。いるわけがない。悪戯だと思われないように祈るわ。――さて。ウルクディア代表殿、拝啓――」


 アイオリーナはさらさらと手紙を書いた。


「至急救援を請う、不法な手段で監禁されている由、大勢の兵をもってクレイン=アルベルトの屋敷を包囲されたし、わたくしどもの家族は御身のご尽力に感謝するでしょう――敬具。アイオリーナ=ラインスターク。どうかしら。拝啓って、おかしいかしらね。まあいいわ。あなたも署名を」


 ヒリエッタは躊躇ったが、もう一度促すと、諦めたように、アイオリーナの名の下に自分の名を書いた。ヒリエッタ=ディスタ、と。

 アイオリーナは薄い便せんを丁寧に折りたたんだ。ヒリエッタはつくづくとアイオリーナを見ていた。


「書いて、どうしますの」

「出すのよ、もちろん。ねえお願い」


 アイオリーナは肩から鴉を下ろして、手紙を差し出した。


「先ほどはわたくしの友人があなたを叩いたりして、ごめんなさいね。ケガはどうかしら。飛べるといいのだけれど。あなたならば誰に渡せばいいかわかるでしょう? わからないかしら? ここから離れた場所にね、大きな壁があるのよ。壁に沿って、内側をよ、内側を進むと、いつか門に着くわ。その辺りに深緑色の制服を着た人がいるはず。深緑色ってわかる? 待って――ほら――こういう色よ」


 アイオリーナはカラスをつれて衣装戸棚に駆け戻り、深緑色のドレスを指さした。


「お願い、頑張って頂戴。わたくしたちは隠れているわ。あなたが助けを呼んできてくれるまで。大丈夫、あなたなら出来る。信じているわ。そう、しっかり持って」


 鴉は脚でアイオリーナの差し出した手紙を掴んだ。アイオリーナは鴉を抱き上げて、窓辺へ連れて行った。


「深緑色の制服を着た人に渡してね。開いて読みさえすれば、緊急だってわかると思うの。わかった? ――わかったかしら……」


 不安になった瞬間だった。


「かあ」


 鴉が言った。そして頷いた。羽ばたきの音がして、初めは少しよたついたが、鴉はすぐにしっかりと飛び出した。アイオリーナは食い入るようにその背を見つめた。みるみるうちに遠ざかっていく。ああ、なんて賢い鴉だろう。


 もう二度と、鴉を害鳥などと思うまい。


「どうして鴉などを信じますの」


 ヒリエッタが呟く。アイオリーナは振り返って、青ざめた頬を笑みの形にして見せた。


「瞳を見たからよ。あんなに優しい瞳を見たのは久しぶりだわ。……さて、隠れ場所を探さなければ。あのね、ヒリエッタ。今廊下に出てみて気がついたのだけど、廊下が思ったよりも長かったの。廊下側には扉もなかったし、この部屋には隠し場所がある気がするわ。それも結構広い」


 アイオリーナは向きを確かめ、そちらに向き直った。正面に、大きな姿見が見えている。


「わたくし、子どもの頃から誘拐に備えていろいろと厳しく教わっていたのよ。こういう建物には隠し部屋がつきものなの。もっと大きな建物だと隠し通路なんかもあるものだけど……あの鏡が怪しいと思うわ。あの中は空洞だと思う。あそこなら隠れられる」

「おやめなさい」


 ヒリエッタが鋭い声を上げた。アイオリーナは鏡に向かいかけていたが、その剣幕に驚いて振り返った。


「なぜ?」

「わたくしもそれには気づきましたわ」


 ヒリエッタは一瞬視線を彷徨わせた。

 そして頷いた。


「そう、隠し部屋があると思いますわ。でもわたくしたちがすぐに気づくような場所を、ここの持ち主が気づかないと思いまして? わたくしたちがいなくなれば真っ先にそこを捜しますわよ」

「ああ……そうね」


 アイオリーナは納得して、部屋を見回した。


「あなたの言うとおり。じゃああそこはやめましょう。寝台の下もたぶん真っ先に捜すわね。それじゃあ衣装戸棚の中かしら。それとも廊下に隠れられそうな場所が……扉を開けておきましょう。ね。それから敷布を裂いて、窓辺に吊しておきましょう。そうすればわたくしたちが窓から逃げたと思ってくれるかもしれないわ」


 浅知恵というものだろうと思いながらも、アイオリーナは敷布を引きずり出して裂いた。ヒリエッタに半分を押しつけると、困ったようにひねり回していたが、アイオリーナの手つきを見て、諦めたように真似をした。割いた敷布をつなげ合わせ、途中にいくつかの結び目を作って、窓辺の緞子の陰にしっかりと結わえた。


「ちょっと待って。……ああ、駄目ね。これじゃ一階から丸見えだわね。逃げようとしているのに気づいて今すぐ上ってこられたらいけないわ。ああもう、せっかく作ったのに」


 アイオリーナはつなげた敷布を丸めて緞子の陰に押し込んだ。


「無駄なことをさせて申し訳なかったわ、ヒリエッタ。さて、隠れ場所を捜しましょう。廊下を見てくるわ」

「廊下だなんて。この階にはこの部屋しかないようでしたわよ」

「そうね、でも厠だとか」

「厠!」

「……では掃除の道具を入れる隙間だとか」


 言ってみたが、ヒリエッタの表情を見て諦めた。ヒリエッタは頭が硬い。こんな時だというのにと思うとイライラしたが、仕方がない。


「ではしょうがないわ。衣装戸棚にしましょう」

「それがいいと思いますわ」


 ヒリエッタは言って、さっさと衣装戸棚に向かった。アイオリーナはため息をついた。やっぱり見捨てて逃げた方がいいのかもしれない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ