表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
86/128

仲間が増えたよぉ♪♪だからぁ…

「おーい、朝飯出来たぞー」


「…むにゃ…まら眠いの…」


「うにゃ…」


「…日曜は毎回この調子か…全く、怠けすぎだ、お前ら!」


とある日の日曜日、俺はいつも通り朝飯を作り二人をおこしに来た。…日曜だからのんびりしてもいいんだが、今日はそうは行かない理由があるんだ


「…ショー部に呼ばれてるって言ったら行くって言ったのはお前たちだぞ?…起きないなら俺は行かないからな」


「「行くーっ!!」」


それをいうと、二人は飛び起き台所に走っていく。…随分な心変わりだな


今話した通り、今日は蜜柑と猫原をつれて部活に行くことになっているのだ。…先日の部活で、桜先輩が


「私の妹がくるからぁ、どうせなら同年代の子が居た方がいいしょぉ?♪」


との事だ。…理屈は分からなくはないが、なんでわざわざ桜先輩の妹…桜コハルはくるんだ?


「…さて、あいつらが飯食ってる間に準備しとくか…」


今日は部室に全員揃う筈だ。…遅くなったらいじられそうだから早めに準備しておくか


そして準備を済ませ、居間に行ってみると蜜柑と猫原が準備を終わらせていた


「おにーちゃん!準備れきたぁ!!」


「あたしも出来たにゃ!!」


「そか、じゃあ行くぞ」


「「はーい!!」」


そして俺たちは学校に向かった…



「…うぃーす」


「お邪魔しまぁす!!」


「こんにちにゃ!!」


「あ、来たねぇ、あっちゅんファミリー♪」


「ご無沙汰です、淳さん」


部室のドアを開けると、部室には桜先輩とその妹、コハルが既に部室に居た


「…他の人はまだっすか?」


「うんにゃ、もうきてるよぉ?」


そして桜先輩の言葉に呼応するように時雨先輩、阿見津先輩、風、憐香が部室に入ってきた


「…今日の部活は賑やかだな」


「…私、こういうのも嫌いじゃない…」


「あ、みかんちゃんお久しぶり!♪」


「シスターズですわね」


各々が好き好きに会話をしてしまってる。…収拾がつかねぇ!?


「はいは~ぃ♪皆静かにぃ♪」


それを桜先輩が手を叩き静めた。…珍しく部長っぽいぞ?


「じゃあ、皆座ってぇ♪」


そして全員椅子に座る。…何を始めるんだ??


「じゃあ…これからババ抜きするよぉ♪」



「「は??」」


その反応、なるよねー


「…桜先輩、さすがにこの人数じゃババ抜き成立しないっすよ…」


「だからふたチームに別れてやるよぉ??皆で合わせて10人いるから五人五人に別れてねぇ♪」


「…10人?カオル、全員で9人じゃないか?」


時雨先輩がいう通りだ、俺、風、桜先輩、時雨先輩、阿見津先輩、憐香、蜜柑、猫原、コハル…9人だよな?


「淳さん、私をお忘れですか?」


「…!?奏夢さん!?」


後ろで声がしたかと思ったら、背後に奏夢さんが立っていた。…いつの間に!?


「奏夢、アナタも出るの?」


「出たら迷惑ですか、このおバカさん?」


奏夢さんもどうやらやる気らしい。…マジか


「じゃあ、皆クジを引いてぇ♪」


そしていつも通り、割り箸で作られたクジを皆引く。そして、このような感じに別れた

Aグループ

河内 淳

阿見津 弓佳

桜 コハル

大道寺 憐香

草影 奏夢

Bグループ

桜 カオル

時雨 瞳

朝野 風

猫原 実樹

河内 蜜柑


「…俺はAグループか」


俺は属したAグループは中々苦しい感じだ。頭がきれる阿見津先輩、奏夢さん。攻撃的な憐香。未知数ながらしっかりものなコハル。…中々勝つのは難しいなぁ。そしてBグループは桜先輩に時雨先輩のダブル三年が有力かな。他は勝負勘があまりない風、ボーッとしてる蜜柑、こういう頭を使うことが苦手な猫原。…まぁ、3年二人が妥当だよなぁ


「じゃあ、行くよぉ…♪ショー部のぉ~…」


そして、いつも通りの掛け声が、部室に響き渡る!


「「勝負!!」」



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ