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第3回ショー部式ラノベラジオだぁ!!…罰ゲームで司会をやらされるとはね…

「第3回!」


「ショー部式ラジオ!!」


「「だーっ!!」」


「…なんでこんなテンションでやらなくてはならないの!?私、こんなキャラではないですわ!」


「文句を言うな、大道寺。これがカオルが言う罰ゲームなんだ、諦めろ」


「…その諦めの良さ、怖いですわ。さすが幼馴染みですわね」


「まぁ、伊達にあのど天然娘と一緒に居るかって事だな」


「…とりあえず、今回のこのラノベラジオは何をしたらいいのかしら?私は何も聞いては居ませんが…」


「強いて言うなら『無題』だ」


「…また漠然とした難しい話題を提起してきましたわね…さすが部長ですわ」


「今回は罰ゲームとして今回の放送分を私たち二人で企画して運営してとの事だったからな。まぁ仕方ないだろ」


「では瞳先輩、進行をお願いしますわ?私はそれに対しトークしますから」


「ちょっと待て大道寺。なんでそこで問題を私に丸投げにする?」


「だって私後輩ですし」


「…ずるい」


「特権ですわね」


「…仕方ない、なら進行するぞ!えーと、今回の企画は…おにぎりの具についてにしようか」


「おにぎりの具…ですの?」


「そうだ。この世の中にはおにぎりの具は沢山あるんだ。それの中でおもしろい具を探してみようじゃないか」


「…私はあまりおにぎりを食べないので、まず普通どんなものが具なのか教えてくれませんこと?」


「普通ならツナマヨとか、梅とか、昆布とかかな?私のお気に入りは天むすだ」


「てんむす…??それはなんですの?」


「な…大道寺!?アンタ、天むすを知らないのか!?めっちゃもったいない!」


「…そんなにおいしい物ですの?」


「天むすは、簡単に言えばおにぎりの具の中にエビ天が入ってるんだ。そのエビ天がうまい具合に天つゆにかかってて、これが美味なんだ!♪」


「…あ、あついですわね」


「おうよ!おにぎりなら天むすだ!」


「でもそれじゃあ今回の放送は稼げないんじゃなくて?」


「う…くそ…ならこうだ!大道寺がどんな具ならおいしいと思うか、言ってみな!」


「…う~ん…エビマヨですかしら?」


「…普通だなぁ…」


「じゃあ…淳?」


「げ。…今回は巻き込まれないと思ったんだが…」


「河内、一人だけ逃げるとかはアタシは許さないぞ!」


「…はいはい。…俺ならたくあんがありかなと…」


「…それっておにぎりの歯応え的にどうよ!?」


「ですわね…」


「じゃあ聞かないで下さいよ…」


「カオルはどうだ?」


「ふにゅ?私にもふるの?」


「当たり前ですわ!元々このラジオは部長の発案ではないですか!」


「まぁそうだねぇ…お肉はお肉でもぉ、猪のお肉はどうかなぁ?きっとおいしいと思うよぉ?」


「カオル、それはコスト高くなるだろ…」


「あくまで食べたいものだからいいんだもん♪」


「…じゃあ、弓佳先輩はどうです?」


「…あたし…ポテチをふりかけがわりにして握ったら…おいしいと思う…」


「…」


「…弓佳、それは普通にありな気がするな」


「…うん…」


「じゃあ風、最後ですわ」


「…う~ん、うなぎの蒲焼きを入れたらおいしいと思うんだけど…」


「それもコスト高そうだな…」


「ですよね~。だから…鯖の味噌煮とかどうです?」


「渋いですわね…」


「だっておいしいもの♪」


「じゃあ…結論出すか、大道寺、頼む」


「…現実味があるのは…ポテチですわね」


「じゃあ、近々ポテチにぎり作るか!」


「では…今回の放送…」


「「終わりっ!!」」



※今回もご想像通り声のみです。ラジオですからね(笑)

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