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イメチェンしてみようの回!!

「ハロハローっ♪」


「おはよー…っす!?」


とある日の部室。俺は珍しく部室に一番乗りだったのでラノベを読んでいた。すると桜先輩がやって来たのだが…


「…あの、桜先輩?…髪型変えました?」


いつものストレートヘアを1つにまとめ、ポニーテールになっていた。…まぁ、これはこれでかわいいんだけど…すごく違和感あるなぁ…


「どーぉ?似合うぅ?」


桜先輩は笑顔で俺に顔を近づけてくる。…桜先輩はさほどイメージ変わらないなぁ


「まぁ、いいんじゃないっすかね?俺は嫌いじゃないっすよ」


「にゅふふぅ♪さい先いいねぇ♪」


「さい先?…桜先輩、今度は何をたくらんでるんすか?」


「まーまぁー♪とりあえずまったりしよーよぉ♪」


「…うぃっす」


そしてとりあえずは桜先輩とお茶会になる


「それにしても何でいきなりイメチェンなんすか?なんかあったんすか?」


「ふにゅ?…簡単に言っちゃえば…」


「部活動、だな」


「?しぐ…れ先輩!?」


次に現れたのは時雨先輩だ。だが時雨先輩もなんだかいつもと違う。…頭にリボンをあしらったカチューシャをつけていた。…これは斬新だ。活発な時雨先輩に可憐なリボン…これはなんか…うん


「…時雨先輩もイメチェンっすか?」


「…そうだよ。まぁ…似合わないだろ?」


時雨先輩は顔を赤くしながら俺に聞いてくる。…こんな時雨先輩見たこと無いな


「まぁ…似合わないことはないっすよ、時雨先輩も女性っすから」


「…そ、そうか…」


とりあえず時雨先輩がお茶会にまざる


「にしても、時雨先輩、よく断らなかったっすね」


「まぁ、部活って言われたら仕方ないさ」


「その割にはまんざらでも無かったんだよねぇ??」


「…う…」


「…時雨先輩…」


「こんにちわー♪」


「ごきげんよう、皆さん」


そこに風と憐香がやって来た。…部活をしながら


「…風と憐香もか」


「そりゃあねー♪」


「イメージチェンジをしても私の魅力があふれでるのは変わりませんから」


風はショートヘアの髪にエクステをつけてロングに。憐香はセミロングの髪を…切った!?


「憐香!?お前、髪を…」


「なんとなくですわ」


憐香は自分の髪を切ったことにも動じていないようだ。…髪って女の命じゃなかったか?


「ねーねー!あたしはどう!?」


風は本当に違和感がない。昔の風は髪が長かったのだ。高校に入ってから髪を切ってしまってはいたが…やっぱり長い方が風らしいな


「いい感じじゃないか??」


「でしょ?♪」


そして風と憐香が加わる。こうして残ったのは…


「桜先輩、阿見津先輩はどうしたんすか??」


阿見津先輩だけだ。ただ、コンスタントに増えてきたわりにはいつもなら阿見津先輩は既に来てるはずなのだが…


「そういわれたらそうだねぇ…弓ちゃん、ずいぶん時間かかってるねぇ?」


「…居るけど?」



「うぇいっ!?」


え!?なんで俺の後ろに阿見津先輩が!?しかも…今までみつ編みの髪をほどいてる!?…腰まであったの!?それに…声!!


「…珍しく調子がいいんだ…」


「は、はぁ…」


「…どうかな…勇気、出したんだけど…」


「い、いい感じっすよ?」


阿見津先輩は俺の答えを満足そうに聞いていた。…今日の部活は、俺の血圧があがるものだったな…


そしてこの後、いつもと違う皆といつも通りまったりな時間を過ごしたのだった…

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