勝負!⑨…ババ抜き対決!!ショー部の意地か、その他メンバーの下克上か!!(笑)
とある日の日曜日、俺は蜜柑と猫原を連れて部室に足を運んでいた。部室にはいつものメンバー以外に憐香の執事、奏夢さん、それに桜先輩の妹、コハルが居る。そしてこの十人を2つのグループに分けて、部活としてババ抜きをすることになった。先に上がった二人が決勝で再び戦うらしい。あと、前回説明し忘れたが、各グループ最下位の人はばつゲームがあるらしいぞ
…俺の居るグループを勝ち上がるのは正直難しいんだがな。頭のきれる人間ばかりが集まったからなぁ…
『私…簡単には勝たせないから』
俺たちのグループでは最年長の阿見津先輩。…頭いいんだよな、この人
「奏夢?主人である私に勝つなんてあってはならないこ…分かるわね?」
「分かりませんが?例えバカが相手でも容赦はしませんよ」
「…そのバカって呼び方、やめてくれませんこと!?」
勝ち気な憐香、そして常に冷静な奏夢さん。…この二人も侮れない。そして…
「淳さん。私、遊びでもまじめにやりますからね?」
「…お好きにどうぞ」
すべてが未知数なコハル。…まぁ、やるしかないか
そしてカードが配られ、同じカードを捨てていく。…五人居るせいか、皆のカード枚数も少ないな
カード枚数
河内、3枚
阿見津 4枚
大道寺 2枚
草影 4枚
桜(妹)4枚
…俺の手札には3、7、K。…てことは他の誰かがジョーカーもちか
とりあえず順番は俺からで時計回りに、阿見津先輩、憐香、奏夢さん、コハルとなる。とりあえずまず俺は阿見津先輩からカードを引く。…Jか
そして3順、各々がカードを引いていくが一向に捨てる人間が現れない。…まぁ、人数が多いとなるんだよな。だが…
「…あ、ありましたね」
「な!?…奏夢…!?」
草影さんが二枚捨てた。こうして草影さんは後二枚。…動いたな
そして4順目、俺が阿見津先輩のカードを引くと…3だ!
「俺もありました」
「!?」
阿見津先輩が驚いた顔をしてる横で俺が二枚捨てる。俺も後二枚だ
河内 2枚(8、K)
現在→阿見津 3枚
大道寺 2枚
草影 2枚
桜(妹) 4枚
そして次、阿見津先輩が憐香の持つカードを引き、それを捨てる。…阿見津先輩も後2枚か
「…」
「…やばいですわね」
「中々ないなぁ…」
渋い顔をしながら手札を見てるのはまだワンセットも捨てれてない阿見津先輩と憐香とコハル。憐香に至ってはスタートからリーチがかかっていたにも関わらずの状況で焦っている
そしてその後、コハルが俺のKを引き、それを捨て2枚になる。…8、阿見津先輩は持ってるのか…?
『引きたまえよ!』
阿見津先輩は何故か意気揚々だ。…俺の手札知ってるの?
そして俺は阿見津先輩からカードを一枚取る。…8だ
「…あがりっす」
「!!?」
…手応えねー。これじゃ読者もつまんないだろ!?
『…持ってないと思ってたのに…』
阿見津先輩は本気で悔しがっている。…いや、別に机を叩くほど悔しいことじゃないでしょ?
河内 0枚 1抜け
現在→阿見津 3枚
大道寺 2枚
草影 2枚
桜(妹) 2枚
そしてこの後阿見津先輩が憐香のカードを引き、ワンセット捨てる。そしてその後にはコハルが阿見津先輩のカードを引いて捨てた。…2抜けはコハルか
「やった!」
『…最年長の意地が…』
阿見津先輩はがっくり肩を落としている。…あんだけ意気込んでたもんなぁ
そしてその後草影さんが3抜けし、残ったのは阿見津先輩と憐香になった
「…」
「さ、さぁ、よろしくてよ?」
そして阿見津先輩が憐香のを引き、それを捨て阿見津先輩は後2枚。…憐香、引けるか?
「こ、これですわ!」
そして引いてみると…
「…ふふ…」
「な…!?」
ジョーカーだったんですね。阿見津先輩はしてやったり顔、憐香は顔を青くしてる。そして次は阿見津先輩の番だ
「…」
「!?」
そして阿見津先輩が引くと…それを捨てた。…敗けは、憐香だ
『意地は見せれたかな?』
「…くぅ~っ!!」
とりあえずこっちのグループは俺とコハルが代表になった。そして…
「こっちも終わったよぉ~♪」
桜先輩のグループも終わったらしい
「河内、そっちは誰が勝った?」
「俺とコハルっす。…そっちは?」
「こっちか?カオルと風だ」
…風?時雨先輩負けたのか!?…意外だな
「負け抜けはアタシだ。…アンタの妹にやられたよ」
「蜜柑っすか?…やられましたね」
苦笑いを浮かべる時雨先輩。…ばつゲームあるんだよなぁ
そしてこれから、決勝戦が始まる…!
決勝メンバー
河内 淳
桜 カオル
桜 コハル
朝野 風
ばつゲーム
時雨 瞳
大道寺 憐香