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The ARK  作者: にゃらふぃ
第3章 可憐の英雄
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第X話「読者の皆様へ」

 皆様、お久し振りでございます。そして永らくお待ちいただきまして誠に、誠に有難う御座います。

 執筆を絶ってしまってから早1年。長々と御待ちいただいている皆様には大変申し訳ありません。

 当方、仕事の関係上、また趣味の動画編集やゲームなどの寄り道で全く執筆をしておりませんでした。書く気が無かったわけではありませんが、やる気が出ないのです。

(それはつまり書く気が無いことと同じでは……?)


 仕事の行き帰り道や入浴時、就寝前など、本作品の妄想を一度たりとも止めたことはありません。いつか書きます。

(こんな駄文書いていないで本編を書け……)


 ごもっともでございますね。しかし長く間を置くと分からないこと、忘れてしまうことが出てきてしまう。

(自業自得……)


 なので本投稿は“The ARK 第3章”のストーリーとはあまり関係ありません。自身へのお復習を兼ねて投稿しています。また設定が曖昧だったり、変わってしまっているところがあってしまった場合、本投稿からの新設定ということで誠に、本当に誠に恐縮ですが受け入れて頂く様お願い申し上げます。

(ふざけるな。それでも一クリエイターか……)


 仰る通りです。それでもライフワークとしてやっている以上二転三転してしまうことがあるでしょう。そこは皆様の寛大なるお心で今後ともよろしくお願い致します。


 それではおさらいをどうぞ!

[おさらい]

 ビッグバン。それは宇宙の起源とされる大爆発。宇宙の始まりはその爆発で生まれ、長い年月を経て銀河や星、生物が、人間が誕生した。

 しかしこの世界では違う。ビッグバンは宇宙の誕生であるものの、爆発と同時にひとりの神が産まれた。


 名は、アーク。若干35歳ほどの人間の形をした男だ。

 彼は長い年月を掛けて自らの血肉の一部を分け与え、火や水、風を主として司る(なかま)を増やしていった。そして11人の神を揃え、アーク神族(ファミリア)となった。

 彼らアークファミリアは神の種族であり、それぞれの身体に自らの属性を司る紋章が刻まれている。

 これにより、その属性の能力や魔法を最大限、いや無限大の力を扱える……。


 そう……、この世界には魔法が存在する。それだけではない。魔術や錬金術、妖術などの摩訶不思議な力があるのだ。さらに神は、永久に朽ち果てることのない不老の身体と切り刻まれ、煮られ、焼かれ、溶かされ、粉砕され、蒸発さえされても死ぬことは絶対に無い不死身の身体を持つ。しかしながら痛みはある。


 彼らアークファミリアは最初の銀河系を創造するべくあらゆる事象の試験を繰り返す。星と星を衝突させたり、ガスを噴出させたり、星を爆発させたりと気の遠くなるような時間を要して漸く銀河系の中にアーク自らの名を取った星系を創り出した。

 さらに幾つもの惑星をも産み出し、太陽から6番目の惑星を生命誕生の場に選んだ。

 その名も、惑星アーク。


 惑星アークは、自転周期が48時間、公転周期が372日を持つ一般的な惑星だ。これが基本的な惑星と言われ、アーク型惑星と称される。


 長きに渡る時を経て、惑星アークは大地に海と緑が誕生する。アークファミリアによる初めての生命が住める星となったのだ。のちに星都ともなるコールスマンウィンドウ付近に聖域を11人の神々と創り、その場を中心に惑星内外の生命や宇宙環境を産み出すのだった。


 また再び長く永遠とも言われる時間の渦を旅する神々は遂に人類誕生計画を実行に移す。これは、この宇宙を神だけの世界にするのではなく、第三者と共存共栄の出来る世界にしようとする試みのひとつである。


 新たなる神を迎え、公転周期を一月増やし403日となった。そして彼らアークファミリアは己の肉体を模した最初の生命体、人間(にんげん)を産み出した。


 セルビアと名付けられたその人間の男は、産み出される人類の指導者となるべくアークファミリアと似た能力を与えられた。不死身且つ不老不死はもちろん、己と同じ種族を増やす人体製造機能だ。

 彼はゲスチオンヌと呼ばれる人類を管理する職に就いた。そして知識や知恵などの教養から生きる糧を教えられ、次々に産み出される人間の先頭に立ち人類誕生計画の完成を導く。


 彼らは集落を作り、町を作り、都市を作ると今度はアークファミリアに反旗を翻す。


 突如起きた人間の反乱に神は屈することなくそれを殲滅した。神に勝つことなど不可能であり、もし勝利となればそれは宇宙を再び大暗黒の時代へと誘うことであろう。


 1年もしない内に人間の反乱は終焉を迎える。そしてこの歴史はアークファミリアの汚点として後世に語り継がれることとなり、彼ら自身、もしもゲスチオンヌの生き残りがいた場合は抹殺を決意する。


 セルビア致命傷を負い、聖地から遠く離れた土地の地下へと潜り、来るべき時が来るまで待つのだった。


 時は流れ、人類はより大きく進歩し国家を形成、様々な人種や動植物も惑星内に広く点在したことによりアークファミリアの計画は終了する。アークは公の場にて惑星アークを人類に委ねることを明言し、これにより星歴制を導入。

 星歴0年、人類の歴史が今まさに始まったのだ。



 時に星歴は133年、惑星アーク最大の国家“アーク連邦”のとある村に程近い森林地帯の合間を流れるせせらぎにひとりの中性的な青年が水を浴びている。

 と言っても、膨らみのある乳房、女性らしさが垣間見える臀部、そして色白な肌に腰の辺りまでに掛かるワインレッド色の髪が風に吹かれ揺らめいている。

 顔立ちは幼さが残り、右目を黒色の眼帯で覆い隠され覗くことは困難だが、もう片方の左目は透き通った蒼色だ。その瞳に映る目前の光景は青年が創り出したと言っても過言ではない。


 彼女の名は、ヴィクトリア。アークファミリア10番目にして風を司る神だ。

 とある村へ入る前に水浴びをしている。清潔な身体を保つためだ。

 一度(ひとたび)村へ入ったのならば村民にとって彼女は客人であろう。客であろうと不潔な格好で歩いていてはいけない。

 が、彼女の服はボロボロだ。ただ単に水浴びをしたかっただけなのかもしれない。


「アーク連邦、ランク地方……」

 目前の山々を見て彼女は呟いた。背伸びして腋をさらけ出す。周囲に誰もいないことが幸いか。しかし彼女は例え異性の人間、或いは人外がいたとしても気にはしないのだ。

 彼女曰く、人は必ず裸で生まれてくるものだから見られても減るものではないという。無論無理矢理見られるのは気にする。いや寧ろ憤怒か叱責するだろう。


 さて、彼女は今とある村への入口手前にいるわけだが、なぜ神がそのような場所にいるのかと言うと使命があった。それはゲスチオンヌ殲滅の、アークファミリア最大且つ唯一無二の汚点の抹消を担う大切な使命だ。


 前述したように、アークファミリアはゲスチオンヌを殲滅したものの全てを殺しきることが出来なかった。指導者のセルビアを始め、新たに誕生したシルヴィアらが彼の代わりに各地で勢力を拡大している。


 彼らは唯一不老不死や不死身を殺すことの出来る神剣ジェノサイドをアークより強奪した。これによりアークファミリアは危機に晒されている。

 一刻も早く神剣ジェノサイドを奪還し、ゲスチオンヌを滅ばさなければアークファミリアの未来は永劫叶わぬこととなる。


 ヴィクトリアはゲスチオンヌの拠点、並びにシルヴィアの行方、そして寄り道として自らが創った世界を渡り歩いているのだ。


 水浴びを終えてサラシを乳房に巻き始める。やや大きく実っているが巻いてしまえば男性に見えないでもない。

 髪を頭頂部よりやや下のあたりで結びポニーテール姿になる。こうなると顔立ちからも相まって中性的な姿となる。


 さて彼女はとある村で起こる事件にどう巻き込まれるのか、それは第1章をお読みいただけると幸いです。


 斯くして、ヴィクトリアは初めて仲間と呼べる人間であり孤児の“バーン・カーサス”と出逢い、彼は彼女の生涯僕(しもべ)としての下僕の地位を手に入れたのだった。

 アークファミリアの下僕になるとその神と同じ紋章が対象者の身体の一部に現れる。これは一生涯消えることはない。さらに神と生涯を共にするため、不死身の不老不死の身体となる。即ち、苦痛も長続きするのだ。


 ヴィクトリアとカーサスは互いに数百年ほと旅をし、小さなゲスチオンヌの集落を壊滅させたりした。そして第2章で新たに“ハンマー・ワトソン”と呼ばれる黒人の奴隷を仲間にした。


 そして第3章ではヴィクトリア、カーサス、ワトソンの3人となった旅が始まっている。一体どんな旅になるのか、引き続きお待ち頂けると幸いです。

 はてさて、実はこの回を書くのにも数ヶ月ほど掛かっていたりします。書き初めは半ばまで直ぐに書いてしまうのですが後半は失速、長々と時間を掛けてしまっています。


 でも言い訳ですが、色んな設定を妄想しているんです。後々に使う、言わば伏線回収的なナニかを考えてはいるんです。

 無論、ストーリー上で使うかは別なのですが……。


 言い訳にもほどがあるというのは承知しております。

 そんな糞みたいな私の作品を冷たい目で見守っていただける方、もう暫くお待ち下さいませ。


 それでは失礼いたしまする……。

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