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とあるコンビニ店員の立ち読み書籍。

レジ業務

作者: ストライト

いらっしゃいませ。


お次でお待ちのお客様、どうぞ。




●煙草の場合。

「お売りできません」


①未成年


②未成年に見えるので身分証などの提示を求めたとき、不運にも忘れてきてしまった人


③未成年なのは明らかなのに強引にワルを目指している人


④なぜ、あなたが…?という人


⑤未成年じゃないのは明らかだけど「今確認しましたところ在庫が切れておりまして」


⑥もうどうしようもない人(警備会社に通報)



※未成年の喫煙は法律で禁じられています。

体にも悪いし。




●エロ本の場合。

「むしろ男を感じました」ほぼノンフィクション編



早い足取りを感じ、私はレジへと急いだ。


彼は静かにその商品を置いた。



表紙に踊る、人妻の二文字。



彼のその情熱は私の心を揺さぶった。


彼の手から代金を受け取ったとき、彼の目は燃えていた。


丁重に紙袋に詰めてから私は言った。


「ありがとうございました、またお越しくださいませ」


後列の男子高校生は商品を抱えたまま、くるりと踵をかえして店内の雑誌コーナーへと消えていった。




…お母さん、

今日もいい仕事しました。




窓からは小春日和のあたたかな日が差していた。





※12月の箏でした。


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